温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「ボイス」「サイン」「TWO WEEKS」 韓流リメイクドラマ3本初回全部見たよー

「ボイス 110緊急指令室」「サイン―法医学者柚木貴志の事件―」「TWO WEEKS」とこの夏は韓流ドラマのリメイクがゴールデンタイムに3本!
最近はけっこうあるけど、一度に3本はやっちゃったねー感が(笑)
なのでせっかくなので1話をそれぞれ見てみました。

「ボイス」は冒頭からなかなかな暴力と猟奇描写。
「ハマの狂犬」唐沢は容疑者をボッコボコ、一方で彼の妻はその時猟奇殺人犯に撲殺される。
その様子を通報を通じて助けられなかった真木よう子
3年後、ボイスプロファイラーとして緊急司令室を立ち上げた真木よう子は唐沢を引き抜き、彼の妻を殺した犯人を追う。

真木よう子は特殊な聴力の持ち主で、2階にある電話越しに1階の外の水槽のポンプの音が聞こえる。ほぼ超能力。
前あった「シグナル」もだけど、こういう事件物に反則レベルの特殊設定を入れてくるのが韓流っぽい。
そして、1話では緊急司令室最初の事件が「被害者があぶな〜い!」ってところで終了。こういうところも韓流っぽい。最近の日本のドラマは基本1話で1エピソード決着つけるしね。

とりあえず見てしまう勢いはある。猟奇描写もまあなんとか見れるライン。
ただ突っ込みどころ満載なのはお約束。
唐沢の「ハマの狂犬」は話を一切聞かずキレるばかり。被害者が通報してきて「10分以内に救出してみせる!」というわりに駆けつけた警察官が唐沢と後輩増田以外ほぼ映らない。建て壊し予定の廃ビルでなぜか水槽に電気が通ってポンプが回ってる。やたら見落としの多い猟奇殺人犯。
韓流の事件物リメイクで気になるのは、「日本でこの展開はどうなの?」というのがどうしてもあること。法律とかの違いを考えて直してるのかな?
とはいえ、オチも気になるし勢いで何とかなりそうではある。タテ軸の唐沢妻殺人犯は誰が演じてるのか?がすでに推測合戦になってるのが楽しめるかな。
賛否分かれる真木よう子、この前の銀行物よりはハマり役だと思う。やっぱり気の強い役がいいなー。ただ、確かに滑舌が悪い。一度きちんと訓練した方がいいんじゃないだろうか?

「サイン」
月曜9時と被る法医学物。
が、やはり韓流らしく組織内のつぶしあいや隠蔽工作がタテ軸。
大森南朋主演ということで期待していたら、何と肝心の大森南朋が微妙💧今まで見た大森南朋で一番ひどいかも。何故?
こういうヒーロー的な要素が合わないのかもしれない。青年誌漫画の主人公みたいな、我が道をいくけど芯は熱くて正義感があるというキャラ。かっこいいセリフが全て上滑り。
どうしたー⁉︎
そして巻き込まれる新人女子というベタな立ち位置キャラは飯豊まりえが抜擢。下手じゃないのにベタに気が強いばっかりなキャラでもったいないなー。
そしてやっぱり強引な展開。
監察医が勝手に現場で防犯カメラ見てるけど、そんな権限ないでしょー。だから警察官をメインで絡ませたりするんだし。
あと、いかにもテレ朝なクリアな奥行きのない画質が雰囲気を削ぐんだよね。
あーあ。

「TWO WEEKS」
訳ありチンピラ三浦春馬が自分に娘がいる事を知り、白血病の娘に骨髄移植を2週間後に受けることになる。
が、殺人の罪を着せられ逮捕されるも、娘のために逃亡する。
一目で黒幕とわかる高嶋政伸に、彼に恨みがあるらしい検事芳根京子に議員黒木瞳(絶対後で裏切りそう)他登場人物が入り組んでいるけど、わかりづらくなく先が気になる。
逮捕されても今の日本なら骨髄移植の対応くらいしてくれそうだが、それを言ったらドラマが進まないので置いておく(笑)
三浦春馬は主題歌まで歌ってて、基本主演が歌も歌うのはドラマの世界を壊しがちで嫌いなんだけど、歌声が三浦春馬感がしなくて悪くない。
謎の磯村勇斗とかまだまだキャラも出てくるし、3本のなかでは一番面白そう。
でも視聴率は一番下なんだよねー。やっぱ医療物、刑事物が安パイなのねー。

韓流物ってほとんど見たことないけど、主人公が嵌められるか飛ばされるかからで大変ですねー(笑)
どれもいかにも韓流リメイクではあるけれど、画面の質とかみても「TWO WEEKS」かなー。