温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。タイトル変えました。

「スカーレット」第105話  陶芸家 川原喜美子 誕生に鳥肌がたつ

ついに何もかも振り捨てて突き進んだ穴窯で望んでいた色が出せた。

陶芸家 川原喜美子誕生の瞬間にゾクゾクして朝から停止してしまった。

第1話の「火事や!」「まだや!」はここに繋がってたのね。

昨日の慶乃川さんと出会いの場所の土といい、なんてエモい……。

喜美子が何度も失敗し、そこから学び、考え、研究する様子を丹念に描いてきたからこそのこの感動。ホント、このドラマ、好き……!

 

ということで遂に本当の喜美子になったわけですが、そのために失った物の大きさがツライ。

性別で分けるのは好きではないけど、女性が前に出るのは難しいんだなぁ……。

穴窯に魅入られてからの喜美子は明らかに常軌を逸していたし、八郎が離れてしまうのもわからなくはない。そもそもこの夫婦は仕事や芸術への価値観が最初から合っていなかったし。

けども、ここ最近の朝ドラで見ると、喜美子って「マッサン」の政春や「まんぷく」の萬平と同じ人種な訳ですよね。特に萬平のあのマッドサイエンティスト的な所は喜美子ととても重なる。

なのに彼らは当然のようにそのイカレた夢に向かう事を配偶者が理解し支えてくれたのに、喜美子は破局へ向かった。違うのは男女が逆なことと、配偶者が同業であること。

同業だったのはかなり大きいけれど、そもそもこの時代に男性の配偶者がサポートに回ること自体がほとんどない。婿養子に入ろうが、経済面や仕事の立ち位置はちゃんと上に立つ事を求められる。

「あさが来た」の新次郎は良き理解者でサポート役だったけど、あれは大金持ちだから出来たこと。生活も考えながらだと男性側がサポートに回るってのは無理なのね。

 

夏にCSで「ふたりっ子」をやっていて、どういう話か調べたのだけど、双子の片方は将棋の棋士で、同業の夫と結局離婚するのだ。

脚本は大石静なんだけど、「スカーレット」とといい、女性脚本家の方がその厳しさを知っていて、容赦ない展開にするのかもしれないと思った。

本当は八郎には数少ない男性配偶者としての理解者になって欲しかったし、「スカーレット」ならそこまでやってくれるかもと期待したんだけど、今の世の中からしても、同業の夫婦で才能や考えの違いは埋められないものなのかもしれない。

話題の杏と東出の件も、世の女性陣の怒りを買ったのは、同業で才能や立場が妻の方が上なのに、男だと言うだけで家庭内で偉そうにしていた(と報道されてる)ことが大きいのではないかと思うし。

こういうので「サポート役=女性」みたいになるのもちょっと残念だなぁと思う。

話ズレるけど、さくらももこの最初の夫は元々担当編集者だった人で、のちに退職して個人事務所の社長をやってたんだけど、離婚したときに気になったのは「この元夫はこの先仕事はどうするんだろう?」ということだった。

その後については全く知らないし、完全に同業という訳ではないけど、夫婦で片方が片方のサポート役になるのはリスクもあるんだなーと思った出来事だった。

そういえば杏の両親もそんな感じだよね。

 

うーん、今日の話は最高にエモかったけど、ここまでの展開は色々考えてしまうなぁ。