モカの日記

誰かに気を遣うことのない、思ったことをそのまま書いてみるところ。

「リバース」全部見た!1番のフェイクは『原作 湊かなえ』だった!

取り溜まっていた「リバース」をやっと全部見た。
いやー、見だすと気になってどんどん見ちゃうよね。

自分は湊かなえを読んだことないし、映画やドラマも見たことなく、これが初めて。
イヤミス」というのに腰が引けていた。
1話もなかなかイヤーな空気が漂っていたので、二の足踏んでたんだけど。
面白かった!

ミステリーとしてはちょっとどうなの?ってとこも多い。
何か危険が迫って「わー‼︎いったい⁈」ってなるけど、結局それはメインとは別のエピソードで肩透かし、っていうのの繰り返し。
メインの広沢の死の真相も、何だかなぁではあった。
アレルギーのあることを知らない人間がうっかりアレルゲンなものを食べさせてしまったのに、責任を感じろというのも‥‥。
それにドラマ最終回まで見ても、当初の「人殺し」のビラを貼ったのは誰なのか説明がなかったような。美穂子はそれを見て脅迫文出したといっているのだし。見落としたかな?

途中の他3人のエピソード、特に村井のは引っ張り過ぎかなーとも思った。
原作が10話に引っ張るほどの長さではないのかな?とも思った。

そういう欠点は色々あったけど、それでも面白いと思ったのは、ミステリーの部分ではなく、社会に出て10年、色々思うように行かなかったり行き詰まったりした深瀬たちが、広沢のことをもう一度探す事で、自分自身も見直し、お互いのことも改めて知り、それぞれの人生も友情も「リバース(再生)」させていく過程が鮮やかに描かれていたから。
そしてそれを演じる俳優達がとても魅力的だった。
特に輩感満載の市原隼人と、一歩引いた玉森裕太は見直した。
でも全員良かったな。

それにしても、小池徹平ってヘナチョコキャラが多い印象だったので、広沢もてっきりそういうキャラかと思っていたら大間違い。
毎回毎回「広沢の秘密が暴かれる!」「広沢の知らない顔が!」みたいな煽りを散々入れてたのに、
結局わかったのは、広沢は頭が良く運動も出来て、スクールカーストでも上位、周りに気遣いができ、好きな女の子にも誠実な魅力的な人間で欠点といえば優しすぎて告白されると断れないくらい、みんな広沢のこと大好きだったんじゃん!というオチ。
これってミステリーなんすか?(笑)

それでも、1話では格付けしあうようなただのゼミの同窓生な4人が、広沢の事を追っていく事でちゃんと友人になっていくのは見ていてとても気持ちよかった。

結局『原作 湊かなえ』というのが最大のフェイクだったよ。
全然イヤミスじゃなかったー!
爽やか友情回復ドラマだったよ!

それにしても戸田恵梨香が可愛すぎ。
あんな子が喫茶店で声かけてきたら詐欺を疑うよ(笑)