温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「まんぷく」 第124話 タカちゃんの扱い、なんだかなぁ💧

まんぷく」終わりまであと1カ月、相変わらず楽しく見てます。
見てますよー、けどねー……タカちゃんのお姫さま扱いなんとかならんですかねー💧
タカちゃんが結婚して専業主婦になってから、なんの魅力も感じられないんですけど。

このドラマの脚本の伏線の張り方、回収の仕方は朝ドラの放送形態に合っていて面白いなぁと思ってるんだけど、どうも女性キャラの扱いが男性キャラに比べてモヤモヤすることがある。
「この先のこの展開のためにこのキャラはこう動いた」っていう動かし方が、女性キャラの方が浅い気がするんだよー。
典型的なのが鈴さんなんだけど、でも鈴さんは出番も多くて描写が多く、松坂慶子が演じるからこその可愛げもあって成り立ってるのにくらべると、タカちゃんは酷いなー。
結局、神部くんを萬平さんの身近に置くための口実でしかないという。
第一子ができたのも結婚から随分空けたと思ったら、忠彦さんがまんぷくラーメンのデザインを思いつくキッカケのためのタイミングだったし。

そして中途半端な今時テイストがなんかまたモヤモヤするんですー。
結婚して専業主婦なのは昭和30年代的なのに、旦那の神部くんが子育て手伝わないとか帰りが遅いとかで文句言うところだけは平成風。
親どころか祖母まで同居してたのに旦那に子育て手伝えとかなんで言うの?
先週は神部くんが前の会社をクビになっても萬平さんの会社で働けば?と言って「楽天家だからー」と言ってたくせに、今週は不満ばっかり。
挙句に忠彦さんと克子ねーちゃんの両親そろって神部くんに説教。この時代なら「旦那さんを立てなさい」と逆にタカちゃんを説教するべきじゃないの?
画家夫妻で進歩的だというのなら、なぜお金ない時代も克子ねーちゃんは働かず、タカちゃんは国立大学出て働きもしないの?そういうとこだけ30年代?
タカちゃんは大学まで出て働きもせず専業主婦になり、と言って家事に勤しんでる様子もなく、福ちゃんや克子ねーちゃんのように旦那を支えるでもなく、それどころか子供産まれたら旦那に文句ばっかり……何をしたいの、させたいの?

福ちゃんが旦那さんを立てる奥さんなのに対しての対比かな?と解釈してみたけどそこまでやれてるようにも見えない。
現状、まんぷく食品のために働きたい神部くんの足かせ用しかない。
克子ねーちゃんもそうだけど、キャラが中途半端としか。
通常モブと変わらない感じで、何か動くと「あー、このためかー」と分かっちゃうような動かし方。
ラーメン作るのに福ちゃんが手助け求めた時に、いつも暇そうな克子ねーちゃんが「タカの体調戻るまではついててやりたいし」と言うのは鈴さんを手伝いに行かすためのセリフとか分かっちゃうみたいに。
当時の主婦として描くならそれらしく、先端的な女性としてならそれはそれでと、もっと活用してほしい。もう描写が足りなすぎるのよー。
妹の吉乃ちゃんも岡くんと森元くんを引っ掻き回すだけのキャラで、三角関係を中途半端に引っ張ってコメディパートにするのはあんまりスッキリしないしなぁ。

世良さんや真一さんがすごくいいキャラに作り上げられてるのにくらべると、やっぱり女性キャラはなんか足りない。
大谷亮平なんて真一さん役でいいポジションを見つけたと思うし、このままじゃタカちゃんの必要性って壇蜜さん以下かもよ💧
朝ドラの昭和物って、本筋だけじゃなくセットや小道具やちょっとしたセリフや行動で「あー、この頃はこういう時代なのかー」と思わせてくれるのが面白いので、女性キャラももうちょい上手く使って欲しいなー。
お願いしますよー。