温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。タイトル変えました。

「半分、青い。」 「叫びたい!」のはこっちだー! 作品作りを馬鹿にし過ぎ‼︎

ここ数年、自分が見た朝ドラの中でも突出して駄作としか思えない「半分、青い。
ひたすら「豊川悦司を見たい…」の一心で耐えていますが、お待ちかねの「東京編」になったらますます展開がひどくなってイライラしてきた。

この脚本家はやたらとステキっぽいセリフを書く。その独特な言葉遣いがどうにも受けつけない。本人は「こういうオリジナルなセリフを使う私、個性的でしよ」と思ってるんだろうし、信者もそうなんだろう。
けれど、その「ステキっぽさ」に気を取られて個々のキャラクターが一貫してない。それが気持ち悪い。

笛を吹いていつも呼びつけられてるのに2人の別れのシーンでは、もう頼らないという証に笛を捨てようとする鈴愛に「(笛を)捨てるな」とカッコよさげなこと言っておいて、上京したら鈴愛と近所のマンションで「またアイツと一緒なの?」とウンザリし、「電話番号をなるべく知られたくない…」と思ってる律ってなんなの?二重人格なの?

鈴愛が秋風羽織に左の耳が聴こえないことを伝えると「だから?」と答える。
「私は左の耳が聴こえないからオリジナルなものが描けるとでも?経験があるから描ける、無いから描けないだと描くものは狭まる。要は想像力だ。それさえあればなんでも描ける。想像の翼はどこまでも飛び立つ」
と演説ぶった直後、アシスタントでゲイのボクテが鈴愛に「先生は本気だから。僕たちの住んでる秋風ハウスキナ臭いでしょ?先生が火事のシーンを描こうとしてちょっと焼いて見た名残なの」「先生はリアルな感情を味わうためなら自分の家にも火をつける。作品のためならなんでもする。先生にとって作品は全て」と言う。
いやいやいや、矛盾してるよね?何度聞いても日本語わかんないんだけど。想像で描いてよ、何故火をつける?言ってる事が直後に矛盾してるけど⁉︎「想像の翼」で飛び立てや!

挙句実家に電話した鈴愛、ここがハンデの無い世界と伝えるのに「ここにはゲイもおる!」はぁ?なんだその雑な言葉!
志尊淳演じるアシスタントがゲイという設定見たときから嫌な予感してたけど最悪だわ。

他にも、母親が手紙で「お母さんのヘソクリあげます」とかおばあちゃんのナレーションで「鈴愛、筆も洗わされてます」という偉そうセリフとか、雑でポエムなセリフの連続でもう上げるのも面倒なくらい。
そして何よりこのドラマが嫌なのはヒロインに1ミリも魅力を感じないところだ。
思慮が浅く落ち着きの無いうっかり者。経営に余裕のない自営の食堂の娘なのに、家業も家事も手伝わずバイトもせず、何も出来ない。漫画家になりたいと言っていても漫画も描かない。まともに挨拶も出来ず、人の話もちゃんと聞けず最低限のしつけも出来ていない。
……いや、どこに魅力を感じろと???
「長所」と言えるところをひとつも見かけていないんだけど。

自分が見た中で今まで一番のハズレ作は「まれ」だと思っていた。有名な「純と愛」は見ていない。でももう6週目で「まれ」超え決定だ。
かろうじて「まれ」がマシなのはヒロインがパティシエの夢に向けて努力はしていた。お菓子作るシーンもたくさんあった。
バクマン。」に出てくる天才漫画家新妻エイジは電話中でも編集者が来てもどんな時も漫画を描く手を止めない。描かずにはいられない。多かれ少なかれ、そういう要素がなければ生き抜けない世界なんだよ。
当初から「漫画家の夢に敗れ」という展開は明かされているけど、それにしても適当過ぎる。

そもそも秋風羽織は月に5本の連載を抱えてるという設定で、手塚治虫じゃあるまいしこの時代にそんな漫画家おらんやろ!というツッコミもしたくなるけど、それ以前に緊張感が全くないのだ。
締め切り明けで皆が床で寝落ちてるシーンがあった以外、漫画描いてるシーンのまぁのんびりした事で。「重版出来」見直して来い‼︎

と沢山の苛立ちが積み重なって、6週目ラストの土曜日36話、本当にこのドラマはクソだと思うシーンがあった。
雑用しかやらせてもらえず「いつペンをもたせてもらえるのか!」と秋風羽織にキレる鈴愛。
それに対して「お前は五平餅を作るために雇った炭水化物要員だ!」と怒る秋風。
いや、この段階でもツッコミ満載ですよ。
まだ入ってすぐ、自分で漫画も描いてない奴が何言ってんだよとか、「漫画家を育てる」と漫画に対しては熱いハズの秋風のキャラ崩壊とか色々と。
がその後、逆上した鈴愛は秋風の原稿を握り窓から突き出し「原稿ばら撒きますよ!」と脅す。
ここで「続く」来週まで引っ張る。

はぁ?何だこれ?何なのこの全てのクリエイターを馬鹿にしたシーンは!
以前の回で鈴愛は秋風に来ないかと誘われて「秋風羽織が作品を生み出す所を見られる!『おしゃべり階段』が作られるところにいられる!」と東京に行くと決めていた。秋風羽織で自分が変わったとも言っていた。
その、自分の人生を変えた「秋風羽織の作品」に簡単にこんな事を出来る程度の人間が主人公か⁈なーんだそれは?
作品に対する敬意なんてカケラもない。こんなヤツが「漫画家志望」なのか⁉︎
そして同じ「クリエイター」なのにこんな程度のキャラクターを「クリエイター志望」として描けるこの脚本家ってなんなの?

ちょうど、昨日読んだ「重版出来」で、人気漫画家が雑誌企画で取材に来たアイドルの子が、ベタをやらせてもらう時にサッと髪を結んだのを見て、後にその理由を聞くエピソードがある。「神聖な原稿だからちゃんとしなきゃと思って」という彼女に「それを無意識にやれるキミはエライよ」「そういうマジメなところ、他の仕事や人間に対して敬意を払うところはちゃんと伝わってると思うよ。だから大丈夫」と励ますのだ。いいシーンだった。
そう、一貫して「重版出来」は漫画家やその周りの全ての働く人達への敬意がある。そこがいい。
半分、青い。」は真逆だ。他者に対する尊敬なんて一欠片も感じない。
あるのはただ、脚本家の「ステキな私を見て!」のモンスターみたいな自意識だけだ。そしてそれを形にしたものが「楡野鈴愛」という主人公なのだ。
だから気持ち悪さしか感じない。
自己中自分勝手の主人公とその都合のいいように動く他のキャラクターだけの世界。
くだらねー!

6週目サブタイトル「叫びたい!」のはこっちだよ!
「朝から気持ち悪いもの見せるんじゃねー!」

普通に考えれば、この場にある何よりも大切な「秋風羽織の作品」にこんなことしたヤツなんかその場でクビで当然だけど、なにしも脚本家の化身の主人公補正で許されるんだよね。話繋がらないし。
秋風のことを「秋風ナンチャラ」と言った鈴愛の父にそれだけでキレていた秘書の菱本や、何より「作品のためならなんでもする、作品が全て」の秋風が、こんな事をした鈴愛を許す事がもう展開として破綻している。
自分が「これ面白いんじゃな〜い?(得意げ)」シーンを繋げただけのものなんてドラマって言わないよ。アホか。

脚本家が言い訳と自画自賛のみのツイッターをやってるのも誰か止めなよと本気で思う。そういうのがいちいち記事になったりしてるんだからいい加減気をつけてよ。挙句「半分、青い。」の小説本出すとか、結局ドラマは踏み台ですか?そんな暇あったら脚本を推敲でもしてみたら?永遠に終わらなそうだが。

あさイチ」のゲストが秋風の秘書役の井川遥で、豊川悦司がVTRコメントを出していた。ドラマ内より髪が短かった。豊川悦司は凝るタイプで役の長髪は地毛でやりたがる人だ。
と言うことは撮影もう終わったのかしら?
と言うことは早々に退場かな?
で、「あさイチ」にも出るかな?
それだけが心の支えだわ〜。