温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

あー、温泉サイコー‼︎

週末、ついに、ついに、温泉に行ってきたー!

実に13ヶ月ぶり、最後に行ったの去年の9月ですよ。

温泉と言ったって、そんな遠出するわけでもなく近場の日帰り温泉ですけどね。

そもそもコロナ禍になるまではほぼ毎週末、行けない時でも月1回は温泉に行ってました。週末のリフレッシュとして習慣だったのに。

まるまる1年以上行ってなかった上に、去年もお正月に行って、それでコロナが流行り出して、緊急事態宣言前の3月に行って、で一旦落ち着いた9月に行って、と3回しか行けなかったのに、そこからまさかの1年以上行けないとは…。

施設自体も休んでたり、時間短くなったりだし、さすがに浴室ではマスク無しなので、行っていいものなのか?と悩んでいて、そのうちアルコール提供がダメになって…。

風呂上がりのビールが無い温泉なんて、楽しみ半減ですよー!

ということで、ワクチン打って緊急事態宣言が明けて落ち着いたら、年内には絶対にいってやるー!…と決心してました。

佐久間Pが、ワクチン打って時間経ったからそろそろ…と銭湯行ったって話してましたけど、めっちゃわかるなぁと思ってた。

無くても生活できるけど、やっぱり必要なんですよね。

 

そしてついに決行しました。

贅沢に土日連チャンで(笑)

土曜日は東京からちょっと出た、近郊で一番好きな温泉施設に頑張って遠出。ちょっとした日帰り旅行。

そして日曜は、今年近場にオープンして行ってみたかった街中温泉施設。

久しぶりの遠出は楽しかったし、温泉施設が無事営業していてホッとした。まだ時短でしたけど。1時間繰り上がっていて、知らずにギリギリにきて入れないという気の毒なお客さんも。

そうなんだよねー、飲食店もなんだけど、行ったらやってないが多くて客の方も辛いのよ。

 

そして日曜は普通の街中温泉施設。

なんか凄ーく日常が戻ってきた感じ。

近隣の人たちが普通にきて、お風呂入ってご飯食べてビール飲んでっていう。

浴室以外はマスク着用ですが、それでもずっとなかった楽しみが、やっと、やっと帰ってきたなぁ。

泣きそう。そして温泉あとのビールサイコー(笑)

初めてのとこで、ヘッドスパが気持ちよさそう〜とやってみてイマイチでがっかり、までがお約束。普段整骨院行ってるのでこういうところのマッサージだと大抵物足りないのだけど、それでもついやりたくなっちゃうんだよねー。

それも温泉施設っぽいし!(笑)

 

久しぶりの温泉でマジでお肌がしっとりして、やっぱり威力が違いますねー。

美容健康ネタについてマメではない自分が唯一続いてたのが、ほぼ毎週温泉に入るってことだったのに、それが無くなっていたのだもの。

このまま落ち着くといいなぁ。

 

書きたいことが追いつかないのでとりあえず「星野ブロードウェイ」が神回だったことを叫ぶ

オールナイトニッポン“すだげん”祭り&深夜の音楽食堂と、月〜火の深夜ラジオが完全にお祭りでした。

おかげで眠い…いい大人がやることなのか💦

 

面白いのは菅田将暉星野源が喋っていて、しかも同じ日なのに、月曜はやっぱり菅田将暉の番組だし、火曜は星野源の番組なんですよね。

ちゃんとホストとゲストの立ち位置で話してる。

 

で、まずは「星野ブロードウェイ」が素晴らしすぎて、タイムフリーの制限時間いっぱいまで繰り返し聞いてしまった事を言っておきたい。

タイトルは「野上のトトノ」…はい、アレですね。

兄弟役がまさかの菅田将暉がさつ…いや、兄で、星野源がメ…弟。

さすがに「ショートシャンクの空に」で鍛えた菅田、ちゃんとさつきを演じてるし、星野源のメイもすごくらしい。言ってるし。

そして意外にも野上Dが上手くてビックリ。

 

それにしてもこの良さはなんだろう?

やっぱり演者の本気具合かな。

全然言葉にならないんだけど、とにかくよかったー!

なんかめっちゃ好き!

それだけで十分さ!

続々スタートの連ドラが今回ツボなのが多くて、書きたいことが書ききれない。

なので、とりあえず

「よかったよー!」

と書いておきます!

「最愛」 第1話  あー、吉高由里子にもってかれたー!

見終わってまず思ったこと。

吉高由里子、ヤバいよ!」

 

リアタイできなかったので、翌日録画視聴したので、すでにいくらかは感想を目にしてました。

松下洸平を褒めるものが多くて、でしょうねーと思ってました。そして確かに良かった。

と言うより、「スカーレット」以降外した事は無いのでは?

それがいざ見たらもちろん松下洸平はすごくいいのですが、冒頭とラストでもう全て吉高由里子に持ってかれました。

凄いよー!

 

いやそもそも上手い人だし、好きな方の俳優さんではあるんですが、「花子とアン」以降は等身大のいわゆる「アラサー女子の仕事と恋愛」みたいな仕事が多くて、安定してるけど突出したものもないというイメージでした。

それがなにこのファムファタル感……!

なんというか、本気出してきた?

 

現在と15年前を行き来しながら、ある殺人事件を巡って、刑事になった大輝と事件の重要参考人となって再会した、彼の最愛の女性梨央と、彼女を守る弁護士の加瀬の物語。

すっかりブランドになった新井プロデューサー&塚原監督コンビで、期待しかない。

ドラマファンの間ではこのコンビのサスペンスといえば「Nのために」が人気のようですが、見てないんですよね…。あんまりドラマ見る気力が無かった頃で。湊かなえに怯えてたのもある。

 

ナレーションは松下洸平の大輝の目線で入る。

この朴訥というのか、普通のお兄ちゃんの魅力を引き出せるのが松下洸平ならでは。

そしてもう何より吉高由里子にやられました。

過去シーン、高校3年生時代を吉高由里子でそのまま始まるので、最初は「え?」って思ったんだけどそれも一瞬、前髪作るとかっていう若作りを特にしてなくても、18歳にしか見えない。

何の影もなく、好きな人の試合を見に自転車をかっ飛ばして、勝利の喜びのあまり皆んなの前で告ってしまおうとする無邪気で天真爛漫な18歳そのもの……!凄い‼︎

冒頭、連行されながら微笑む現代の梨央とのギャップがありすぎて、いったい何があってこの天真爛漫な子がこうなるのか…と興味を惹かれる。もうここで罠にハマってますね。

 

思い合っていたはずの梨央と大輝がどうして別々に生きることになったのか、そして15年の時を経ての再会と、まさにつかみはバッチリの初回でした。

それにしても吉高由里子が良すぎる……。

やっぱり上手いわー。

 

吉高由里子のエピソードでいろんな意味で面白かったのが、「てるてる家族」で上野樹里と共演した岸谷吾郎が弱小事務所の上野樹里を評価して自分の所属してるアミューズに誘ったのだけど、事務所に恩義を感じてる上野樹里が断ったら、アミューズがそこの所属タレント全部まとめてその事務所ごと引き取ってその引き取ったその他大勢の中に吉高由里子がいた、という話。

上野樹里には確かにその価値があるけれど、そのおまけの中に吉高由里子がいたとか大当たり過ぎでしょう!ラッキー。

あと色々闇も感じるんだけど(笑)

それくらい中々出てこないレベルの俳優だなと思います。

 

梨央の弟・優の子役が初めて見たけど上手くて可愛かったのでチェックしてみましょう。

口元にほくろがあったので、これは大人役の俳優さん合わせかなと思ったら高橋文哉くんでした。よく出てるなぁ。

ゼロワンの時にまだ10代なのに最初から上手くて感心してたら、その後の仕事ではちゃんとイケメンなので驚く。ゼロワンの役はちゃんと美形を感じさせないキャラだったので、将来に期待。よく見ると凄く可愛い顔をしている。

 

それにしても、事件の夜のシーンはベタですけどめちゃくちゃドキドキしましたよ。

あんな男子寮にあんなかわいい女子高生入れちゃダメですよお父さん!迂闊すぎ‼︎

…とつい声に出してしまいました💧

思うツボ。

 

塚原監督の画面は本当に美しくて、岐阜の田舎の眩しさと都会のコントラストが眩しい。

サスペンスの初回としてのつかみは王道展開ですがしっかり、そして何より吉高由里子だけで見る価値がある。

今夜の2話はぜひリアタイしたいなぁ。

期待大です。

 

 

 

坂口健太郎って、いい俳優さんになったなと毎朝思うんです

相変わらず視聴率は上がらない「おかえりモネ」、自分は楽しみに見ています。

色々タイミング悪いなぁとも思う。

気象ネタなので、ここのところの大雨被害真っ最中では見たくないという人もいるだろうし。

現代物は視聴率がイマイチという朝ドラジンクスもあるそうですが、程よい他人事感が必要なんだろうと思います。

時代設定が違うから主人公の苦労も物語として楽しめる。現代物は距離が近すぎてしまうんでしょう。

ここにきてやっとモネと菅波先生が近づきましたが、その前後の心理描写が丁寧で目が離せない。そう、朝に支度しながら横目で見るのは無理なんですよー💦

「目が離せない」って朝ドラ的にはリスクですよね。

 

と、朝ドラ考察は置いといて、このところほぼ毎日登場の菅波光太郎役の坂口健太郎です。

けっしてファンという訳ではないのですが、毎日見るたびに「どんどんお芝居上手くなるなぁ」と感心してしまいます。

元々この人のことを「ベタなモデル上がりのダイコン」と思ってたんですよねー。

今の20代から30代前半だとメンズノンノモデルからの俳優さんが沢山いて、成田凌みたいに最初から上手い人もいるから、そんな中坂口健太郎って典型的な「モデル上がり顔だけ俳優」と思ってました。

はい、間違ってました、すみません。

 

俳優坂口健太郎を初めてちゃんと見たのは「重版出来」だったと思う。

この時はそこまでメインの役じゃ無いし、覇気のない若者という設定だったので違和感はなかった。

でも「モデル上がり俳優」というのは知ってたので、「事務所の力のキャスティング〜?」とか斜めに見てたとこはあった。

そのあとがたぶん「東京タラレバ娘」。

原作を読んでたので「KEY役全然イメージ違うじゃん!金髪クールキャラって真逆じゃない?」と憤慨した。

ドラマ自体も自分にはハマらず途中脱落した。

そのあと星野源にハマって配信で「コウノドリ」のシーズン1を見て、やっぱり微妙感は拭えず。

とと姉ちゃん」はイメージは合ってたけど、さほど印象に残らず、ドラマ自体も途中離脱。

 

……と、あまりいい印象はずっと無かった。

それが初主演ドラマ「シグナル」で変わった。

ずっと気になってた滑舌の悪さも無くなってるし、主役としての存在感もある。

気づけば演技もしっかりしてきてるし!

やっぱり「主演」でないと学べないことってあるのかも。

そして「イノセンス 冤罪弁護士」では、ドラマの出来はともかく、もう本当に「主演俳優」だった。

コウノドリシーズン2」では、1の時の不安定さはどこへやら、同じ役だからこそありありと上手くなったのがわかる。

いつのまにー!

 

「おかえりモネ」の菅波では、社会に出て数年、まだまた世間的には未熟な若者が、歳下のモネの面倒を見ているうちに

 

 

……と、9月かな?書きかけて記事を放置してましたが、もういよいよ終わりが近づき、新ドラマも始まったので改めて続きを書こうかと。

このところ出番控えめで、あさイチのプレミアムトークにも出ちゃったし(まだ見れてない💧)「オレたちの菅波」もいよいよファイナルが近づく。

本日113話では新次に泣かされて、「浅野忠信〜〜!!」って感じでしたが、来週は見せ場でしょう。

 

この記事書いてた時調べてみたら、「コウノドリ」のファーストシーズンが連ドラ初出演だったので、思いがけずほぼ全部の連ドラを見ている事に気がつきまして。

なるほどそりゃイマイチだったわけだー。

それが着々とキャリアを積んで、ちゃんと色々と身につけていっていつの間にやらこんないい俳優さんになってるのを見てしまったのだから、そりゃ気になる訳だなと。

昨日始まった新ドラマも本当はあまり食いつかない感じだったのですが、坂口健太郎なら見てみるかと思ってしまった。まだ見れてないけど。

ドラマ好きとして、こういう成長を見せてくれる俳優さんの存在って、なかなかに大きな楽しみなんだなと思いました。

来週楽しみだー!

 

「相棒シーズン20」第1話 だからご都合で右京さんをポンコツにしないでよー

ついにシーズン20!

初回は15分延長ですが、ここ数年の訓練でどうせ前後編なんだろうと思いながら視聴。

今回の話題は元官房長官の朱雀の再登場。それきっかけで亀山くんや小野田官房長の名前が出るのがここまでついてきたファンへのサービス。

というか、朱雀を出すなら雛子をなんとかして欲しい。投げっぱなしでモヤモヤするし。

 

そしてなんの説明もなく、シーズン19のラストエピソードの続きからスタート。

「お前らとーぜん見てるよな?」と言わんばかりの始まりで自信を感じます。

もちろん見てはいるけど半年前の事なので回想シーンを見ながら「どんな展開だったっけ?」と記憶をたぐりつつ見る。

本当に自信満々に、具体的な説明は最小限で話が進む。確かに見てない人はあまりいないだろうけども、昨今若い視聴者を取り込むのはテレビの命題ではないのかしら?

テレサで過去エピソード全部見れるとはいえ、有料な上に350本(!)もあるんですからねー。

 

IT長者の河西の暗殺を指示したとして内調の柾が逮捕されるが、裏には愛人関係にあった官房長官の鶴田が絡んでいると見る特命係は動き始める。

柾が拘置所で自殺し、それを信じられない元弁護士の都々子は特命に接触、元の勤務先から証拠を盗み出して冠城に渡すが、冠城に疑いがかかり逮捕されてしまう。

右京は都々子と会い詳細を聞く。釈放された冠城と改めて都々子を訪ねると、彼女はベッドの中で手首を切って死んでいた。

 

……と、あらすじ書き出さないといけない感じなんです、いつも!

こうやって思い返さないとならないのですよー。

ここ数年は第1話、2話が前後編で、巨悪と対峙してそのテーマをシーズン中引っ張るという構成。

なので今回もそうですが、シーズン初期からいるメイン脚本家が担当。なんですがー、この人が最近は微妙で。

盛り上がるためのエピソードを羅列して、結果巨悪も倒せずもやっとしてトカゲの尻尾切りで終了。大抵こんな感じ。

あと納得いかないのは、エピソードを長くするためにすぐには問題を解決しないので、「え?それ右京さんが見逃すの?」という展開になりがち。

 

今回も、明らかに怪しい微笑みを浮かべ続ける謎の女がちらちら出てくる。

シーズン19のラストエピソードを見ていれば、この女が依頼を受けて殺人をする殺し屋だろうと推測がつくし、明らかに都々子の口封じを狙っているのがわかる。

そんな時、警戒してカラオケボックスで都々子と会った右京は、個室の様子を覗くその女に気づく。

長年の視聴者としては「あー、よかった、右京さんが気がついた。これで安心」と思うわけですよ。

ですが、暗殺の指示が出ると次に現れた都々子は死体になってるじゃないですか!

右京さーん!あの時気がついたんじゃないのー⁉︎

というか、それを見逃さないのが杉下右京なのではないの⁉︎

 

長年続いてネタが尽きてくるだろうし、何人も脚本家が入ってるから仕方ないかもだけど、ここ最近はメインキャラのキャラ設定がブレブレでねぇ……💧

出雲をいびってた芹沢とかね💧

ましてや!話を引き伸ばすために右京さんが解決の糸口を見逃すとか、納得いかないわ‼︎

これは金田一耕助じゃないんです!杉下右京なのよー!

 

…と、もやもやしつつも訓練された長年のファンは、やっぱり見ずにはいられないんですよね(笑)

さてさて、半年楽しみます。

 

「おかえりモネ」〜第111話 ああ、耕治さん言っちゃった

「おかえりモネ」ラスト2週です!

というところで、どうやら亮とみーちゃんはうまくいってしまいそう。

うーん……💧そうくるとは思ってたけど、想像以上にもやもや。

2人が話してるところに割って入るモネに「え?いま行く?」と思った人も多いはず。

結局亮の本音を引き出したのはやっぱりモネで、モネとみーちゃんは姉妹で一緒に暮らしててずっと近くにいるのに、これで亮とみーちゃんが付き合い出してもなぁ…。

2人とも視野が狭すぎて💧

でもみーちゃんはきっと大学行くと思うし、仕方ないのか。

劇中人物の関係にこれだけモヤモヤするのもなかなか無いわ。お恥ずかしい💦

 

で、恐れていた通り耕治が言っちゃいました。

「銀行辞めてオヤジの仕事を継ぐ」

うーん。

これはある意味龍巳さんにかなり失礼なことで。

そもそもカキの養殖を亜哉子やみーちゃんが継ぐとか言ってるけど、女性だけでできる仕事なのかしらと思ってた。人を雇う余裕は無さそうだし。

そしてずーっとオフィスワーカーだった耕治が50代になっていきなりやるって言うのもなぁ。

現実にはそういう人結構いるみたいだけど、この家が震災や竜巻の被害の後もなんとかやってきたのは銀行員の耕治の存在は大きかったはず。

こういう仕事の人たちの1番のネックは資金繰りというか、そっち方面弱い人が多いから。新次のように。

モネが気象の知識で皆を手助けしたいように、耕治には耕治としての手助けの仕方があるはず。

まあ、これまでそうやってきたから新たな立ち位置でということなのかしら?

 

このドラマの好きなとこは、理想や夢を描きつつ、容赦ない現実を突きつけるところで、それはサクッと帰ってきたモネがなかなか地元の信用を得られないところとかに出てる。

幼馴染の中で悠人の存在が当初薄かったけど、モネが戻ってきてハッキリしてきた。

地方民としてはよくわかるけど、地方で勉強できる子が地元で就職する時、県内の大学行って、地元の金融関係か公務員っていうのが王道ルートなんだよね。

地域によっては地元の安定企業があるけど、モネの地元みたいなとこではそれは厳しい。

まさに銀行員の耕治と教員の亜哉子みたいな。

モネのような立ち位置でまず行き詰まるのが資金。

そういうところを夢にしないでちゃんと書くこのドラマが信じられるのですよ。

うーん、だからこのまま耕治があっさりあと継ぐのかはわかんないか。

あー、あと9話しかないのに! 

モヤモヤするー!

「青天を衝け」第29話 そうか!前島密‼︎

「青天を衝け」は幕末から明治までを描いているので、歴史上の偉人というか有名人がたくさん出てきます。

話題になった土方歳三みたいに、スーパースターで果たして誰が演じるのか?が気になるキャラもいれば、名前ば聞いたことあるけど…?くらいの人もいて、放送後ツイッターで歴史強者の解説見るのも楽しみ。

ドラマの後の紀行コーナーも凄く好き。近くだったら行ってみたい。

そういえば「真田丸」のあと忍城行きました。

 

そんな中、28、29話に登場したのが前島密

演じるのは三浦誠巳。

この人を初めて知ったのは「侠飯」ですが、最近よく出てて結構嬉しい。

役者としてすごくいい顔の人だなぁと思ったので、元芸人というのには驚いた。あんまりそういう雰囲気ないよね。

 

名前が出た途端、「えー?聞いた事ある名前、誰だっけー?」と気になってましたが、29話でいろんなシステム構築中のシーンでパッと思い出した。

「そうだ!郵便の人‼︎」

そうです、郵便の父と言われる人ですね。

そうだそうだ、確か1円切手の人だー!昭和の子供が通るやつ‼︎古いけど(笑)

いやー、こういうの楽しいですー!

ドラマでは前島は途中で別の部署に移動になり、志尊淳演じる杉浦愛蔵が郵便制度を確立させるけど、杉浦の名前はドラマで初めて知ったので、なぜ前島密の方が郵便の父と言われるのかを知りたいなと思った。

大河ドラマの面白みってこういうところだよね。

杉浦のほうが栄一と近しいのでこのドラマではメインになるけど、ちゃんと前島密にも興味が湧く。

そして、郵便がちゃんと届いた時の感動には思わずうるっと来てしまったし、今自分たちがこうして暮らせている近代化の一歩をこんなに気持ちよく見せてくれてワクワクする。

 

前に、歴史の授業で坂本龍馬を外す案というのが出て(そういえばこれ結局どうなったのかな?)ばっかじゃないのー!💢と思った事があった。

確かに歴史上実はさほどの重要性は無いようだけど、こういう魅力的なキャラやエピソードをキッカケに歴史に興味を持つというのはすごくよくある事で、そうやって学びの体勢ができていくのに、それをただ大筋に関係ないからとバッサリやるとかアホとしかいいようがない。

学びの面白さを知らないと結局勉強って身につかないのに。

これに限らず昨今の教育システムには腹立つ事ばっかりなんだけど、それは置いておいて、「青天を衝け」はこの「知る楽しさ」に満ちていて、毎週ワクワクする。

きっとこのドラマきっかけで歴史の勉強を選ぶ子供もいると思う。大人の自分でもこれだけ楽しいのだから。

 

大久保利通も、明治政府の要人としては知ってたけど、どうやら栄一と本当に合わなかったようで、さてどういう人なのか、なぜあんな最後になるのかとかがぜん興味が湧いてきたし、そういう風に色々考えられる「青天を衝け」はホント面白いドラマだと思うんですよ。