温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「スカーレット」第1話 おお〜、王道大阪制作ドラマで滑り出し良好!

本日から始まりました、新朝ドラ「スカーレット」。
毎回思いますが、おととい「なつぞら」が終わって中1日で新ドラマが始まるのに切り替えがついていけない。
民放でも大河でももう少しインターバルがあるのに、朝ドラってつくづく特殊なドラマだなぁと思います。

早速支度しながら見ていたのですが、あまりの王道大阪制作朝ドラ感に「おお〜っ!」と感嘆してしまいました。
そもそもヒロイン戸田恵梨香、主題歌Superfly、タイトルが「スカーレット」とと、始まる前から
「強そう…」
な感じでしたが、その期待に応えた第1話でした。
ヒロインの子役の子がなんとなく戸田恵梨香系統の顔立ちながら一目で「あ、気が強いな」と思わせる雰囲気と演技、ライバルになるらしいお嬢様タイプの同級生も将来大島優子と言われて「なるほど」という感じ。

そして脚本の水橋布美枝はベテランで、自分としては最近のドラマは知らないのでどうかなー?と思っていたら、なめらかな人物紹介に「わー、上手い!」とまたも感動。
リヤカーを押す様子ですぐわかる、ヒロイン一家の貧乏さ、すぐカッとなるけど人情深く、ダメっぽいけど憎めない父親、おおらかで穏やか、動じない母親、そしてがっつり大阪育ちらしいヤンチャだけど妹を一旦置いてからやり返しにいく冷静さも持つというヒロインのキャラの見せ方の上手いこと。
そういえば昭和22年に9歳なので、ヒロインはほぼなつと同世代なのですね。
この頃は地域差も大きいだろうから、大阪、滋賀はどんなだったのかと思うと楽しみです。

早速喧嘩したガキ大将のお母さまは名前は知らないのですが大阪制作レギュラーの女優さん。
カーネーション」「マッサン」でも近所のおばちゃんでした。
こういうのも何作か見てると楽しみになってきます。
ナレーションもNHKアナの聴きやすく過剰でない感じが落ち着きます。

とにかく正に「ツカミはオーケー!」な素晴らしい第1話でした。
15分でこれはすごいなぁ。
子役時代は苦手なんですが、これならいけそう。
半年楽しみです。