毎回毎回侮れないカルテット。
5話も予想を裏切る展開に。一視聴者としてただ翻弄されるばかり。素晴らしい。
今回の一番の驚きは真紀の夫の登場。
『サスペンス』と銘打っているので、真紀の夫の失踪をメインで引っ張るのかと思ってたのに、第1章ラストでアッサリ登場。
『生きてるじゃん!』とネタバレくらってたのに突っ込みましたよ。
まあ、家森を追ってた謎の男もアッサリ正体明かしてアッサリ退場。こちらの予想なんてどんどん裏をかいてくる。
また、夫がクドカンなのがすごい。これだけで色んな説明ができてしまう。
どなたかがツイッターで「真紀の夫はエリートでプライドの高い谷原章介を想像してたのにー」って言ってたんだけど、私もそんな感じを想像してた。
部下に『愛してるけど好きじゃない』って言っていたというエピソードにまんまとミスリードされてた。
1話からちょっとづつ描かれていた、母鏡子のめんどくさい、押しの強い感じ。
確かにクドカンならこの母親が嫌になって、でも言い返すことも出来ず逃げてしまうだろう。
そして、見た目に反して実は気の強い真紀に対しても、レモンはかけないと言えずに逃げるんだ。
なんという説得力!
私は俳優 クドカンがとても好きで、とくに生気のないキャラをやらせたらピカイチだと思っているけど、ここまでキャストで説明してしまうなんて、こんなうまい『いかにもなキャスティング』の使い方があるだろうか?
見習おうよ『○ライフ』
今回は真紀のターン。
もしや案外普通の女性?と思わせるエピソードが続く。
義理の母に気を遣い、1人でためこむ真紀。
夫の失踪に納得しつつもなにくそ!とあえて笑う。
今までつかみ所のなかった真紀が形になってくる。
それを一番嬉しく思っているすずめ。
真紀がなぜ、夫の失踪翌日にパーティーで笑ったのか、その話を聞いているときのすずめ、なんてかわいいんだー。
もう本当に真紀のことを好きで、真紀を信じたくて、ああ良かった、信じていいんだーという心の動きを表情だけで見せる満島ひかり、すごいな。惚れてしまうよ。
松たか子も負けてない。
有朱の挑発にけっしてのらない、一見普通の女性とみせて、すずめを疑ってないと見せかけて、実は何もかも見透かしてんじゃないのか?というつかめたようでつかめない、まだまだ謎の女の巻真紀を謎のままに演じてる。
ああ、2人とも女優、怖い!
怖いと言えば有朱の吉岡里帆。
ムシが好かないが、認めよう!
素晴らしいサークルクラッシャーぶりでした。どんだけ病んでるのこの子💧
まさかこんな重要な役になるとは!
でもムシが好かないけどな!(笑)
色々考えて感想まとまらないうちにもう1週間。今夜6話。
クドカンエピソード、果たしてどうなるのか?
サスペンスとはなんなのか!
あーワクワクする〜‼︎