温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「隣の家族は青く見える」 初回ざっくり感想

「BG 」初回が15分延長なので、終わったらそのまま録画中の「隣の家族は青く見える」を追っかけ視聴。
確かにフジの木曜10時枠がイマイチ視聴率いかないのはテレ朝木曜9時のせいもあるだろうなー。
初回がかぶれば後の番組は録画になっちゃうし、「ドクターX」とか人気番組の多い枠だからなぁ。うーん、大変そう。
ある程度ドラマ好きな人ならこの裏かぶり延長って迷惑以外のなにものでもないのだけどね。

で、「BG」から切り替えた「隣の家族は青く見える」はなんだかとってもほのぼのスタート。画面も明るく楽しい雰囲気。
松山ケンイチ深田恭子の主人公夫妻の出会いから結婚、マイホーム購入までを順を追ってテンポよく描く。なんかいいかも。
松山ケンイチは重い役が多くて案外本人の素に近い明るくのほほんとした役が少ないけど、ふつうにいいよ。
で、そんな松山ケンイチ演じる大器がスキューバで足つって助けてくれたインストラクター深田恭子演じる奈々に一目惚れ。またこの深田恭子が「そりゃ惚れるわ」という可愛さ。深田恭子もやっぱり明るい役がよく似合う。
そんなごく普通の明るく仲良しの夫婦が「妊活」と「ご近所問題」にチャレンジしていく物語な訳ですね。

ダイワハウスがスポンサーについてるから、2人が購入するのは「コーポラティブハウス」というもの。
調べてみたら、建築中から購入者が意見を出していくことで設計に自由がきくのが売りなのだそうだが、その分ご近所さんとウマが合わないと大変そうだ。
で4組の入居者が設計段階で既にバラバラ。リアルに購入考えるなら、ここでウマが合わなそうならやめるべきじゃ?と思うけど、それやるとドラマにならないからなー(笑)
設計者の広瀬は自分でも一部屋購入する訳だけど、ゲイであることを伏せて生きてくならこんな人間関係密なところ住まないだろ、とかスタイリストとネイリストのオシャレカップルで子供を望まないなら、やっぱり周りと接点の少ないオシャレマンション選ぶんでは?とか細かいツッコミはつい入れてしまう。ここはドラマだから仕方ないとはいえ、どうせならどういう人がどういう意図でコーポラティブハウスを選ぶのかもっとリアルなところを知りたいかな。
設計が自由なのが希望なら注文住宅でいいわけだし、じゃあ何がメリットか?コストが安いのか?マンション並みのセキュリティーが可能なのか?とかその説明入れてあげればいいのになぁ。
で、ネイリストの高橋メアリージュンが「子供持つ気はないから!」と言い切ると「そうだねー、産後うつが心配だものね」と思ってしまう「コウノドリ脳」なのは私だけじゃないはず(笑)
「アンナチュラル」初回ゲストの山口紗弥加にも「この時間、ひと月前には新生児科のドクターだったのにー💦」とつっこんでましたから。

そして望めば簡単に子供ができると思っていた主人公夫妻、病院に行って初めて自分達の状態が「不妊」であることを知る。
この辺が結構リアル。大器の独身後輩男子がやたらと男性不妊について詳しくてあれこれ語るのは流石に無理矢理な説明シーンだったけど、男性と女性の認識の違いがすごく伝わる。
結婚してても男性の不妊に対しての認識って大器程度が結構普通だ。
そういう「妊活の現状」の説明がわかりやすい。まあ「説明してます」感は気になるけどこんなもんかなー?ちゃんとやろうという意図が伝わってきていい。
ほかの3組の住人もそれぞれの問題の発端が描かれて、中々に難しい問題を取り上げてるのが面白いと思う。
ドラマとして重くなり過ぎないよう、ほのぼのシーンも多くて全体の雰囲気は明るくてみやすいし。

ただやっぱり「妊活」というテーマは人を選ぶし、見るの辛い人もいるだろうなぁ。うーん。
自分もとりあえず次も見るけど続くかは自信ないかも。
でも主人公夫妻の明るい感じは凄くいいからまた見たいなって思えるかな。
情報多い割にまとまってるし頑張ってると思う。
この調子で続いて欲しいな。