温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

たけし、かぁ……。

『たけし、NHK大河に出演!クドカン脚本で志ん生役』

見出し見て「えっ…落語家?」
さらに記事を読むと、
志ん生役としてドラマ内でのナビゲーターも務める。』

……いやー!やめて〜💦やめて下さい〜‼︎

たけしは嫌いじゃない。だからこそ今のたけしを見るのはツライ。今でさえ何言ってるかわからない人に、2年後にナレーションやらせるの?72歳だよ⁉︎
志ん生なんて名前しか知りませんが、たけしが落語家役ってだけで「無理無理」と思った。でもまあ本筋じゃないし、高座のシーンは少ないでしょ、と思いきや、まさかのナビゲーション⁉︎

誤解を恐れずに言えば、最近年寄りを甘やかし過ぎだと思う。
元気なお年寄りが多いのはいいことだ。働けて働きたいなら幾つでも働けばいいし。
だけど、こういう特殊なお仕事で、当然高額なギャラが出るものに、明らかにギャラ分働けると思えない人を「業界の大物」というだけで使うのはどうなの?それは視聴者のためなの?
「たけしだ、凄い!」より「聴きやすくてわかりやすいナビゲーション」のが嬉しいよ、大半の人は!

そもそもこのドラマ、クドカンが心配なのだ。
クドカンはいくつになっても中学生男子のノリでモノを作る人だ。それが個性だし好きだ。
でも、それは決して万人ウケするものじゃない。だから、かつてのTBSのようにちゃんと良さをわかって翻訳してくれるプロデューサーがついたり、まだそう大物じゃなくて直しを食らうということが必要だったのだ。
が、すっかり大物っぽくなってしまったクドカンに「いだてん」を自由に書かせて大丈夫なのか?という心配は、そこそこのファンですという自分から見てもある。実際「監獄のお姫様」は2話で止まってるし💧
さすがに大河だから、ある程度周りの意見も汲むのだろうけど、大丈夫かね?という心配はあったのだ。

で、ここへ来てのたけし‼︎
確かにクドカン世代にとってたけしって神様だから。わかるよ、気持ちは分かる。でもさー!

何年か前の大河で、ナレーションが確か藤村志保で「聞き取れない」と大不評だという記事が出てた。
ふーん、と思ってたら何話目かで入院による降板が発表された。
やっぱり、70過ぎて聴きやすい喋りをできる人ってプロでも少ないよ。
最近CSで昔のルパン見たりするけど、次元がちゃんと声出ててツライ。今のルパンで他は代替わりした中、次元だけ残ったけど、わかりやすく一人だけ声が出てなくて見てるのシンドイんだよね。
以前、たまむすびに出てる一之助さんという落語家が、喋れないと自分で判断したら落語家は辞める、と言っていた。

裸の王様に誰も裸と言えないのなら、たけし、せめて自分で判断してくださいよ!


追記
他の追加キャスト見ても、神木隆之介橋本愛松尾スズキ……メッチャクドカンキャストだなー。星野源も入れて欲しい(笑)
三谷幸喜もそうだけど、脚本家とはいえ、あれだけの知名度だとキャストの希望も通るんだろうね。うーん。たけし、「志ん生」役だけなら別に流せるのに。なんか噺家って滑舌いいイメージしかないんだけど。前やってた談志役は見てないけどまだ噺家の中では滑舌悪い感じだからいいんだけどさー。
わろてんか」もそうだけど、聞き辛いナレーションって疲れるんだよ。ドラマに入り込めないし。