温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

明日は普通に仕事でも、「星野源のオールナイトニッポン」

連休明けて、そのぶん遅れた仕事を取り戻さねばー!そのためには早く寝ないとなー、とかチラッとは思うけど、

起きてる以上、リアタイです!

 

 

「こんばんはーおげんさんよー」

ゆるっっ!(笑)

「おげんさんのオールナイトニッポン〜!」

 

おげんさん、好評でなにより!

仕事いっぱいが好きな人でも、ゴールデンウィーク仕事はやっぱりちょっと淋しいのね。

 

一曲目、マイケルー!

星野源は本当にマイケル大好きだね。

おかげで聴く機会が増えたよ。

 

「おげんさんといっしょ」について語る。

あれはオールナイトニッポンとおんなじノリだったなー。

正直、スタッフが心配で入れたくしゃみ動画や食べ物画像はいらなかったな(笑)

ゆるくても面白かったよ。

マイケルと一緒に止まる、なかなかスリリング。

この番組は可能ならリアタイして欲しいよね。

リアタイだからこそのスリル(笑)

そう、好きなことを熱く語るのを聴くのは面白いよ。

隆子!キレキレ(笑)

うん、タカコよりタカシコの方がいいなぁ。

ワンカメについて熱く語る星野源がいいでふね。

やっぱり熱い話は知らないことでも面白い。

あー確かに、セット移動をそのまま映すのは新鮮だなー。

普通は切り替えだよね。

隆子、オールナイトニッポンに出た時も思ったけど、音楽の趣味マニアックだよね。

細野さん、一時期の女性歌謡曲の提供多いもんな。

おおーおげんさんトークで30分!(笑)

MV集、楽天ブックスで予約したー!

 

ジングルのコーナー)^o^(  

いきなりくだらな系ー!この落差がいいのよ(笑)

4月からタイムフリーで菅田将暉オールナイトニッポン聴いてると、星野源オールナイトニッポンのCMが入るのが新鮮。

きた!ドーテーのプロ!そして和太鼓渋い(笑)

そしてまだまだおげんさんトーク

 そうだよね、細野さんって業界では神だもんなぁ。

ねずみくん、もっと歌って欲しかったなー。

みんな生舞台経験豊富な人達ばっかりだったし。

で、ジングル(笑)

きた!吹奏楽!「時よ」だー。すごいなぁ耳コピで3日かぁ。

で、ノーパン透視、この落差。

かわいいおとーさんだ💕おかあさんはねー、リアリストだからね。

えー!お父さんに彼女できたのいうの?

そしてお父さん‥‥‥😅

最近常連さんが少ないなー。ちょっと淋しい。

 

このジングルノーパン「火曜深夜」を聴くたびに笑ってしまう。

すごいなーまだまだおげんさんトーク

第2弾もありそうだなー。セット勿体無いし。

いいセットだった。

わかるー!NHKってニュースの受けがいいよね。

ハマくんのインスタ!後で見なくては!

わーい!豚野郎‼︎久しぶり!

お、父上だ、久しぶり!元気ー?(笑)

豚野郎ですが。

この、声出す前に目で見て笑いがもれるとこ、好きだ。

いつの間にかいっちゃう💧豚野郎三連発!

今日は星野源先に笑うなぁ。

トンボ、確かに馬鹿すぎる(笑)

3人連続バカ(笑)

いやー1週あくと濃いなー。バカばっかりだなー。

パパかわいそう💧ママ、子供は見てるんだから、子供の前でパパの文句言わないでー💦

歌聴くだけでこんなに笑える番組って‥‥。

よく聞くけど、そんな初恋の人の名前つけるのかな?

そしてラスト、根が暗い。

生きていくって大変なんだね。

だから、歌で笑わないの!ヒドイよー(笑)

曲、あれ?今日まだ2曲目?

キリンジ好きだねー。あんまり聴いたことなかったけど、これも星野源のおかげで聴く頻度上がったよ。

 

やたー!次はイントロくそやべぇ‼︎

このコーナー大好きだー(((o(*゚▽゚*)o)))

お尻の穴、バツってかわいい〜。 

あー確かに今日はお父さんかわいそうシリーズだ💧

「大迷惑」40代ならユニコーンだねっ!

 「真夏の夜の夢」初めて聴いたときショックだった。

ゲットワイルド!日村さん弾けるんだ?もうじき誕生日だけど、今年はどうかな?なんだかんだいってきっとやるよね。

抱きしめてトゥナイト!へー筒美京平アンド森浩美なんだ!

みんな90年代かな?どれもインパクトあるなー。

 悩むねー。自分だったらゲットワイルドかな?

 

抱きしめてトゥナイト!

作詞作曲編曲と、ジャニーズの鉄板の布陣だ!

かっこいー😆🎉

うん、イントロくそやべぇ!いいコーナーだねっ。

またまたおげんさん話。

ほんとーに盛り上がっていいなぁ。

あ、「1回目」って言ったなー(笑)

好評なら次があるんだね。きっとあるね。

うん、スカイツリーなのはわかった。なるほどそういう意味かー。

 

夜の国性調査、相変わらずくだらねー。

ばかじゃね(笑)

 

あーもう、エンディングだー。

おとーさんー‼︎(笑)

あー、ビール飲みながら聴いてたら、皮のバッグにビールひっくり返して、後半落ち着いて聴けなかったよー(T ^ T)

ちゃんとタイムフリーで聴き直さなくては。

だいぶエンディングギリギリだ。

バタバタおわったなぁ(笑)

お疲れ様ー😄

 

やっと火曜日に慣れてきたよー。

 

 

 

 

 

 

「月がきれい」ってアニメを見た

川越を舞台にした中学3年生の恋物語

今時?いや、でもいつでも中学生ってこんなもんなのかな?といった感じの、おしゃべりするのも上手くできないような可愛らしいお話。

 

 

で、修学旅行で京都に行くのに東京駅集合なんだけど(そもそもそれもおかしいような。もっと近くで集めるんじゃ?)

 

で、先生がカバン開けて手荷物検査。

なにすんのかなー?  と見てたら携帯取り上げられてた。

携帯は持ち込み禁止なのかー?そうなの?

こんな手間かけた検査して??

下着に隠したり、ポテトチップスの袋に隠したりして持ち込んでる。

逆に生理用品のポーチに入れたのは女の先生に開けられて没収。

 

ここまでの展開だと学校に持ち込みを禁止してないようだけど、修学旅行はダメなの?

逆に万一の時持たしといたほうがいいんじゃ? 

身近にそれくらいの子いないからわからん

 

いやー、今は本当に学校の先生は大変だよなー。こういうのどのくらい管理するのか正解ないしなぁ。

そりゃ、過労死するよ💧

 

そしてベタに携帯没収されて待ち合わせが行き違うのであった(笑)

ここらは王道展開。

相変わらず、携帯はラブストーリーの敵だ(笑)

「やすらぎの郷」 第5週 歳をとれば落ち着く訳ではないよねー💧

今週は姫提案の「茄子の呪い揚げ」からスタート。

またも姫の人間らしい一面が(笑)
そりゃ、『みんなの憧れの姫』を維持するのもストレスたまるよね。
しかし、想像はしてもホントにやるのはなかなかエグい。
高齢者=大人ではないよね、まったく。
自分がいい歳して大人じゃないなあと思うことはしょっ中だけど、こういうの見てると、死ぬまで大人にはならないかも、と不安だ(笑)

そして、若かりし頃の栄光自慢大会へ(笑)
マヤの「金曜日の恋人」は月曜日のユカだよね。
みなさんお美しい。一世を風靡したスターなだけのことはある。

時々出てくる亡き妻 律子の写真にしんみりする
石坂浩二が切ない。
晩年介護が大変で、亡くなってホッとした気持ちは確かにあるんだろうけど、
でも、やっぱり生きてて欲しかったっていうのも本音だ。
誰でも気持ちは行ったり来たりする、難しい問題。
でも、嫁が見舞いに来ないことをぶーたれるのはダメですよ、菊村さん!
嫁は介護要員ではないです。
1人でキツイならプロを頼るべき。
この辺の描写はちょっと気になる。
倉本聰の本音なのか、それともこの世代はこう思いがちなんですよって注意なのか。
前者な感じがするからなー。それには反論するよ。
しかし、石坂浩二のナレーションは聴きやすくていいなぁ。

姫の恋人話に本当に焦る石坂浩二がリアル。
憧れはいつまでも憧れなんだなぁ。
この辺見てると、猿之助藤間紫の再婚を思い出す。

そしてマヤとお嬢の2人が取り合ったのが藤竜也!流石、男前。

宮本かげろうというまだ47歳の芸人が、ちょうど呪った時間に死ぬという事件。
もちろんたまたまな訳だけど、気分いい訳はない。それくらいには大人。
でも、お嬢本人以外はさらっと立ち直るのがリアルだなぁ。

お嬢が年老いて、皆にチヤホヤされなくなって、パーティーの招待を皆に断られてそれで恨む訳だけど、
一方でマロや大納言のように、売れた時だけお嬢のパーティーに呼ばれて、落ち目になったらすぐ呼ばれなくなって辛かったなぁという人間もいる。

売れていた時のお嬢が傲慢だったのは確かなんだよね。

自分がした仕打ちが帰ってきただけ。

それこそがスターなんだけど、傲慢なスターで居られること自体が凄いことなんだなー。切ない。


さて、いよいよ天下の2枚目秀さんこと藤竜也登場!と思ったら来週かぁ。
秀さんって、健さんかしら?(笑)

まあ、女性関係の派手さは他にも足してるかな。
ギャルゲーライバルキャラ登場(笑)
菊村先生うかうかしてられないぞー。

なんだかかっこよく登場するようで。

 

そして、唐突な安らぎ体操!なぜ???

わー、びっくり!ニセさん???

「関ジャム」見てたら、関ジャニのニューアルバムに謎の大物が参加、

ってやってたのをまったく関心なく流し見してたら

なんと!

ニセ明だった〜‼︎

 

全然興味なく見てたから素でびっくりしちゃったよー。二度見した(笑)

 

今まで関ジャムで共演したアーティストが楽曲提供とのことで、

ユニコーン、BEGIN、いきものがかり水野くんと、本当に豪華なんだけど、

なぜニセさん?ニセさん出たことあるの???

星野源ではなくニセさんで楽曲提供って、何がどう違うのかしら?

今週のオールナイトニッポンで話すかなぁ?

 

今日の特集はアニソンで、途中からしか見てないんだけど、「けものフレンズ」の「ようこそジャパリパークへ」をすごい!と紹介してて、

つい、星野源を思い浮かべるよね(笑)

 

ニセさんの曲、気になる〜!

 

「あなたのことはそれほど」1〜3話 波瑠、ガンバレ!

「重版出来」以来、自分の中で1番の期待枠のTBS火曜10時。

わりと王道から外れたドラマをやる印象なのが、今回は恋愛ドラマ、しかも不倫物。

うーん、興味わかないなー。

いくえみ綾 原作、初の連ドラと言われても全く読んでないしな。

 

でも、波瑠は好きだ。

あの凛とした雰囲気と通りのいい声がいい。

セカムズも藤堂比奈子も、4月の2時間ドラマも見た。

で、見てみました。

 

1話の感想、「あー、う〜ん?」

基本、波瑠演じる美都目線でストーリーが進むので美都のモノローグがすごく多い。

で「女の子は恋のアスリート」と言う心の声を聞いたとたん、

「うっ、無理かも💧」と思った。

そうだー、だからいくえみ綾ダメだったんだー!

 

当然あんな大御所漫画家だから知ってるし、遥か昔に読んだ覚えはあるけれど、最近はさっぱり。

この前ダヴィンチで、いま6本連載してるってのを見てビックリしたんだった。

今は知らんけど、昔のいくえみ綾作品はヒロインが恋愛脳で、ホントに恋愛しか考えてないのがどうもダメで好きじゃなかったんだよね。

「女の子は恋のアスリート」で思い出したよ💧

これは厳しい、1話で挫折かなと思ったんだけど、なんだかんだで3話まで見た。

うう〜ん?おもしろいのかおもしろくないのか、よくわからない。

 

美都の罪悪感のまるでない不倫はなんかリアルだなーと思った。

まあ、不倫物ってあまり見てないけど、話で聞く限り、辛い出来事、夫が自分に無関心とか、欲張りで遊びとか、ドラマ上の「不倫に走る理由」がある。

でも、そういうのって嘘くさいなぁって思ってた。そんな死にそうな不倫ってあるかねー?って。

それにくらべると、美都は夫に特に不満は無いし、「運命だわー」とか思いながらも、燃え上がる恋とかいうほどでもない、軽いノリ。

現実の不倫って、見聞きする情報で判断すると、けっこうそんな感じのようだ。

 

だから、不倫相手の有島も、間違っても「妻との結婚は間違いだった!愛してるのは君だ」なーんて言いそうにない軽いノリ。

ドラマのヒロインの相手としてはクズ過ぎなんだけど、やっぱりリアル。

こいつ遊び慣れてるな感がすごく居そうな感じなのだ。

 

ただ、リアルにすればおもしろいのか?っていうとそれも違う気がする。
リアルにするのは視聴者に感情移入させるためだと思うんだけど、この方向にリアルにしてもなかなか感情移入はできないでしょ。
実際「登場人物の誰にも感情移入できない」って意見が殺到って記事を見たし。

ただ、感情移入できないからこそ先が見たいのもある。
こういう主人公がダーク側の場合、途中のエピソードは面白くても結末をどうつけるのかは難しい。
ハッピーエンドにするのは無理だろう。
原作がまだ連載中だそうなので、どう結末をつけるのかは気になるかな。

 

といって見続けるかっていうとどうかなー?
見れば見れるけど、放送を楽しみにする程でもない。
今見れてるのは、波瑠が元々もってる清潔感が美都のダメさ加減を緩和してドラマとして成り立たせてるんだと思う。
違う人だったらもっとエゲツなくなってる気がするなぁ。

それだとこの変な軽さが無くなりそうだし。

 

それに、夫 涼太役の東出昌大がなー。
本来のイメージと逆の役というけど、自分は東出くんは垢抜けない感の人だと思っていたので、イメージは合ってると思う。
美形って人でもないし。
ただ、この役なかなか難しいよ?荷が重いんじゃないかね?

真面目でいい人ではあるけど面白みが無い。
でも早々に妻の裏切りに感づいていて、妻の前では顔に出さないけど、お腹の中は嫉妬が渦巻いている。
チラチラとそういうシーンはもうあるんだけど、いかんせん技術的な問題が💧

感情を中に押し殺して、何でもない顔をしてトーンを抑えて話す、っていう演技をしたいんだろうけど、やっぱり棒読み。

東出くんは俳優になって割と早くからいい役をいっぱいもらってる割に成長速度が遅いよね。

「冬彦さんを彷彿とさせる」とか言われてるけど、本当にそういうシーンが増えて比較されたら目も当てられないでしょ。

 

あと、東出くんの難点は声。

本当に声ってものすごく重要なスペックだと思う。

聞き取りやすいかとか、色々あるけど、声の説得力って大きい。

今深夜で「100万円の女達」ってドラマをRADWIMPS野田洋次郎主演でやってるんだけど、演技もけっこう悪くないけど、とにかく声がいい。

それだけで主演の存在感が出てる。

東出くんてなんか変な声だし。声が2枚目じゃないんだよ。

 

有島役の劇団EXILE 鈴木伸之って人はこれで初めて見たけど役に合ってるなー。

本来のイメージと逆の役っていうけど、全然イメージ通りでしょ(笑)

チャラさがバッチリ出てるよね、声も軽いし。

いちいち本能的に目の前の女性に全力で優しくしてしまうタイプなのがよくわかる。

 

そういえば、ひとつ気になってたのが、

あんな夢見る乙女の美都が中学の時の初恋の相手に再会して、あったとたんラブホテルに連れてかれて幻滅しないのかね?ということ。

恋愛脳の乙女思考なら、付き合ってもいなかったのにこれはドン引きなんでは?と思ってた。

たまたま原作の紹介記事を見たけど、原作だと有島は美都の初体験の相手なのだそうで。

あーそれならホテルにサクッと行くの納得したわー。

キレイなだけの思い出と、リアルな関係では展開変わるよね。

原作では初体験が中学生の時になってるので、ドラマではさすがにカットしたんだろうけど、その違いは大きいと思うんだけどな。

 

美都に非難が集まって、波瑠自身にクレーム入ったりしてるらしく、それはどうなんだよと思うけど、

それに対して波瑠本人が、色々言い訳っぽいことをブログで書いてるのはどうなのかなーと思った。

役の事を理解や感情移入できないとしても、俳優本人が外にそれをいうのは違うと思う。

最近の視聴者は役と俳優をごっちゃにして、直に文句言ったりするから大変なのはわかるけど、「仕事だからやるだけ」って言うのは思っても言っちゃダメだよ。

ちょっと残念だったなー。

 

なんだか色々気になるし、結末は見たいんだけど、ワザワザ見るのはちょっとめんどくさい、不思議なドラマですな。
やっぱり火曜10時枠っぽいかな。

 

 

「ひよっこ」 第5週 みんな事情は色々だね

今週からいよいよ東京の生活が始まる。

 

時子以外の同期入社、中卒組の澄子、豊子とも合流。

ぼんやりさんな澄子ちゃんと、なかなかめんどくさそうな豊子ちゃん。

そして先輩、寮長の幸子さんと、可憐な優子さん。 

 

自己紹介や食事シーンでそれぞれのキャラを見せてくるのがいつも上手い。

先輩2人がえらそうだったり怒りキャラじゃないのがいいなぁ。

 

可憐な優子さんがすごく可愛いんだけど、どこかで見たと思ったら、「薔薇のない花屋」の子役だった子で、なんと16歳!メンバー最年少で先輩役‼︎

でもちゃんと先輩に見えるから凄いなぁ。

朝ドラだと実年齢と離れた役をやることが多いけど、そういう所をどう上手くみせられるかって重要なんだけど、この所上手くいってないのが続いてた。

 

新人4人もみね子達高卒組と中卒組がちゃんと年齢差があるように見えるし、先輩はちゃんと先輩だ。

調べたら有村架純が24歳で最年長なんだけど、ちゃんと18歳になってる。

確かに童顔で若く見えるけど、それだけじゃやっぱり24歳に見えちゃうからね。

役があってるのはあるけど、みね子のおっとり感や素直さをちゃんと演じられてるのがさすが。

伊達に売れて仕事いっぱいしてないぜ。

 

食事のシーンでも、食べ方だけでキャラを見せたり、この頃キューピーマヨネーズが広まったことをサラッといれたり、

このドラマは情報の入れ方が本当にいい。

みんな田舎のあまり裕福ではない家の子なので、初日のおそらくルーで作ったカレーが美味しくて驚くとか、地方と東京の差が、今よりずーっとあったんだなぁってわかるとか。

 

そして、お仕事開始。

 

ライン長おだやかでいいね。

ベタな展開だとギャンギャン怒るだけだしね。

 

そして、 やっぱりできないみね子。

どんどん追い詰められてブラックみね子に変身!

明るい愛子さんにまでイラつくし。

でも愛子さん過去を知ると素直に謝るみね子が、かわいいよー。

 

みね子と澄子が仕事出来ないことに対しても、メンバーの対応がそれぞれでおもしろい。

一旦は揉めても結局キャアキャア大騒ぎになってしまうのが、若い女の子って感じでいいなぁ。

 

みんな訛りがあるんだけど、東北でもそれぞれちゃんと違うのが、いいところだ。

 

そしてみんなの励ましとアドバイスで、初めてベルトコンベアが止まらなかった。

がんばったー!

 

初めての休日、それぞれの過ごし方で、それぞれの事情がわかる。

みね子も父親の失踪を初めて話す。

でも深刻になりすぎないのがいいのだ。

色んな事情があっても、美味しいものは美味しいし、女の子が集まれば笑い合う。

そういうのがリアルだなぁ。

人間そうやって生きているのだ。

その代表が愛子さん。

両親を亡くし弟妹を育てるために働き、ケガやイジメを乗り越え、戦争で恋人を失っても、笑って生きている。

 

あーこの頃ってまだ「戦後」なんだねー。

みね子たちは戦後生まれだけど、身近な大人は皆戦争を乗り越えている。

そういうのを声高に言わず、ちらっと見せるのがこのドラマのセンスの良さだ。

 

さて、本当にいい人、赤坂署の正義さんも登場。

来週はスズフリ亭も出てきて、みね子の世界はどんどん広がるなあ。

楽しみだ。

 

 

 

 

改めて 映画「3月のライオン 後編」 何か取り違えているんじゃないだろうか

連休初日、初回の上映を見にいった。

確か前編も公開2週目にいったと思う。

座席をネット予約するときに気がつくのが、「座席減ってるなー。」

前編も同じシネコンで見たけど、もっと座席数のあるスクリーンだった。

興行的にはイマイチらしいのは本当なんだなー。

 

で、後編鑑賞。

最近見てるレビューブログで「傑作」と書いていたので、「お、前編よりいい出来なのかなー?」と期待して行きました。

前編は色々ともやーっとしたので、後編は改善されてるかなー?、原作と違うオリジナル展開の結末ってどんなんだろう?とワクワクしてました。

 

139分という長さだそうですが、多分半分くらいには思いました。

 

長いよ‥‥帰りたい‥‥

 

このくらいの長さって、面白ければ全然気にならないんだけど、早々に飽きた💧

でも、でも、オリジナル展開も気になるしーと頑張って集中!

‥‥‥なんじゃこのオチはー!

 

ネタバレいれつつ細かい感想つれづれ。

 

前後編って本当に続きから始まるのねー。

なんの説明もなく進むので、はなから2本分お金払わないとわかんない前提ってどうなのかなー?とモヤモヤする。

 

まず気になるのは、前編でも気になったエピソードの詰め込みが健在。

あれもこれもいれたいのはわかるんだけど、どう考えても多いエピソードを無理に入れるので、それぞれのエピソードが表面さらっただけ。

エピソードの掘り下げがないから、マンガのダイジェストを見てるみたい。

原作未見だと話がわかるんだろうかと心配になる。

 

で、そのせいで割りを食ったのが島田八段、二階堂、林田先生。

本筋に全く絡まず、顔見せただけ。

このあたりは人気キャラだし、出さなかったらどれだけ文句出るかわからんから入れとけってことだろうなー。

その結果、前編に引き続き、このキャラはこんなことしないでしょってエピソードばかり。

二階堂はただただ出てくれば怒鳴ってるだけ。

ただでさえ特殊メイクが変なのに、気持ち悪いウザキャラになっていて可愛げゼロ、こんなの二階堂じゃないし。

そもそも前編から二階堂の背景の説明がほとんどないので、なぜ執事がついてるのか、リムジンに乗ってるのか、後編では豪邸に秘密基地みたいな壁一面モニターの部屋が出てくるんだけど、そのコントみたいな部屋がただ浮いている。

 

原作に零と宗谷名人との記念対局のあと台風で足止めを食って、宗谷名人が耳が聞こえないことを知る、というエピソードがある。

好きなエピソードなんだけど、やっぱり入らなかった。

まあそれは仕方ないけど、そのために、映画では耳が聞こえないことを島田八段が零に話す。

これがまたイラっとした。

島田八段の出番を増やすためだけなのが丸わかり。島田八段はそういう話を勝手に人にするような人ではないのに。

 

林田先生に至っては、学校のエピソードがほぼカットなのでいる意味がわからない。

だったら先生ごとカットしてしまえばいいのに。

 

前編見たときの大きい不満の一つに、ユーモアがカットっていうのがあって、それは後編もそのままなんだけど、

さらに前編でも浅かったキャラの掘り下げが後編ではさらに酷くなってる。

羽海野チカの魅力の一つ、ユーモアを外し、さらにもう一つ魅力的なキャラクターも端折る。

この制作チームは羽海野チカの魅力を潰す気なのか?としか思えない。

おざなりに顔だけ出すならまるっとカットして、絞ったキャラだけをきっちり書き出してくれた方がよっぽどいい。

 

エピソード自体では、原作にある大きいエピソードが2つ、ひなたのいじめ問題と川本家の父親帰還問題。

 

先ずはいじめ問題。

これがまたアッサリでうんざりした。上っ面だけ。

 原作ではかなり前から少しづつ気配を入れているのだけど、映画では前振りもなく唐突に始まりあっという間に終わる。

はぁ?って感じだ。

これに限らずどれもこれもエピソードの羅列なのだ。平行して起こってる感じが全くない。

一つ済んだらはい次、みたいな切り替わり。

だからダイジェストに見えるし、掘り下げが全く見えないのだ。

簡単に済んでしまうから、零が救われる意味が伝わらない。

浅い浅い。

 

そして父親帰還。このエピソードはかなりオリジナルが入ってる。

それが全くダメ。

原作では零もまるで家族の一員のように最初から最後まで川本姉妹と共に父親と対峙しているのだが、

映画のオリジナル展開では川本姉妹の前で父親を非難して、父親を悪く言われた事に耐えられなかったあかりとひなたに拒絶される。

この拒絶の意味がわからん!

 

この先、拒絶され再び孤独におちいった零は「自分にはやはり将棋しかない」と思い詰め、学校も辞めると言いだし、獅子王戦トーナメント決勝で後藤と対局し、苦しみながらも勝ち、宗谷名人への挑戦権を手にするのだ。

なんだこれ?なにこの陳腐な展開。原作まるっと無視かよ!

 

明らかに、結末(宗谷名人と対局)を設定して、そこに至るにはどうするか、無理やりエピソードを繋げて辻褄合わせただけってのが丸わかり。

ドラマの展開のセオリーとして、クライマックス前に主人公が一旦奈落の底に落ち、そして這い上がる。
それをやりたかっただけ。

そのために無理な繋げ方をするから、原作の訴えていた事も、それぞれのキャラクターも曲がってしまっている。

原作でここのエピソードまで積み上げてきたものをまるっと無視している。

 

まず、零は確かに空気の読めない変わり者ではあるけれど、ここまでの間、川本姉妹との交流で人間として成長したのだ。

その零が川本姉妹の目の前で、いくら問題のある人間とはいえ彼女達の父親を非難するほど愚かではない。

原作ではちゃんと父親と2人だけのタイミングで非難している。

そして、川本姉妹は零を拒絶はしない。

それは絶対なんだ。

 

家族もなく、養家ではうまくいかず、学校ではイジメられ、将棋以外になにもなかった零を、将棋を介さず受け入れてくれた初めての人が川本姉妹だ。

自分は他人とは関われないと思い込んでいる零を最初から肯定して、人に頼ったり頼られたりしていいんだと、そういう関係を築く。

長い時間を積み重ねて、ある日突然消えてしまった本当の家族の代わりになったのだ。

それは両親を失った川本姉妹にとっても必要な関係だった。

お互いが支え合って、零の家族と川本家の再生を成し遂げた。

だから父親の問題にも当事者として首を突っ込む。

独りだった零がそこまで出来るようになったのが成長なのだ。

それを、想定したラストから逆算してクライマックス前に一旦谷を作りたいというだけで、原作で積み上げてきたエピソードと真逆のオリジナルを入れる。

なにふざけてんだ⁈

 

父親が現れたことを、原作では入院中の祖父に心配かけないために伝えない。

だから零と叔母の美咲が姉妹を支える。

映画では祖父の入院エピソードは無いのだけど「心配かけたくない」とあかりは祖父に隠す。

けれど姉妹と祖父の信頼関係を考えれば「心配かけたくない」程度でそんなこと隠すようなことはしないはずだ。

これも祖父が父親と対峙してしまうと零が首突っ込む余地がなくなるからだなって素人にもわかる。

とにかく前編に引き続き、もっていきたい展開への改悪が多すぎる。しかも下手くそ!

オリジナルエピソードが出るたびにイライラする。

 

零が「学校を辞める」と言い出すのも陳腐としか言いようがない。

本来、ブロ棋士として生計を立ててるのだから高校に行かなくても良かった。

それを1年遅れで受け直したのは「逃げなかった記憶」が欲しかったから。

これは原作でハッキリ書かれていて、後々いじめから逃げないひなたのエピソードと繋がってくる、大事なメッセージだ。

それなのにやはり 「クライマックス前に一旦孤独にして主人公を追い込みたい」という展開の都合で簡単に「学校を辞める」と言わせる。

原作の零は迷ったり、立ち止まったりしても、逃げはしない。それが彼の成長なのに。

 

川本姉妹に拒絶され、学校を辞めると言いながら、零は獅子王戦の挑戦権をかけて後藤と対局する。

ここを見て「あー零が負けないかなー」と思った。それならこの映画、ちょっとは見直せるかなぁと。

でも映画のまとめとして勝つんだろうなぁとも思ってて、やっぱり勝った。

本当にこの映画はクソだと思った。

 

この物語は零の成長物語だ。色んなことを経験して成長する。

零の1番の成長は「自分が孤独ではない」ということを知ったことだ。

川本姉妹や林田先生といった将棋以外でも自分を気にかけてくれる人がいることを知った。

そして、将棋を通じて同じ方向を向いている仲間がいることも知った。

それこそが零の成長で強さの元なのに、話の盛り上げの都合だけで孤独にさせて、その状態で勝たせてしまう。原作の訴えてるものは何なのか、全く理解していない。

おそらく、「対局中に悩んで悩んで、1人じゃないことに気がついたから勝てた」とでも言いたいんだろう。

そんな安直なことじゃないんだよ。

 

香子と後藤のエピソードについては「蛇足!」としか言いようがない。

妻が亡くなって、一旦拒絶して、結局くっつく。どこの昼ドラだ?

よくまあ、こんな陳腐なエピソードの連続ができるなぁ。

 

幸田父もこんなにふくらます必要あったのか?

ふてた子供2人との和解も、そんなんで解決するなら何年もひっぱらないって!

 

ラスト、宗谷名人との対局用に着物を仕立てる零に幸田父が「やっぱりお前は将棋が好きだよ」と言う。

この映画のダメなところが凝縮されたセリフだ。

将棋が好きとか嫌いとかそういう問題の話じゃないんだ。

 

確かに零は元々そう将棋に執着はなかった。

小さい時は父が好きだから、家族を亡くしてからは養家で認めてもらいたいから、そして家を出てからは生活のため。

将棋はそのための道具だった。

だから、その将棋で幸田家を壊してしまったことを悩み、周りの将棋を好きでたまらない棋士たちに気後れをする。

それでもいざ対局になれば「勝ちたい!負けたくない!」という気持ちがどうしても出る。

そんな勝負師の業がどうして自分にあるのか?

自分にとって将棋はなんなのか?

どうして進まずにはいられないのか?

そんな葛藤の物語なのだ。

それを「将棋が好きだよ」の一言でまとめるか?アホか!

 

この前後編、特に後編のオリジナル展開に顕著なのが、「原作わかってないだろ!」という感じ。

羽海野チカはインタビューなどを見ても、計算づくで作品を作れる人ではないようだ。

作者自身の迷いや苦しみ、それに希望、そんなものが混沌として整理しきれないもの、そういうものが作品に出ているから惹かれずにはいられない。

人間は理屈で整理しきれないし、迷うし間違うし立ち止まる。

でも前に進もうとする人間が魅力的なのを作者はちゃんと描き出してくれている。

そんな原作の魅力をこの映画は1ミリもわかってない。

だから腹がたつんだ。 

 

自分の好きなマンガだと「海街diary」の映画を見た。

もちろんキャスティングとか細かい不満は色々あるし、映画にするので変えた部分も結構あった。

でもすごくいい映画だった。

作ってる人達は、この原作の核をちゃんと掴んでいるのがわかるからだ。

3月のライオン」は真逆だ。全くわかってない。

だからとりあえず人気キャラは全部出して、エピソードはなるべくたくさん入れて、その結果上澄みだけの映画が出来た。

そんなの面白い訳ないだろう。

 

キャスティング、どうしても気になるから書く。

あかりさん、前編ではいいと思ったけど後編では厳しかった。

倉科カナって、どうしても「男に媚びてる感」の出てしまう人だった。だから男性人気のが高いんだな。

モモちゃん、どうせセリフは多くないんだから、とにかく可愛くて愛くるしいコにして欲しかった。正直、ブサ‥‥‥。

幸田父、豊川悦司は好きだけど、どうしてもギラギラ感が出てしまう。ルックスってやっぱりスペックとして大きいから。

二階堂、ほんとありえない。染谷将太って何をやっても染谷将太じゃね?

川本父、伊勢谷友介、父のイヤーな感じが素晴らしかった。のに、展開グダグタで無駄遣い。

 

あー、なんか書いてて虚しくなってきた。

まだ、書けてないツッコミどころは色々あるけれど、きっと書いても書いても不満は収まらない。

あのステキなステキなマンガが、どうしてこんな映画になってしまったのか。

哀しいはとうに通り越して怒りしか湧いてこない。

年に10本も映画は見ない素人だけど、ここ数年で1番のつまらない映画だった。

 

 興行収入がイマイチで、もちろんそれは映画の出来とは直結しないけど、

だけどなぜかこの映画を傑作という人が結構いるので、じゃあ人が入らないのは原作が人気がないことにされてしまいそうなのが、本当に嫌になる。

思わず原作読み直しちゃったよ。

映画がつまんなかった人こそ、原作読んで欲しい。

まるで別物だ。