モカの日記

誰かに気を遣うことのない、思ったことをそのまま書いてみるところ。

相談は踊るでの「逃げ恥感想問題」で笑ってしまった

タイムフリーのおかげで、全部聴くのは面倒だけど一部のコーナーは好き、という番組が聴きやすくなった。
テレビの録画視聴と同じノリですね。

それで最近必ず聴いているのが「ジェーン・スー 生活は踊る」
去年の4月から始まった月〜金11時からの帯番組で、以前ははたまむすびの前番組としか思っていなかった。
主婦向け生活情報のコーナーが多いので、その辺はあまり興味ないのだけど、
12時過ぎからの「相談は踊る」のコーナーが好きなのだ。

もともと金曜だったか、夜にジェーン・スーの悩み相談番組をやっていて、午前の帯番組に移動してからも残っている人気のコーナーらしい。
「人の悩み相談聴いて面白いの?」と前は思っていたけど、何となく聴くようになったらこれが結構面白いのだ。

ジェーン・スーという人を初めて知ったのは「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題 」という本が話題になったとき。
本は読んでないけど、このタイトルだけでどういう立ち位置の人なのか一発で分かる。
素晴らしいセンスだよね(笑)

なので、本当にどーでもいい感じのくだらない悩みから、なかなか重い相談まであれこれ解答するのに、バッサリとやっていくのが確かに面白い。
そして、本人の「自分は言語化する能力が高いんだと思う」というコメントを聞いてなるほどなーと思ったのだ。

例えば凄くおバカな相談があったとき、聴いてる誰もが「バカじゃない?」と思うけど、じゃあどこがどうバカなのかっていうと案外うまく言語化できない。
それをジェーン・スーがサクッと言葉にしていて「あーそうそう、そうなんだよー!」って思うのがスッキリする。

あるいは「うーん、どうしたものか?」と思うような相談に、意表をついた、でも「なるほど!」と思う解答をする。
そう、確かに悩み相談はエンタテイメントになるんだよね(笑)

で、先週木曜日の相談。
56歳自営業の男性。妻が「逃げるは恥だが役に立つ」にどハマりして、見ろ見ろと言う。最終回前の10話まで見た。感想を聞かれて「やっぱり若い男と女が一緒に住んだらデキちゃうよね、と言うドラマだね」と言ったら、妻が激怒、「あなたにドラマを見る資格はない」とムシされている。顧客の社長さん達と話を合わすために、大河、朝ドラ、ワールドビジネスサテライトを妻に録画頼んでるのもやってもらえなそう。どう言う解答をすればよかったか?
‥‥というもの。すでにツッコミ所が満載💧

ジェーン・スーが大笑いしながら解答していて、なるほどなるほどとおもったけれど、この人に対してのツッコミはなんか私もしたいぞー(笑)

ジェーン・スーは好きなものに共感して欲しいのが1つ、あとはここから色々汲み取って欲しいのでは?と言っていた。
そうなんだよね、この相談者さんは56歳自営業ということは、この人の妻はまさに「逃げ恥」であげていた問題提起を常々思ってる人なのではないんだろうか?
自営業なのだったら妻も書類上社員や経営者になってる可能性はある。
録画すら自分で出来ない夫なのであれば、家事全般妻がやってる状況でもおかしくない。
それで自営の仕事もして、じゃあ給与はどれだけ出してるのか、実際自由に使えるお金はどのくらいなのか?
まさに「逃げ恥」の「好きの搾取」問題を体感してるのではないのかな?

私は「逃げ恥」の1番上手い所は、原作の割とカッチリした社会問題についての提言を出来のいいラブコメで包んだ事で、そういう問題に興味ない層でも楽しめるドラマにしたところだと思っているので、
この相談者さんの妻も、まずはドラマとして楽しんでもらえば、夫もこの問題提起をくみ取って、うまくいけば自分の思う所まで気がついてくれるんじゃないかと期待したんじゃないのかな。
それを「やっぱり若い男と女が一緒に住んだらデキちゃうよね」って言われれば怒るよね(笑)
夫にも、無駄な期待をした自分にも。

なんかそういうあれこれと考えるきっかけをくれる「相談は踊る」がなかなか楽しいのだ。

しかし、この相談者さん「顧客の社長さん達と話を合わすために、大河、朝ドラ、ワールドビジネスサテライトを妻に録画頼んでる」という事だけど、そもそもドラマ見るという事に関心なさそうだよね?
いや、無いなら無いで本来は問題ないけど、この妻に対してやらかしたことから考えると
顧客の方々と大河の話をしてたら
真田丸?ああ、真田幸村が家康殺すの失敗する話ですね」と終わらせてそうな気がする。
あらすじ一言で言えば「逃げ恥」だって間違っちゃいないけど、ドラマを見るっていうのはそこに至るまで枝葉のつけ方を楽しむことだと思うんだよね。
わざわざ見てても仕事の足しにはなってなさそうだ(笑)

ジェーン・スーは元々原作ファンでドラマ化されてさらにハマっていたらしいのだけど、
その頃はラジオ聴いていなかったのでちょっと残念だなぁ。