温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

3月11日ですね

もう9年というか、まだ9年というか。陳腐ですけど。

きっちり震災特集をやるのは結局NHKばかりで、こういう時やはりNHKは必要だなと思う。

不要論の言い分もわかるし、このところのNHKニュースの不甲斐なさには「クソが〜!」と腹立つけど、でもこういう事をずっと続けるのはNHKだけなんだよね。

自分が子供の頃は夏に民放でも終戦特番は必ずあったように思うけど、これも「視聴率が取れないから」とNHKしかやらなくなった。

昨日は3月10日だったけど、コロナ騒動で追悼集会も中止だろうし、そもそもやってたのかの報道もネットだと見なかった。

最近、ネットニュースばかりだと自分が見たニュースしか見かけないというのを改めて実感したので、やっぱり情報って取りに行くだけじゃなく、ひたすら受け身のものって必要かもなと思った。

黒川検事長定年延長問題は、たまたま新聞を見たら一面にあって「これは何が問題なんだろう?」とわからなかったから気になって調べたら中々な問題だったのに、ネットだけ見てると上手く入ってこない。

コロナ対策何してますか?という該当インタビューで「家に入る前に服を払って入る」って人を複数の番組で見て仰天したのだけど、これだけ情報があるとかえってそんなものなのかもと思ったり。

少し前に内海桂子師匠がツイッターで「今年はコロナ騒動で226事件の事を忘れていた」と書いていて「おおっ!」と思った。当時14歳でちゃんと記憶にあるそうだ。

昨日も東京大空襲のことを呟いていて母親と子供と逃げたと書いていて、自分が歴史上の出来事と思ってるような事を体感して記憶している人がいることで「地続きな出来事なんだな」と感じるのは大事なことだと思った。

だんだん自分もその記憶してる人になってきてるのだから、伝える努力をしなくてはなぁとも思う。

 

東日本大震災はまだ9年なのに遠いような感じがして、それは当時の被災レベルの違いでの分断なんだろう。

今朝の「あさイチ」では毎年行っていると東北を訪ねていたけど、三陸鉄道が去年の台風でまた被害を受けて不通になっていたのを知らなかった。本当に自分は何も知らないなぁと思う。

だからこそ、やっぱりテレビとか誰もがふと見るような所でずっと取り上げていかなくてはいけないんだろう、それをやり続けてくれるなら受信料はちゃんと払うよ。

もっともここ数年の自分はNHKのドラマ視聴率が高くて充分元とってる気がするけど。

通勤中のラジオでも民放一切の追悼特番を20分くらいだけどやっていて、ラジオは習慣で聞く人が多いだろうから内容うんぬんではなく「やる」ことが大事なんだろう。

ラソンはやったのに、震災の追悼式は簡単に中止が決まってもやもやする。

せめて今日は1日考えなくては。