温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

ああ、やっと!「カーネーション」が戻ってくる〜!…のはずだったのに…

やっと夏場所も千秋楽。
あー、ついに月曜から「カーネーション」の放送が再開する〜。
2週間、長かった〜💦

放送時間が夕方に設定されてから「どうなるんだ?」と言われていたけど、予想通り大相撲の時は放送休止でした💧またそのために1日2話放送して、大体半年で放送し終わる予定なんだろうなぁ。相撲以外でも休止結構あるし。
しかし、朝ドラの強みって基本的には視聴習慣なんだよね。あとながら見視聴者が多い。
だからどんな愚作でもそうそう視聴率落ちない訳で、「カーネーション」はめちゃくちゃ面白いから2週間開こうが続きは見るけど、この先別の作品だとどうなんだろうね?

ああ、それにしてもまだ第6週までしか放送されてないのに「カーネーション」は噂通り面白い。
尾野真千子苦手かも💧」と思ってたのに全然気にならない、どころか惚れそうだ!(笑)
最初の子役時代から面白いのも凄いけど、特に第5週は素晴らしかった。

なんとか洋裁の仕事を手に入れようと、持てる知識をフル稼動させて百貨店へ制服作りを持ちかける糸子。
当然そんな小娘の言うことは相手になんかされないけれども、食い下がってヒントを持ち帰る。そしてまたチャレンジ、ダメでもまた食い下がってヒントを持ち帰りまたチャレンジ。
身近な人達の言葉からも着想を得て、試作を作りそのまま着て百貨店の支配人に声をひっくり返しながら見せる糸子が愛おしい。
ドラマ的に採用されるんだろうと自分に言い聞かせて見てもドキドキしてしまった。
採用にはなったものの納期がかなりタイト。ミシンすらないのだからそこから何とかしなくてはならない。
神戸の祖父に借りようとして、ヘソを曲げ激怒するお父ちゃん。振り切って神戸に向かった糸子に妹から連絡が。
お父ちゃんは店の反物を全て売り払いミシンを買ってきた。
家族総出で何とか仕上げて間に合わせ、初売りの日皆で見に行くのだ。

糸子が初めての洋裁の仕事と、人生の相棒である自分のミシンを手に入れるまでを1週間使って描いた。
糸子を始め出てくる人物はそれぞれ短所もある普通の人間だけど、あまりに生き生き描かれて、短所以上に生きるパワーとそこからくる魅力に目が離せないのだ。
百貨店の店員さんが、毎日来る糸子とだんだん気持ちが通うようになって、制服が採用されたのを共に喜び、初売りの日満面の笑みで誇らしげに客を迎え、それを糸子が笑顔で見ているところは本当に泣けてしまった。
役名も覚えられないような数日登場するだけの店員さんまで、糸子とのやり取りでどういう人なのかわかるのだ。
どうしてこんなにどのキャラも魅力的に描けるのか?
この渡辺あやという脚本家を自分は知らなかった。なんてもったいないことをしていたんだろう。

第6週は芸妓さんと踊り子さん、2人の客に糸子は服を作る。それが同じエピソードにならないのは、それぞれの相手とのやりとりで失敗したり学んだりしてちゃんと糸子が成長しているからだ。
元々の溢れ出すような「服を作りたい!」という思いに加え、仕事はちゃんと賃金を取らなくてはいけない事、納期に必ず納めなくていけない事、クオリティを保たなくてはいけない事、失敗しっぱなしではなく何か学び取る根性を見せる。
人が何かをやろうと突き進む姿ってこんなに心惹かれるものなのだねー。

放送が無い2週間、第5、6週を何度も見た。何度見てもドキドキする。もったいなくて消せないのだ。ハードディスクの残量がやばいのにいったいどうすれば…💧「あまちゃん」ももったいなくて消せてないのに。

月曜からや〜っと放送再開!とワクワクしてたのに、さっそく国会中継で休止。ううう。
我慢するのツライけど、こんな何度も見返したい朝ドラに出会えるだけでもありがたいとここ最近ので思い知らされたから、じっと耐えて放送を待つよ!
明日こそ!