「黒柳徹子に潰されない?」って聞かれたので、
「大丈夫!芸人じゃないもーん(笑)」という会話をしていたのだけど、
実際に見たら、潰されるより別の所でハラハラさせられた‥‥‥💧
トーク内容は正直そう目新しい内容は無い。
このところやたら出てて、時間に限りがある中同じ話を何度も聞かれて、律儀に何度も丁寧に返す、というのを繰り返してるから、もう知ってる話ばかり。
エッセイの内容についても大体触れるのは有名人エピソードのところだし、今回は勘三郎さんの話から自身の病気の話がメイン。
それでも、星野源が注目されるのは嬉しいからいいんだけど、
それより何より、黒柳徹子の衰えぶりにビックリしてハラハラしてしまったよ。
そもそも徹子の部屋見たのってどのくらいぶりなんだろう?
昼間は会社なので、よっぽど興味あるゲストの時に録画してみるだけだけど、年単位で久しぶりだと思う。
ここ数年、ネットニュースで「徹子の部屋における、黒柳徹子の無邪気な芸人ツブシ」って言うのが定期的に話題になってるのは知ってた。
黒柳徹子がポンポンと話を変えたり、ネタ見せをせがむのに対応しきれなくて、芸人がイタい姿を見せるハメになるらしい。
友近が全て上手く対応して「さすが!」と脚光を浴びたという記事も見た。
だけど、昨日見た黒柳徹子はそんな回転の良さは微塵も感じられなかった。
時々開くビミョーな間、記憶にあるのと随分違うゆっくりした喋り、星野源の方がお話し相手をしてあげてるのか?というくらい様子見ながら話してた。
そういえばここ数年、重病説が出たり、一昨年の紅白司会も「出られるのか⁉︎」みたいな記事も見たなぁ。
でも、一昨年の紅白はチラ見しただけで印象残ってないし、私の記憶の中の黒柳徹子は正に「立て板に水!」という姿だった。
それで久しぶりに見たらあまりの違いにマジでヒイてしまった。
黒柳徹子ももう83歳だから昔より衰えがあるのは当然なんだけど、これはもうトーク番組の司会をやれるレベルではないんじゃないだろうか?
年寄りを排除しろという話ではなく、お金を取るプロの仕事のレベルに達していないのではと思うのだ。
今は俳優、タレントと言った人前に出る仕事で、中々の高齢の人は多い。
そして仕事内容によって求められる物も違う。
たまに見かける懐メロ系歌番組だと、大勢のベテラン歌手が出ているけど、声が出る人出ない人の差が激しくてうーんとなる。
トレーニングの差だったり、元々の身体の強さだったり、同年代でもすごい差がある。
こういう定年のない仕事だと、どこで区切りをつけるか難しいのかなーやっぱり。
もちろん、需要がなければ仕事が自動的に無くなって強制引退になる訳だから、オファーがあるうちはやるのは間違ってない。
でも、大物になり過ぎて裸の王様になってるような人もいるから。
「情報7DAYS」家にいると見ること多いんだけど、たけしのコーナーになるとチャンネルを変えてしまう。
喋りたいスピードに口が追いついていなくて何言ってるか聞き取れないのを見たくないのだ。
年齢だけでなく、事故の後遺症もあるのかもしれないけれど、以前より聞きづらいのは確かだ。
一方で「やすらぎの郷」は出てる人達がかなりのご高齢ではあるし、聞きづらいなーと言う人も無くはないのだけど、主演の石坂浩二のセリフとナレーションがしっかりしててとてもいいのであまり気にならない。
俳優としてなら、お年寄りの役ということでやれる部分もあると思うのだけど、司会進行となると番組全体に影響するしなーと思うのだけど、
大山のぶ代がドラえもんの声優交代したら認知症が進んだのでは?という噂もある。
高齢者から生き甲斐を奪うのは良くないのはよくわかるけど、一方でプロとしての仕事のレベルを考えるとどうなんだろう?とか、考えても答えはわからない。
多分自分はしっかりしてた時期を知ってる人の衰えた姿を見るのが怖いんだと思う。
老いとか病気とか、そういうものを見たくないんだろう。
以前父親が病人だったとき、キチンと対峙することが出来なかった。
自分にとって怖くてうるさい人だった父親が弱った姿は受け入れられなかった。
黒柳徹子の衰えぶりにどこか重ねてしまうから、怖くなってしまうんだ。
メディアに姿を現わす人には、シャンとした姿だけを、夢を見させて欲しいって思うのはだめなのかねー?
高齢者差別になるのかな?
色々考えてしまったなー。