温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「やすらぎの郷」 第8、9週 書きかけてたら、訃報が入った

秀さんの失踪騒動がひと段落、落ち着いた秀さんの部屋の天井から出た大物俳優の遺言。
そこから始まる遺産相続や、老後の生き抜き方といった、高齢者あるあるエピソード連発。
うう、ツライ‥‥💧

ってとこまで書きかけて止まってた。
10、11週とやすらぎの郷も他のドラマも録画が溜まってて、早く見たいなぁと思ってたところに野際陽子の訃報。

ドラマ当初から、出演者が高齢な方ばかりで、看護師が待機してるだの、途中で誰か欠けるかもとかいう記事が色々でてたけど、
まさか野際陽子の訃報がくるとは。
元々肺ガン手術をしていたのも知らなかった。
女優凄いなぁ。
全然衰え感じなかったし、いかにも野際陽子なキリッとしたキャラをやっていた。
俳優で1番歳を感じるのは声だとおもうんだけど、声もしっかりしてたしなぁ。
本人も企画が企画だし、完走出来なかったのは悔しいだろうな。
それでも、衰えを感じさせず、美しい人は歳を取っても美しいんだという姿だけを残していったのは、女優として完璧なラストだ。

きょうの分までちょうど10回、2週分がたまってるから、今夜一気見してみようか。
トーリーは倉本聰の怨念こもった高齢者あるあるがどんどんハードになってきて、
面白くはあるけど、ツライというか切ないというか、なかなか見る方も気合いのいる展開が続いてる。

最初の頃のように笑ってばっかりではいられないけど、でもやっぱり今これをやろうと思った倉本聰は単純に凄い。
老害上等」とでも言わんばかりの書きっぷりに、そうだなぁ、年取ったらおとなしくしなくてはならないなら、それこそ下の世代に夢がないよなぁと思った。