温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「スカーレット」第51話 追加感想。しんどいけどラブコメパートもあるからバランスいいのよ(笑)

「スカーレット」は15分の中にたくさんの情報量を入れていて、しかもそれを伝えるのが上手くてとても見やすい。
攻めたエピソードを入れる分、抜くシーンがあって緩急の付け方が上手い。
48話ではフカ先生への思いをぶちまけて号泣を誘った八郎が今回は笑かし担当です。

たまたま居合わせてフカ先生が信楽を去る事を知った八郎。
せっかくお会いできたのに、お近づきになろうとしてたのに、なんてこと……!
と、多分思って絵付け係で先生を待つ。
さすがに気になった喜美子に中で待つよう言われるが、今度は喜美子にフカ先生の事を質問しまくる。
……ファンか!

そう、思えば当初からその気配はあった。
初出勤に一張羅を着るでもなく、破れた白いシャツを黒の糸で適当に繕ったもの着てくる。
1番年下だからと企画開発室に最初に出勤し、鍵を開けようとしてから、そもそも鍵がついてないことに気がつく。
うーん、こいつ、ポンコツだな?
朝ドラでは結構いるポンコツ枠だけど、まさかのヒロインの未来の夫(たぶん)がかぁ…。
ま、考えてみたら「まんぷく」の萬平さんも明らかにポンコツ枠だったしね(笑)
「マッサン」といい、大阪制作はヒロインの夫のポンコツ率高いなー。

そしてフカ先生が来るのを待ち、掃除をする喜美子にフカ先生への愛を語る語る。出待ち?
思い出作りに一緒にお祭りに行きたいとか、松明担いで歩く時、先生に近い立ち位置は自分だとか、そして喜美子との噛み合わない会話をした挙句、自分が重大なネタバレをした事に気づき焦る。
あー、この人、基本一つのことに夢中になると周りが見えなくなる典型的なタイプだわー。
そして喜美子に力負け。ウケる。
いやぁ、中々いいキャラですなぁ。

しかし、先々結婚するとしてもハードル高いなー。あの、常治を攻略できるとはとても思えないし。
美大を出ているということは実家はそこそこ、八郎だから兄弟多いだろうし親の面倒を見る必要はなさそうだ。
けれど常治の理解できない「芸術」をやる人だからねぇ。しかもポンコツ
喜美子を手放す気は一切なさそうだし大変だ。
喜美子がどう乗り越えるんだろう?気になる。
その前に、2人が少しずつ近しくなっていくのがまずは楽しみ。
まあ、推しが同じですからきっと相性がいいでしょう(笑)
そもそもあのダメ父ちゃんを切れない喜美子、こういうポンコツに弱いかもしれませんし。
そういう近づくきっかけの描写も丁寧でいいですね。

前半は百合子の進学問題から川原家の状況を容赦なく晒してぐっさり来たかと思えば、そのあとの八郎ポンコツお披露目エピソード。
こういうほのぼのネタもバランスよく配置されているのが「スカーレット」のいいところだと思います。

追記  「ポンコツ」というより「トンチキ」枠、で表現してる人もいますね。
萬平さんは「トンチキ」、八郎は「ポンコツ」という感じかなー。日本語面白い。