温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

大吉さん、「あさイチ」MCとして日々考えているのだなぁ

今週の「たまむすび」は赤江さんが夏休みということで、代打で外山アナが登場。

瀧さんとは 1年一緒でしたが、ほかの人とは距離感がそれぞれ。

で、水曜の大吉さんとはどうかと言うと、2006年にテレビのレギュラーで一緒になって以来なのだそうです。

なので、本日のメールテーマは「2006年頃のこと」。  12年前の思い出をなにかくださいと。

 

で、こんなメールが読まれてました。

「2006年、2年以内に結婚しなかったら実家戻る、という約束で一人暮らしを始めました。そして 12年経った今でも一人暮らしでーす!」という女性からのメール。

まあ、要するに「結婚できてませーん」という自虐ネタです。

それに対してあまり突っ込まない大吉さんと、自虐の意味がピンと来ていない外山アナ。

説明を求める外山さんに、説明しつつも「デリケートな話ですから」という大吉さん。

「『あさイチ』でも扱いますから」という大吉さんに、何だか感動してしまったわ〜。

 

元々の物の見方がフラットなんだろうなと思わせるイノッチに対して、良くも悪くも感覚がフツーの40代のおじさんという感じの華大さん達。

あさイチ」MCになるにあたって、そこが1番心配だった。

女性向けのデリケートなテーマにコメントできるのかなぁと。

ただでさえ、お笑いの人はそういうデリケートなテーマを弄って笑いにする習慣がついてるし、40代以上の稼いでる芸人さんてその辺の感覚が昭和な人多いからなぁ。

 

日曜午前中に家にいれば大抵「ワイドなショー」を見てるんだけど、基本的にダウンタウンは好きな方の人なんだけど、それでも結構イラっとすることがある。

以前、「フラリーマン」という、まっすぐ帰宅せずどこかでフラフラしてから帰るサラリーマンの話になって、ベテラン芸人組と女性アナウンサーの話が全く噛み合わなかったことがあった。

既婚子持ち共働きの佐々木アナウンサーが、「こんな事されたら腹立つ。私だってそうしたいけど子供の迎えや夕飯も考えて急いで帰るのに」と言ってるのに対して、松っちゃんやゲストの千原せいじなんかは「はぁ?何が悪いんや。男はそういうもんや」と聞きもしない。

あー、こういう人達はもうどうにもならないわーと思った。

確かに芸人さんてそもそもがいろんな上下関係の中でやってきて、それで売れて稼いでる人なのだからある程度は仕方ない。自分の奥さんも専業主婦の人も多いだろうし、そういう夫婦もありですよ。

だけど一方で、自分のキャリアも積みたいという佐々木アナのような人の気持ちを聞こうともしないっていう無神経ぶりはなぁ…。

まあ、そもそもそういうネタを取り上げたスタッフが悪いとは思う。ああいう芸人さん達にこんな話通じないって!

 

と、ベテランの芸人さんに一般世間の話をさせるのには懐疑的だったもので、華大さんの「あさイチ」MCも心配だったのですけどね。

けれど、「たまむすび」の大吉さんの様子を聞いて、「あー、理解しようとしてくれている!」という事に感動したんですー。

そうなのよー!それそれ〜。

聞こうとすること、理解しようとすること、そういうスタンスを取ってくれるだけでいいんです、まずは。

メールの人も目の前の外山アナも独身女性なのだから、まずはその人の状況を反射的にいじらずに、一旦考える。さすがだー。

いくら仕事とはいえ、価値観の出来上がってる40代になってからそういう事の出来る大吉さん、カッコいーなぁ。

 

 

あさイチ」半年経って、視聴率も良いようだし評判も上々。

なんだか嬉しいなー。

 

 

 

あああ〜、今だに「けもなれ」の略称に馴染めない〜💦

 10月スタートドラマで1番楽しみにしているドラマ、「獣になれない私たち」!

何しろガッキー✖︎野木亜希子な上に他の出演者もハズレなし❗️

たーのーしーみー😆

 

公式Twitterもフォローしてるんですが、ちょくちょく「???」となっている。

タイトルの略称「けもなれ」が今だに頭に入らず、「何でこれがTLにあがってるの?」と思ってしまう。

自分は一度何かを間違えて覚えてしまうと、その思い込みがどーしてもアップデートできないことがあって、何回確認しても母親の誕生日を3日ズレで覚えていたり、友人の出身地を会う度に「○○だよね?」「違う、△△!」と間違えて確認したり、というようなとこがある。

 

で、自分の中で「けもなれ」と見ると自動的に「けものフレンズ」が浮かんでしまうというインプットがされてしまったようで、「けもなれ」の略称見るたびに、「そういえば2期決まったんだよねー」とか思ってしまうのだ。

さっきもTwitterで「『けもなれ』の公式LINEできました。よろしければお友達になってください」と来たので、

「なんで?そもそもアニメ見た事ないんだけど???」と思って、とりあえずLINE開いてみて「あ、『獣になれない私たち』のことかー!」と気がついた。

 

うーん、ドラマ見始めたら上書きされるかなぁ?

ビミョーに自分がめんどくさい。

ところで、「けものフレンズ」の略称ってなんだろ?「けもフレ」だったかな?(笑)

「まんぷく」 スタートしましたね!未来の夫はやっぱりトンチキか〜(笑)

朝ドラ新シリーズ「まんぷく」、今週から始まりましたね!

 

まだどんな感じかは様子見ですが、本日ラスト、姉の結婚式に幻燈をつけてもらったヒロイン福子がお礼を渡そうとすると、満足げに「結構です」と断る未来の夫、萬平。

思わず「もらっとけー!」と突っ込みましたよ〜!

 

ベテラン朝ドラウオッチャーの方のTwitterでいわゆる「トンチキ枠」というものを知った。

特に大阪制作には大抵いる、おとぼけキャラの事のようだ。

スタート前から「まんぷく」は、ヒロインの夫にその匂いがぷんぷんするなぁと思ってましたが、やっぱりか!

生活力無さそう〜(笑)

いやー、これは「マッサン」の上をいくぼんくら夫かな?

長谷川博己がそもそもポンコツ似合うしね(笑)

楽しくなるといいなぁ。

「半分、青い。」最終回を迎えて、色々と思ったこと

半分、青い。」が終わりました。

良くも悪くも話題になって爪痕を残したドラマでした。

自分もドラマ自体や周りの場外乱闘を眺めていて朝ドラについてとか、クリエイターについてとか色々思ったので書き出してみようかと。

感想は今まで結構書いてるので、割と全体の事とか。

 

最初に言っておくと、自分は全部は見てません。すみません。

 1〜2話のあと離脱、漫画家編数話前から復帰、漫画家編終了後結婚した次の週くらいまで飛び飛びでその後離脱、 147話から復帰して最終話までは見た。 

基本的には内容に不満がある派です。

 

○やっぱり最終回はつまんない問題はクリアできなかった。

朝ドラに限らず、連ドラで最終回が面白いものって意外と多くない。最終回前まで盛り上げに盛り上げると回収にてんてこまいで、まとめの羅列になってるようなドラマって結構多い。

脚本家が煽りに煽ったし、永野芽郁も「台本落とした」と言っていたので、実は不満派の自分も最終回はビックリするようなオチを見せてくれるのかと期待していた。

が、めちゃオーソドックスなまとめで、しかも結局鈴愛と律はくっつくというオチに拍子抜け。ここまできたら擁護派も斬り捨てるくらいの「鈴愛は一人たくましく生きていく!」くらいやってくれるとか、 147話でいくところまでいってバカップルぶりを見せつけるとかしたら逆に感心したのだけどなぁ。

最終回というより、最終週で見てみるとしても子供がイジメられるとか(自分はあれはイジメの前段階だと思ってますが)、震災で知り合いが亡くなるとかも割とベタなネタだし、最終週に持ってくるという露骨なヒキにちょっと日和ったなぁと思う。

 

○「新しい朝ドラ」を目指した結果の迷走が気になる。

脚本家が「朝ドラだから、こういうことはやめておこうという考え方はせず、一切逃げないで書いた」と言っていて、それは本人としてはそうだったんだろうと思う。けれど、それが上手くいっていたかというと疑問。

過去作見るに、まずは朝ドラで得意の恋愛メインをやりたかったんだろうと思う。そしてプロデューサーから「朝ドラなので家族の話を入れてください」と言われたとも言っていた。

プロデューサーはインタビューで「平成最後に朝ドラで平成史をやりたかった」と言っていた。

この段階で「恋愛」「家族」「平成」と入れなくてはならない軸が3本。ここでやめておけばよかったのにと今なら思う。

朝ドラ 156話× 15分て確かに長いのだけど、時間にすると39時間、連ドラ3クール分。

とは言え、アバンがあってオープニングがあってと考えるとそこまでテーマ捻じ込める長さでは無いのでは?

ましてや1番描きたいステキシーンで尺を取ると話が進まないということもしばしばあったので、40年間を描きたいならテーマは絞るべきだった。

別に恋愛に邁進するヒロインでもよかったと思うんですよ。恋に夢中で流行りが好きで、話題の仕事についてはすぐ辞めちゃうような。

明らかに不得手な仕事描写が雑で反感を買ったんだし、ましてや震災の消化不良ぶりときたら…💧得意の恋愛に絞っておけばまだましだったかも。

「新しい朝ドラ」というなら、何も無理してヒロインが何かを目指さなくても良かった。結局、言ってる脚本家本人が朝ドラのフォーマットに囚われているように見えた。基本の裏を全てやらなくては!という感じで。

以前何かで読んだストーリーで「大きい嘘をつくためには周りに小さな真実をちりばめる」というセリフがあって、これって何にでも言えるなぁと思った事がある。

朝ドラとして目新しい事をやるなら、それ以外のところは手堅い朝ドラフォーマットに敢えて抑えておく事で目新しさが光るのじゃないか?

あれもこれもとぶっこんで破綻、というのはプロとして1番恥ずかしいような気がするよ💧

 

○クリエイターのセンスと旬というものについてあれこれ考えた。

自分がなぜこのドラマを見たかというと星野源が主題歌で豊川悦司が出ていたから。

で、豊川悦司演じる秋風羽織というキャラの設定について色々気になっていた。

登場時にはすでに50過ぎの少女漫画家、しかも男という設定に意味はあるのか?

秋風先生のマンガという設定でくらもちふさこのマンガを使うのを放送前に知った時からモヤモヤしてた。くらもちふさこの絵はいかにも女性の絵で男性から出てくるタッチとは到底思えない。

そもそも女性の少年漫画家にくらべ男性の少女漫画家って少ない。それは少女漫画でまず求められるテーマが思春期の少女の心の動きだからだ。実体験としてそれを持たない男性はまず難しい。だから男性の少女漫画家はSFやコメディだったりと恋愛物以外を描く場合が多い。

そしてそもそも女性ですら50歳の現役少女漫画家ってほぼいないのでないのか?

もちろん現役の50オーバーの漫画家はたくさんいる。しかし本人の年齢が上がるにつれターゲット層の年齢を上げ大人向け漫画にシフトするのがほとんどだ。年が離れ思春期の少女の気持ちが分からなくなった分、大人の話を描ける訳だ。

しかし20年経って70オーバーになった秋風先生は相変わらずガーベラに描いている。そして20年以上前の作品「A-girl」の続編をユーコのために描くと言う。70過ぎの男性が描く少女漫画はどんなものなんだろうか?

自分はどうしてもこの設定が気になる。おそらく脚本家は大したこと考えていないんだとは思う。豊川悦司を押さえてヒロインの師匠役にする。ヒロインが漫画家目指すからベテラン漫画家に設定する。それだけ。

ちょっと出るだけだから、雑誌が変わったとかの説明も時間かかるだけ無駄だしというのもあるだろうし。

だけど、この設定を良しとしてしまうところに脚本家のセンスの鈍さを感じてしまうのだ。

カーネーション」で40代後半になった糸子が若いデザイナーのデザインを娘達は分かるのに自分はいいと思えず不安に思うエピソードがある。

また以前、50代のフリーのグラフィックデザイナーが年齢のために仕事が来なくなったという記事を見たこともある。

物を創るという仕事は色々あるけれど、あきらかに若さが強みというジャンルがある。少女漫画はその典型だ。実際10代でデビューするのが珍しくない業界だし。

創るものの性差というものもある。実際ペンネームを使ったりしても絵柄や内容で作者の性別って案外わかる。女性でしか出せない、男性ならでは、というようなものは確かにある。

そういうジャンルに50代の男性をサクッと設定してしまう。

いい方に解釈すれば、秋風の天才性を表そうとしたのかもしれない。けれど自分はそういう雑さに脚本家のクリエイターとしての鈍さを感じてしまう。

実際、今回のドラマでは脚本家のセンスの古さをあちこちに感じた。

特に名前だったり容姿だったり年齢だったり、その人の努力ではどうにもならないところを馬鹿にするシーンが多いのはウンザリした。

今年「みなさんのおかげでした」が終了して、自分もまあそうだろうなと思った。子供の頃あれだけ面白いと思って見ていたのに、最近はただひたすら人を馬鹿にするネタが多くて見なくなった。そういうノリはもう通じないんだよね。

やたら律の容姿ばかり褒めるのも同じ事。「美しい」というキャラ設定を使うのはいいけれど、ただひたすら誰に会っても「綺麗な顔」しか言われない。

ボクテのゲイ設定も雑だった。ヒロインを巡る数々のイケメンキャラの 1バージョンの扱いでしかない。なんでも話せる女友達のようなイケメンのゲイ。あー、女性の憧れるテンプレ設定だ。

明らかに、自分の全盛期90年代のノリを引きずっていて、なぜ2018年にもなってこんなものをやっているのだろうと見るたびに思っていた。

クリエイターとして持ち続けるべき自分のらしさと、時代に合わせてアップデートしていく部分、そのすり合わせは誰もが悩むところなのだと思うけど、この脚本家は悩む、というところに行くどころか考える必要があるということにすら気づいていないように見える。

テレビドラマという時代を映すものを作るのにその鈍さは致命的だ。

少なくとも自分はそういうものには魅力をかんじないのだなぁと改めて気がついた。

 

○製作者側にはSNSの研修でもしないとダメなんじゃないか問題

それこそドラマ制作が発表されてからずっと、脚本家のSNSキッカケの炎上騒動が続いていてウンザリしていた。

Twitterで実況をするという事に自分が気がついたのは「とと姉ちゃん」の時で割と遅い。

その頃から、タイトルのみの本タグと「反省会」タグがあるのは知っていた。

お互い好意的な人をとそうでない人、好きなだけ語れるように住み分けするのはいい文化だなぁと思っていた。

が、今回はもうそれが派閥のようになって日々争いが勃発していて、朝ドラ関連のタグを一切見ないようにしていた時もあった。

そして、明らかにその争いの火に油を注いでるのが脚本家本人という事実が本当に腹が立つ。

自分は物の作者に人間的な正しさは求めない。性格悪かろうがどうでもいいと思ってる。

けれど、作品を創るということにプロである事は大いに求める。と言うか、プロでないクリエイターなんてクズだと思っている。

そういう意味で北川悦吏子という人のやり方はプロ失格だった。

プロは作品でまず語るべきと思っているので、毎日のTwitterでの言い訳が本当にウザかった。それがネットニュースになり、自分で見なくてもどんどんリツイートされてくる。

当然自分と同じように腹をたてる人がいて、その中には直接文句を言いはじめる人もいる。

プロであるべき脚本家がグダグダ言ってるんだから、視聴者が言うのも当然だ、と。

そしてそういうシロウトのツッコミを受け流すことも出来ず喧嘩を売り返す。

今の世の中人前に何かを晒すにはいかにスルースキルをつけるかが大事かという見本みたいな出来事だ。

 

自分は好意的でもそうでなくても、誰もが自由に自分の意見を言えるのがSNSのいいところだと思ってるし、だからこそそのためにマナーが必要だと思ってる。

自分と意見が違うというだけで相手の人格否定をするなんでもってのほかで、そういう輩が脚本家のTwitterに次から次へとやってきて、対応大変だなぁとは思った。

そして売られた喧嘩は買わずにいられないタイプの人がいるのもわかる。自分も近いものがあるし。

けどね、やっぱり今回はまず脚本家がスルーするのが必要だったなと思う。それがプロの仕事のうちだったんだよなぁ。

結局炎上芸なんて、見てて楽しくなんて全く無いよ、本当に。

 

まあ、作品見てても自己顕示欲が強そうな人だしね。この先も治らないでしょう。

いろんな所に自分を投影していてそこがいじられていたけれど、特に笑えるなぁと思ったのは、再会した正人の彼女が 10歳年上ということ。正人は鈴愛達と同じ年だから、 10歳年上って正に脚本家と同じ年。ドラマ始まってから中村倫也がかなりお気に召した様だしなぁ。

なんか、ここにもコンプレックス的なものが見えた気がした。

散々ドラマ内で若くない女をディスり続けていたけれど、脚本家本人が今正に若くない女な訳で、それで自分と同じ年の女を正人の彼女に設定したことで、自分の若くなさをコッソリ肯定してるのかなぁと思った。

作品や行動の端々に現れる自己顕示欲的なものは、実はコンプレックスの裏返しという結構わかりやすい心理なのかもしれない。

でも、それを「可愛い」とは思えないけどね(笑)これだけの騒動を起こしておいてプロとしてどーなんだ⁈という気持ちの方がずーっと強いしね。

 

結局、否定派の自分ですらあれこれ言いたくなるヒキの強さがあるのだから、もうちょっと大人になれればクリエイターとして一歩進める人なのかもしれないけど、できるかなぁ?

「悪名は無名に勝る」とは言うけれど、よりによって朝ドラでそれをやった事はふざけんなよー!と思ってる。

朝ドラってやっぱり特殊なドラマなんですよ。

この夏は災害が多かったから、台風や地震の度に視聴率が上がってた。それでもわかるように視聴習慣で見てる人が多い訳で、そんな時に気分が悪くなるようなものはできれば見たくない。

そう言う意味では色々間違えちゃったんだなーと思いました。

 

とりあえず、半年終わりましたね。

どちらの方もお疲れ様でした。

 

 

 

 

 

「あさイチ」 プレミアムトーク ゲスト 勝間和代を見た

9月最終週の金曜、「あさイチ」プレミアムトークを録画して見た。

ゲストは勝間和代。この時間は芸能関係のゲストが多い印象だったのでちょっと意外。

この人のことは数年前のブームになった時に知って、でもさほど興味もないし、世間的にわりと強面なイメージなのが苦手かもと思っていたのだけど、今期最後の朝ドラウケを見たくて録画予約した。

 

いやー、大吉さん投げたよね(笑)

割と早くから大吉さんと近江アナは朝ドラにあまり興味無さそうなのが丸わかりだったし、朝ドラ好きの華丸さんも「朝ドラだから見てる」けど、内容には思うところあるのを笑いに変えつつしっかり出してきてたしね。

「私からは一言『急げ』」には爆笑してしまった。

「マッサン」の最終回前日には玉鉄とシャーロットが来て、有働さんはじめ皆が泣いていたのとえらい違いだ。ここに「半分、青い。」関係者をキャスティングしなかったNHK、本当の世の中の反応をわかってるんじゃ〜ん(笑)

Twitterで言ってるのを見かけて「確かになー」と思ったけど、以前いた柳澤解説委員(だったかな?)がいたら、あの安直な震災の扱いに何を言ったかはちょっと気になる。昭和のオヤジ発想でイラつかされることも多い人だったけど、局内の人なのにハッキリ物言うところは良かったかも。

初の朝ドラウケがこの駄作で大変だったよね。

3人ともお疲れ様でした。

 

で、勝間和代

意外と面白そうと思って全部見てみた。

はてなでやってるブログも何回か見たかなという程度の知識だけど、「ロジカル家事」というのは興味がある。

ネットで食材注文し、調理家電を駆使して極力手間を省いて美味しいものを楽に作るっていうのは憧れるなー。

まさに子供の頃見た「夢の未来生活」だよね。ドラえもんの道具みたい!(笑)

自営で基本自宅にいる時間が長いようだから確かに効率的だよね。自分も毎日必ず自宅で夕飯取るなら、あの切って計って入れてスイッチ入れるだけのやつ買いたい!いや、「欲しい」って言ったら「家で食べないでしょ」ってバッサリやられたので(笑)

北川景子が「キッチリレシピ通りにやるから料理上手いですよ」と言ってて、「そうなんだよー」と思ったことを思い出した。

自分を含めて料理下手な人ってレシピ通りにやれないのよ。調味料の量を「こんなもんかな」でやったりとか。

キッチリ切ってキッチリ計るってやるだけでも凄いと思います。自分は最近レンジ料理のレシピを試すの好きだけど、切るだけでえらい時間かかってるし。要領悪すぎる💧

こういうちゃんと理論づけて効率を考えて動く、っていうのを出来る人と出来ない人がいてねー。出来ない側からするとただただ眩しいわ。

家族が何人かいて、自宅いる時間が長いなら、この方法は効率もコスパもいいなー。

 

で、なによりも勝間和代の自宅の広さが凄いなぁ。さすがー、稼いでる‼︎(笑)

リビングが広いのも流石なんだけど、キッチンがめちゃくちゃ広い!なにこれー!

だってあの案外デカイ調理家電の数々が 10台以上並ぶんだものー!うわー、生で見たい(笑)

いいなー、いいなー(爆)

 

そしてこんな稼ぐ勝間和代が「怖い人と見られがちなんだけど、そう見られないようにはどうすれば?」という質問を挙げていて驚く。

いや、「経済評論家」という仕事だから、舐められないようわざわざ強面に作ってるのかと思ってたのに。

顔立ちがハッキリしてるのにさらに髪型もパキッとして早口で押しの強い話し方。見た目だけでもソフトにすればだいぶ違うでしょ。もう少しおデコに髪がかかるようにするとか。

視聴者から「口角を上げては?」とメール来てたけど、それは許してあげてー。自分もそうだからわかるけど、元々の顔立ちなの!笑っても口角上がらない顔の人っているのよー。それでふてくされて見られて気にしてるの。そこはやめて!(笑)

 

ロジカル家事や断捨離の話、これまでのキャリアの話をしてから、最近同性のパートナーがいる事をオープンにした事の話になった。

その前に、知らなかったのだけど発達障害だと言っていて、そんな勝間和代ですらその件をオープンにするのは人生最大の勇気が必要だったというのだから、まだまだなんだなぁと思う。

自分は身近にオープンにしてる人がいないからか、逆に何でそんなに否定するのかがよくわからない。他人の性的指向がなんであれ別に迷惑かけられる訳でもないし、なぜあそこまで叩くエネルギーがあるのかと。自分と違う事が気に入らないとしても、それを言ったら自分以外の人間は全部違うしなぁ。生理的に無理とか言うなら関わらなければいいだけで、叩く必要は無いのだし。まあ自分に理解出来ないものは攻撃してしまう人ってのはどうしてもいるから難しいか。

 

だからこそ、NHKの朝の番組で家事や仕事の話と並列に同性パートナーの話をするのは意味があるのかもなーと思って見ていたのだけど、さすがの勝間和代も固くなって、それまでペラペラ喋っていたのに声が震えていた。

それに対してMC3人はうんうんと聞いてはいるもののさっきまで程は口を挟まず、淡々と進行する近江アナ、頷くのみの華丸さん、「世の中も大きく変わってる最中ですから、そういう方も行きやすい世の中になるといいですね」とまとめる大吉さん。

う〜〜ん、こういうデリケートな話題になるとやっぱりまだまだ感がでてしまうなぁ💧

さっきまでの「ロジカル家事」の話題では、電化する事を「贅沢」「手抜き」という意見が出るだろうというところを想定して色々質問を投げかけていたのに比べると、いきなり固くなってしまったわ。

 

いや、別にこの3人が偏見持ってるだろうとは思わないよ。ただ、きっとデリケートな話題だから笑いにするのは違うかなとか、上手く言えなくて否定にとられないようにしなくては、とかあれこれ迷って、結果こういう当たり障りない対応になってるんだと思う。ある意味大人の気遣いなのかも。

でも、やっぱ「イノッチだったら…」と思ってしまうんだよね。

イノッチのフラットな考えを素直にスッと出してきたようなコメント。「あー、この人本当にこう思ってるんだ」と見てる人がストンと受けられると言うのは稀有な性質だったんだなぁ。

あー、ハードルは高いわ〜。

 

LGBTと一言で言っても、世間的に男性の同性愛者よりもさらに女性の同性愛者のほうがさらにオープンにしにくいと聞いたことがある。

性的マイノリティに対しての差別に加え、女性差別も加わるから。上の方にいるオヤジの発想では「男を必要としない」のは許さん!ということなのだとか。

その説が正しいのかどうかは分からないけど、実際に女性の方がオープンにしてる人が少ない印象はある。

だから、発達障害の件もそうだけど、勝間和代のような知名度のある人がオープンにして先頭切ってくれるのは心強い人も多そうだ。

少なくとも表向きは仕事が減るとかもしてなさそうだし、やっぱ意味あることなんだなー。

今まで興味無かったけど、勝間和代はなかなか面白い人でした。今頃ですが(笑)

「元気ない時どうしますか?」という質問に、「あんまりないけど、美味しいもの食べるかあとは寝る」と言っていて、「うん、信用できる!」と思いました(笑)

 

あさイチ」スタートしてちょうど半年、しょーもないけど立場上否定することの出来ないドラマへの対応スキルとか、デリケートな話題への対応とか、上手くなった事、まだまだ頑張って欲しい事、色々見えてきてなかなか面白い回でした。

来週からは 10月、「まんぷく」は期待できるし、朝ドラウケ含め「あさイチ」これからも楽しみにしてます。

しかし、あの調理家電欲しいなぁ。

「相棒」season 17 が始まると言うのに……‼︎

昨夜、夜遅くネットに「俳優の志水正義さん死去」のニュースが上がった。

「相棒」ファンならすぐさま反応する、「大木小松コンビ」の大木さん(小さい方)の俳優さん。

マジですか……。まだ60歳だというのに。

もうじきseason17も始まるというのに。

 

season16の放送中の2月に大杉漣の急逝、津川雅彦の訃報に引き続き、また1人「相棒」のメンバーがいってしまった。

準レギュラーの前の2人とはまた違う、いつもそこにいてくれる完全にレギュラーな役だったのになぁ。

撮影には入っていたそうだから、最初の数話は登場するんだろうか?そしてそのあとは小松刑事1人になってしまうのか。ううう。

長いシリーズはこういうことがあるから淋しいね。

 

先日NHKで放送された「未解決事件File07  警察庁長官狙撃事件  容疑者Nと刑事の15年」を見て思ったんだけど、今の映像業界はカッチリしたオジサン俳優が全然足りてないよね。

最近人気の経済ドラマとか警察組織物とかだと大きい組織のトップを演じる人が必要な訳だけど、なんか同じ人ばっかりなような。

そもそも組織のトップって50代からまあ60代前半なはずだけど、映像だと実年齢はもっと上の人になりがち。

NHKのドラマも容疑者役がイッセー尾形でビックリして、それは実際その人が結構な年齢だったからああそうかと思ったけど、刑事役の國村隼はさすがにちょっと年行き過ぎかなぁと思った。

本当ならせめて40代の役かなと思ったのだけど、でも実際そのくらいの年齢の俳優さんでああいう役を出来てあの存在感があってイッセー尾形と対決できる人って、うん、いないかもなー💧

今の4、50代の俳優で芝居もできて存在感もあってメインはれる人っていうと、どうしても華やか過ぎて、シブい系統の人って思い浮かばない。例えば佐藤浩市とか、シブいというよりやっぱり華やかさのが勝ってしまう感じがするし。

 

「相棒」も警察の話だから、基本的には50代までのはずな訳ですが(上になれば定年が65とかあるのかもしれないけど、そこはわからない)、実際にその年齢までの人だけでキャスティングしたら、あのいかにも「組織!」って雰囲気は出ないよね。

実際水谷豊も60代だし、志水さんだって定年の年……。

組織ドラマはどうしてもキャストの平均年齢が高いから覚悟はしとかないとなんだなぁ。

辛いなぁ。

今朝は寝過ごしたので、夜遅くに「半分、青い。」を見た

ここまで来たので最終週くらいは全部見ようと思ってがんばっている。

朝寝過ごして見る余裕がなかったので昼の回を録画。寝る前に落ち着いて見る。

改めてこうやってちゃんと見ると、何というか…

雑だなぁ……

だからつまんないんだよね……

 

40過ぎの仕事をしている大人が、言い方悪いけど、それまでさほど気にしてるようにも見えなかった友達が死んだくらいでわざわざ実家に帰って部屋に篭って病み上がりの母親に夜食まで作らせるとか、

なぜか幼馴染が不在なのに幼馴染の実家に行ってまで甘えて、なぜか随分前に亡くなった幼馴染の母親の手作りクッキーが出されたりとか、

震災から一月も経ってなくて交通網が回復してないのに被災地まで行けたりとか、

3月の仙台なのにシャツと薄いコートだったりとか、

そもそも無収入なのにあちこち遠出したりランチしたりとか、

ディテールの甘さが目立ちすぎるんだよねぇ💧

 

Twitterでそれを突っ込む人がたくさんいて、そうすると盲目的なファンが「あげ足取り!」「性格悪い!」「見るな!」と荒れるんだけど、

そもそもそういう隙があるのがダメなドラマの証拠なんだよねー。

いいドラマって画面の隅まで気配りが行き届いてるんですよ。

 

そもそも、最終週になって「イジメ」「震災」という軽くは扱えないネタをぶっ込んで来て、思った通り雑で浅かったという、予想通りのオチ。

脚本家の大先生は「炎上覚悟で書いた」って言ってるけど、炎上の理由をわかってないよなぁ。

「イジメ」「震災」を扱う事が炎上理由じゃないんですよ。「イジメ」「震災」を適当に扱うから炎上するんです。

「イジメ」を書こうが「震災」を書こうが、製作陣が本気で突き詰めて作ってるなら視聴者にはちゃんと伝わります。視聴者舐めんなよ。

扱ったことを非難する意見は出るだろうけど、それ以上に評価は出ますよ。

結局、脚本家の大先生は最後の最後まで自分の何が非難されてるのかわからなかったねー。

 

「震災」については金、土でも出て来そうだから(出なかったらビックリだ!)置いといて、「イジメ」のサラッと扱いにはグッタリしました。

そもそも震災が起きたのが金曜日。そして土日休みで、次の週にイジメの話が出てるけど、それってイジメなの?

そりゃオモラシしたらそれをからかうヤツとか出るけど、それが継続的なイジメになってるかはまだわからないはず。

そんな段階で転校だなんだって言ってどうするの?親も先生も自分達のやるべき事放棄してるよね。

おそらくここ数年、9月1日に自殺が多いから「だったら行かなくていいんだよ」というメッセージを大人が送っているけど、それにちょっと乗っかって見ました、私ちゃんと世間の事見てるでしょ〜ってアピールにしか見えないし。

そういうのと問題が全く違う。

「逃げるのではない、正しい場所に行くんです」って綺麗事言ってるけどその後の「それが手っ取り早い」って……。

まず、その子らをキチンと叱りなさい!

 

自分もイジメられた事があるし、そういう経験のある人は大勢いる訳だけど、そんな事じゃないんだよ!とイラッとする。

ましてや「20年後には笑い話だ」とか無神経なこと言ってるけど、それはイジメた側の理屈。イジメられた側の傷はずっと無くならないよ。

何というか、どのエピソードも雑で無神経だよね。

わかんないし調べる気ないなら書かなくていいですわ!

 

結局、このドラマが書きたいのがいつもの北川ドラマで、ヒロインがモテモテで元カレと今カレの間で揺れるっていうやつでしかなかったなぁ。

ヒロインしか存在せず、あとは全てヒロインを持ち上げるだけのためにいるキャラクター。

いや、キャラじゃない、演出用小道具だ。

ユーコだってただの小道具なんだから、そりゃ簡単に死なすよね。

 

やれやれ、 10月1日が待ち遠しい。

まんぷく」が始まって、「カーネーション」が再開だ。素晴らしい 1日だねー。