世の中自粛モードだったのが、都知事他の要請でますます加速。
オリンピック延期になったとたん「大変なんですよ!」って言い出すのねぇ〜?、と斜めには見ておりますが、まあ週末は家にいるしかないでしょう。お花見したかったけど。
で、外出出来ないのは皆さん共通の問題なので「あさイチ」でも色々対策を取り上げてました。
今週は選抜が中止になったため急遽の放送で中々時間埋めが大変そう。
本日は運動不足対策で、高齢者にも出来る運動を紹介。
まずは肩幅に足を開いて腰を左右に揺らすくねくね体操。そして足を横に開き、ひじとつけるように交互に上げるガニガニ体操。
なるほどーと思いながらちょっとやってみる。
が、画面の大吉先生に目が行ってつい止まる。
あー、やっぱり出来ないかー💧
ひじとひざをつけるということは、ひざを上げるのに合わせてひじは下げるか固定しなくてはならないわけですが、大吉先生はひざが上がるのと同時に体ごと傾き、そのためひじも一緒に上がってしまってひざとひじが全然近づかず、想定されたものと全く違う動きになっている。
華丸さんやゲストの藤井隆にひとしきり突っ込まれていた。
今日は先日披露されるとともにトレンドに上がったパプリカダンスも再びということで、ついつい笑ってしまった。
けれどこういう笑いはねー、笑った後なんか胸が痛くなる。
それは自分も大吉先生と同じ人種だからですよ。
先日、家に篭る子供達向けにパプリカダンスをやったのだけど、サラッと踊る華丸さんや近江アナに囲まれ、「何事⁉︎」と言いたくなるくらいズレた踊りを踊っていた大吉先生。
「たまむすび」でも話していたけど、大吉先生がダンスがダメなのは「アメトーク」に出るくらい有名な話。
同人種として痛いほどわかるけど、あれは1ミリもふざけてないんですよね。本気でやって本気で出来ないんだよね。
でもまあ、川田アナのスキップみたいに、芸人である大吉先生は持ちネタにできるからおいしいと言えばおいしい。
けれど、「たまむすび」で話してるのを聞いてると、いくら芸人でも「おいしい」という気持ちだけじゃないのもうっすら感じるんですよー。ちょっとツライんだろうなって感じはしちゃう。プロだから笑いにするのはありと思ってるのもちろんなんだろうけどね。
自分もリズム感がなく、体を思うように動かすということが不得手なので、こういうフリ真似とかすると「ふざけてんの?」ってくらいズレる、
あれだけ「逃げ恥」にどハマりしてたけど恋ダンスは全くできなかった。
エンディングでメインキャストが恋ダンスを踊っているところでは、石田ゆり子と大谷亮平はさぞ大変だったろうと親近感が湧いた。
子供のころはこういう事が出来ないと中々ツライ場面も多く、結局大人になるにつけ自虐で笑いに逃げるっていうことを身につけた。
こういう場合、教育的な視点だと「出来ないからって笑ってはダメ」とかいうのが正論なんだろうけど、正論を貫くのはなかなかキツいし、それだけじゃ生きていけないからね。
大吉先生に朝から笑ってほっこりさせてもらいつつも、胸がチクチクする。
人間は難しい。
あー、難しいなぁ。