温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

パンサー向井の失言にずっとモヤモヤしている

「伊集院とらじおと」が終わって5ヶ月。

つまり「パンサー向井のふらっと」が始まって5ヶ月経った。

ラジオリスナーは愛が深いから、帝王伊集院の番組が終わる事でだいぶ荒れ、その中で後番組を引き受けたパンサー向井も大変だろうなぁと思う。

「ふらっと」の評判が果たしてどうなのかはよく知らないけれど、自分は木曜の高橋ひかる(高ははしごだか)出演回しか聞いていない。

1週目に一通り聞いてみたのだけど「ふーん?」という感じだった。パンサー向井が「〜させていただく」ぼっかりで聞きづらいし。

特に9時からのニュースコーナーが無くなってどうでもいい小ネタになったのがなぁと。

生活情報なら後番組のジェーンスーの所でやってるし。

伊集院がこの枠を受ける時「この枠をやると言うことはニュースについてもやる事だ」と言われて覚悟を決めて勉強した、と言ってたことがあったのに、パンサー向井にはそれやらせないんだなぁ。まあ向いてなさそうだけど。

でも、この時間には時事ネタを扱って、専門家ではないパーソナリティが専門家から話を聞くのは面白かったけどね。

流石に全く無いことにクレームでもきたのか、水曜の三田寛子がパートナーの時に時事ニュースを専門家に聞くようになったんだけど、パンサー向井が「不勉強なんですけど」を連発するだけで興味ないのがバレバレで呆れる。

 

で、とにかく高橋ひかるちゃんのエネルギーに溢れる感じと通る声が好きで木曜分だけはタイムフリーで聴くのだけど、そこでももやもやが待っていた。

ウーファービーツ」という、主に90年代のヒット曲を2001年生まれ(!)の高橋ひかるちゃんにプレゼンするというコーナーがあって、ここは音楽ジャーナリストの人がちゃんと話すので面白く聞いている。もちろん扱う曲は世代ならだれでもわかるレベルの曲なので改めての解説が楽しめる。

7、8月にフェスシーズンということで、いわゆるメガヒットではないひとひねりした選曲をしていた。

中村一義の「犬と猫」。

正直当時世代でも知らない人は珍しくないミュージシャンなのだけど、初のフジロックに登場するはずが悪天候で幻のステージになったというエピソードからのチョイス。

ザ・ハイロウズの「日曜日よりの使者」のモデルがダウンタウン松本人志だという噂の出どころになったのが、この中村一義ダウンタウンの番組を見て自殺を踏みとどまったという話をヒロトと混同されたことらしいと音楽ジャーナリストが言っていた。

そのエピソードからもわかるように中村一義はなかなか難しい家庭で育ったらしく、子供の頃は犬の鎖で繋がれてたことがあったそうで、そのあたりのことがこの「犬と猫」の歌詞に反映されているようだ。

 

そういった中村一義の背景の解説を聞いてパンサー向井は「いいなぁ」と言った。

「芸人としてはそういうエピソード欲しいんですよね〜」。

おい。

スタジオにいるのはまだ20歳の高橋ひかると音楽ジャーナリスト、20代の男性アナウンサー。

だからか、誰も止めず、パンサー向井は「いいなぁ」を繰り返した。

 

確かに芸人としては人畜無害なキャラな事にコンプレックスがあるのだろうし、芸人でもアイドルでも不幸エピソードは売りになる。

でも、こういう人の明らかな虐待エピソードを売りとして「いいなぁ」と言っていいのか?

あの回の放送から結構経つけど、あれ以来ますますパンサー向井のラジオを聞く気がしない。

幸い、木曜の高橋ひかるちゃんの回はパンサー向井は隔週休みな上に、このところは高橋ひかるちゃんが舞台で休んでいて、パンサー向井の声は聞かずに高橋ひかるちゃんのトークだけ聞けている。

パンサー向井はラジオが上手いラジオ芸人ということになっているけれど、こんな無神経コメントでずっともやもやさせるような人間が、ラジオ芸人ですかね。

元々あまりバラエティーは見ないから、そこまで見かけてないけど、それでも見るたび「そういう事言っちゃう人間なんだなぁ」としか思わないようになった。

うん。

オッサンの想像で作られてるから「ちむどんどん」は気持ち悪いのだよ

すっかりツッコミ堪能ドラマと化した「ちむどんどん」。

歌子の病弱の扱い方でドラマへの期待は自分の中でゼロになり、もう記事は書かない、書いたところで楽しくならないなと思ったのです。

それでも、時計がわりに朝つける習慣になっているし、稲垣来泉ちゃんもたまに出るし、一体ここまでとっ散らかったものをどうまとめるのか好奇心もあるから見るは見るかな。

あとは日々浮かび上がる雑考証を逆に楽しもうと。

今週はレジスターが平成の製品だと突っ込まれてましたし、もうネタでわざとやってるのかというレベルですね。

ですが、その後見ていてずっと感じる気持ち悪さについてキッチリ出しておきたくなりました。

朝ドラで自分は何を見たいのかなぁとか色々考えたので。

 

朝ドラって基本的には女性主人公がその時代を生きていく物語ですよね。

その生き様の描き方が魅力的であればいいわけで、たとえば「あさが来た」なんて大金持ちのお嬢さんが大金持ちに嫁に行くという身も蓋も無い話ですけど、それでも人気なのはやっぱりあさがきちんと自立した女性として描かれていたから。

女性の生き方に対してのリスペクトがあるんです。

「ちむどんどん」にもやもやするのはそれなんですよ。

女性の生き方の描き方がまるでダメ。

それもただ描けてないだけじゃなく、自分達的には「わかってるし描けてる」と思ってるのがわかってしまうのがねー。

この辺は言いたくないけど「オッサン」が作ってるからでしよ。

「料理知らないし」と公式で笑い話にしてめちゃ炎上した脚本家、制作統括、チーフ演出が全部オッサン。

料理もわかってなきゃ女性の自立もわかってない。よくそれで朝ドラ作ったね。

 

もちろん、作品と製作者の性別は直接はつながらないし、女性を描くのが上手い男性製作者もたくさんいる。

けれどここ数年の朝ドラを見てると、やっぱり脚本家を始めとして、メインスタッフに女性が多い作品の方が納得できる描き方をしている。

特に脚本家は人気の作品は圧倒的に女性の方が多い。残念ながら。男性脚本家の時は男性主人公のパターンが多いんですよね。

朝ドラは長いし構成も独特だから、プロでも不得手なジャンルは描きにくいということなのかしらね。

 

「ちむどんどん」で何が腹立つかというと、歌子の存在です。

一見自立して自分のやりたい仕事をしているように見える(あくまで見えるだけ)良子と暢子ですが、どちらも歌子と優子、特に歌子の無償労働無しには成り立っていない。

良子が無理矢理教員に復帰した時は、歌子が家にいて「タダで」晴海の面倒を見ていてから可能だった。

そして優子の家に「タダで」親子2人住まわせてもらっている。

実際うちの親は同業共働きだったけど、自分や弟が子供の頃は母親の給与の大半が保育料に消えたと言ってました。そもそも預け先を見つけるのがものすごく大変だったと。

そしてもちろん家事もやってましたが、良子の場合は優子と歌子で家事やってましたね。やっぱり「無償」で。

 

そして今回の暢子の独立。

「バイトを雇う余裕は無い」のでわざわざ沖縄からやってきた歌子は「タダ働き」な訳です。

病弱で事務仕事すら続けられなかった歌子が「タダで」立ちっぱなしの接客諸々のお手伝い。まあそのための都合のいい病弱設定な訳で、それはまた別の話としてムカつきますけども。

おそらく子供が産まれれば子守りも歌子の仕事でしょう。暢子は「料理人」なんですから。

結局良子も暢子もやりたい事「だけ」をやっていて「自立」とは程遠い。

その裏には歌子の無償労働があるから成り立っていて、それを女性の歌子に当然のようにやらせる感覚がオッサンセンスだなぁと。

ただ手伝うなら、時間の自由もきいてまだ連載1本しかも月刊の仕事しかない和彦がやればいいのに(いくら取材に時間がかかろうがこれだけで暮らせるフリーライターなんていないから)、わざわざ歌子を引っ張り出すところが本当に、もうね。

以前愛がいた時に、4人で食事をしていて和彦が偉そうに男女平等を語る横で愛が当然のように料理を取り分けるというアホシーンがあったんですよね。あまりのことに何か意図があるのかと思ったら何にもなくて、おそらくオッサン製作者たちが「愛は女性らしいから取り分けシーンを作ろう」と思っただけなんだなという、オッサンの無意識ほど気持ち悪いものは無いという事がありました。

なのにちょこちょこと、40年前にはあり得なかった令和的男女平等なシーンが挟まれていて、あーこれは本当にこのオッサン達は自分達が女性の自立をわかってるぜって思ってるんだろうなぁと。

今回も良子や暢子の事をちゃんと「自立した女性」と描けてると思い込んでいて、歌子に「家族だから」というだけで女性がやらされ続けてきた無償労働を強いていることに気づいていないんだろうと思うと、この製作者達は何のためにわざわざ朝ドラを作ってるのか問い正したくなる。

身内がフォローするのはあることとしても、それをなぜ「夫」ではなく「女」である妹にわざわざやらせるのか。

結局良子も暢子も、これまで男性が「家長で大黒柱だから」と当然のように身内の女性を踏みつけにしてきた事をなぞっているだけ。

「女性の自立」とは全く違うものなんですよ。

こんなの「家族愛」なんかじゃありませんって。

 

視聴率がそこまで落ちていないので「炎上商法では?」という意見も見かけるけれど、少なくとも「朝ドラ」という看板枠でそんなくだらんことすんじゃねー!としか言えないです。

まあ、見てる限りは出来が悪いだけだと思いますが。

そもそもどの朝ドラでも反省会タグはできるし好きじゃない人もたくさんいる。

でも製作者達が真剣に作ってるかどうかは視聴者にはわかるし、そういう作品にはちゃんと理解したファンもつく。

尖って攻めた内容なら、否定はされても炎上はしないもんですよ。

シナリオスクールの1年生かよという、偶然のみで進む脚本ではそもそもが評価できない上にこのオッサン目線ではそりや荒れるしか無いよなぁと。

 

あと1ヶ月を切って、「50年の物語」が暢子の50歳なのか沖縄変換50年なのかはわかりませんが(普通に読み解けば沖縄変換に決まってるんだけど、このドラマはもう信用できないんで)、少なくともあと25年は進めなきゃならないんですよね。

清恵の元カレとかもうつまんないコントの繰り返しはうんざりなので、せめて「なんとかまとめたね」と思わせて欲しいものですが、暢子のラストシーンが沖縄でセーラー服ということが発覚。「高校生暢子の夢オチじゃないの?」というツッコミにも「まさか」と言えないのがこのドラマの現状評価です。

まあ、たまにはこんな大はずれもあるよねーと思いながら「舞い上がれ!」を待ちますかね。

 

 

「大奥」ドラマ化! 脚本、森下佳子かぁ…

よしながふみの「大奥」のNHKでのドラマ化が発表されました!

なんと家光編から大政奉還までやるそうですが、時系列でやるならほぼ全部ってこと⁉︎

あの分厚〜い、全19巻を?

それは凄い!  

ファンとしては喜びと不安が半々です。

よしながふみファンの佐久間Pはなんて言うかなー? 

 

そもそも実写では思うような映像を作るにはめちゃくちゃなお金がかかるわけで、そこを気にせずに世界観を作れるのが漫画の強みなわけですよね。

基本舞台が1ヶ所とは言え200年以上もの年月が流れるので、そりゃあ衣装もセットも膨大なコストがかかる。

三谷幸喜が「奈良時代を描きたいと言ったらお金かかるからやめましょうと言われた」と言ってましたからねー。

なので次の次の平安舞台は意外だったんですけど、合戦がなく室内メインだからなんとかなるようで。

「大奥」も江戸時代なら衣装のストックもあるし合戦が無いからなんとかなるのかな?

しかしまあ、本当にもう時代劇を作れるのはNHKだけになってしまいましたなぁ…。

 

そしてこれまでに3度映像化されたのですが、正直全部不満。

映画の「吉宗・水野編」では、「文武両道で江戸っ子らしい明るく快活な長身の男前」の水野に嵐二宮をキャスティングしたところで既に意気消沈。

映画館でちまっと猫背でちょこちょこ歩く二宮を見た時の悲しみは忘れないぜー!

そして女将軍吉宗が柴咲コウだったのがまた…。

吉宗は容姿がさほど良くないという設定なのに、なんでわざわざ柴咲コウ…。誰がどう見ても美人っていうタイプじゃん。

他にも必要以上にBLっぽさを煽ったり、なかなか微妙な印象な映画でしたね…。

 

ドラマ版の「有巧・家光編」も見てたけど途中で脱落してしまって、その続きの綱吉の映画版も見てない。

多分Blu-rayには残ってると思うけど。

脱落したのはフジでやってた普通の「大奥」に似てて、よしなが作品らしさが感じられなかったからだと思う。

そして有巧が堺雅人だったのもなぁ。有巧は「絶世の美男子」でなくてはならないんです。

よしなが「大奥」においての登場人物の容姿っていうのは凄く重要な設定なんですよ。

「大奥」にはジェンダー問題とかいろんなテーマが含まれてるように、ルッキズムについてもかなり描いているので、ただ単に「イケメンじゃなきゃヤダ」とかいうことではなく、その容姿ゆえにその人間がどういうことを考えどういうことになったのかも重要で。

だから「わーい、実写化♪」とか素直に喜べない。ただでさえ大量の登場人物なのだから、おそらく大半は「うーん、違うなぁ」と思わされるだろうし。

 

そして何より脚本の森下佳子が自分的にはイマイチ。

もちろん世間的にはヒットメーカーで実績もあるし、自分も作品結構見てます。

それなりに楽しめるけど「すごくいい!」とはどうも思わないし、「保存版!」と録画保存してるドラマはない。

オリジナルだと「天国と地獄」の展開は納得いかないし、「おんな城主 直虎」は脱落。

いいとか悪いとかじゃなく好みじゃないんだろうなぁ。それがこんなに好きな「大奥」の脚本家かぁ…。

でもまあ、作風から言ってもよしなが作品の本質は外さないと思うので良しとするかぁ。何様だ(笑)

エンタメ力もコメディセンスもあるし、硬いテーマも描ける人だと思うけど、でもなんでかなぁ?好みは仕方ない。

いま一番攻めた内容のドラマを作れるのはNHKだしね。

 

とりあえず9月のキャスト発表が楽しみ〜。

家光編からですよね。

全部だと凄いキャスト人数になるしなぁ。そこそこ知られてる人はみんな出そう(笑)

とりあえずどこかの将軍で綾瀬はるかは入りそうかな。

来年1月からですが、放送期間はどれくらいかしら?3ヶ月なんてありえないよね。半年でも厳しいし、分割二期とか?

なんだかんだで楽しみかなー。

週末の楽しみ「晩酌の流儀」が終わってしまった〜💦

土曜日の朝、Blu-rayの録画リストを見ていたら、前の晩に予約録画されていた「晩酌の流儀」に「終」の文字が。

 

えっ!もう最終回なの??そんなー、楽しみにしてたのに〜💦

 

「晩酌の流儀」はそのタイトル通り、栗山千明演じる主人公が、その日の晩酌を最高のものにすべく努力を惜しまない様子を描いたドラマ。

不動産会社に勤める美幸は6時定時きっかりに上がり、サウナ、ウォーキング、ボクシング等でコンディションを整え、スーパーで手頃に仕入れた材料で作ったおつまみで最高のビール(金麦)を飲むのを生きがいとしている。

そのこだわりと努力っぷりが他人からすれば滑稽ですらあるけれど、それがまた清々しくもあり、その姿が気持ちいい。

朝出勤前につまみの仕込みをし、こだわりのグラスをビール(金麦)の本数分冷やして出る。

お代わりの際には合わせてグラスも代えるため。

他人から見たら結構どうでもいい事にとことんこだわる様はテレ東ドラマで言えば「サ道」な感じ。音楽やタイトルバックもそれっぽい。

前半は仕事の様子が描かれ、6時に退社しコンディションを整える。

そして心の声でうんちくが語られながらおつまみを作り、ビール(金麦)をグーっと。

食べながらもうんちくの心の声は続くのだが、一通り箸をつけたあとは、ただひたすら音楽のリズムに乗って食べ飲み食べ飲み……

そして「ご馳走様でした」にたどり着く。

ただそれだけ。

 

ただそれだけなんだけど、まずは栗山千明の飲み食べっぷりがもう、美味しそうで美味しそうで。

この手のグルメドラマの主人公に男性が多いのは食べっぷりが見せやすいからだと思うのだけど、栗山千明の飲み食べっぷりは豪快ながら美しくとてもそそられる。

その前の落ち着いて手早く手際のいい料理パートからの落差がたまらない。

 

そしてまた、こういうドラマはツッコミが楽しいんですよね。

6時に上がって、サウナいってスーパーで買い物しておつまみ3品ほど使って「さあいただきます」が7時半とか、そんなん無理でしょー!とか、平和な職場のゆるゆるっぷりとか、そもそもの晩酌への執念とか、ツッコミが楽しすぎて。

いつも金麦2本飲むのだけれど、最初にグーっと半分ほど飲んで、おつまみ3口くらいで1本目が終わる。そのたびに「配分おかしくない?絶対足りないよね?」とツッコまずにいられない。

 

最大のツッコミはここまでこだわって、ビールの本数分のグラスを朝冷蔵庫に入れて冷やしておくくらいなのに、飲むのが「金麦」なんですよね。スポンサーの関係で(笑)

「最高のビールを飲むために」と言うたびに「金麦ね!」とツッコんでしまう。

ここまでこだわってるんだからビール飲ませてあげてくださいよー(笑)

 

あとちょっと不思議なのは栗山千明は食べた物が明らかに口に残ってる状態のところにビールを流し込むんですが、これやる人多いのかしら?

自分は食べ物飲み込んで、後味の所にビール入れますが、真似てみた方が美味しいかしらね?

 

まあ、「金麦」の件とかは置いといて、宣伝コピーそのままに見てると本当に「晩酌」したくなるんですよね。ほんっと、幸せそう。

意外にも8話で最終回、これまでとはちょっと違い、仕事に苦戦し7時までかかってしまう。

が、仕事で歩き回り、そして難しい案件をクリアした達成感こそが晩酌を最高のものにする。

しっかり働き生きることこそが最高の晩酌への道なのだ。

説教くさいかもだけれども、これって確かに晩酌の本質なんだなぁと思う。お酒の美味しさってメンタルも重要だし。

 

テレ東グルメドラマとしては意外なほどしっかりした最終回に驚きつつも、全8話じっくり楽しませていただきました。

またシーズン2があるといいなぁ。

…で、予告に「絶メシロード2」が入って、しっかりテンション上がってしまいました(笑)

テレ東いつもありがとう!

無事復帰おめでとう!「星野源のオールナイトニッポン」

コロナ感染発表後、療養期間を経てSNSで仕事復帰を発表していた星野源

やっと生の声を聴ける日がやってきました、3週間ぶりのオールナイトニッポン

 

「ただいま」といい「励ましをありがとう」と言っても「休んですみません」は言わない星野源がやっぱり好きだなぁと思いました。

この人の、行動や考えを常にアップデートしようとするところや自分が影響力のある存在なのをわかっているところが、星野源星野源であり続けさせてるんだなぁと。

サラッと「結衣さん」の話をしてくれる、サービスと演出の上手さも相変わらずで無事の帰還が本当に嬉しい。

 

一方で「女の園の星」について、「星先生役をやりたい」とラジオで言ったことを反省して謝罪。

うーん、そうかぁ難しいなぁ。

実はそのラジオを聴いた後、1巻を買ってました。で、読まずに放置してたので詳しくはわからないけど、おそらく星先生は年齢や設定的に自分には役として来ないキャラだろうと思ってあんな話をしたんじゃないかと思ったんですよね。極端な例えで言うと、どんなに気に入っても中学生女子の役は実写では来ないというのと同じ感じで。

とはいえ影響力のある「スター」で「成人男性」というくくりでは同じ枠に入るので、熱心な原作ファンとかではもやっとした人もいたんでしょうね。

きのう何食べた?」で主役のキャストが納得いかず原作を読む気も失せたと語るブログが話題になった事があったので、そういうのは人それぞれで仕方ない。

自分はそれをその人にまで言わんでもとは思うけど、それを素直に反省してオープンにできるのが星野源の強さだと改めて思いました。

 

と、再開すぐさまいろんな話をできるのが相変わらずのオールナイトニッポンでよかった。

なんか療養後意欲が湧かなかったっぽい話をしてたのは「もしや後遺症?」という感じもして心配だけど、それでも建前だけだったとしても元気に話してくれて嬉しい。

来週はまさかの石田ゆり子生出演だし、めちゃくちゃ楽しみです。

久しぶりにリアタイチャレンジしようかなー。

自信ないけど。

 

コロナ感染してもこうやってまた星野源の日常が戻ってくれていることにホッとしたオールナイトニッポンでしたね。

「ちむどんどん」〜第90話 これだけはさすがに不快!自分の中では完全終了。

炎上展開がすっかり日常化し、ネットニュースでもおそらくPVが稼げるのでしょう、否定記事ばかりの「ちむどんどん」。

自分は「うーん、ドラマとしての出来は最低」と思いつつもそのしょうもなさを笑えるくらいにはのんびり見てました。

ダメさがイラつくというよりはゆるすぎて。

しかし今週使ったエピソードはもう自分的には無しだなと思いました。

 

和彦の母重子との確執(なのか?)は三週間と予告されてましたし、先週の予告では暢子のウエディングドレス姿も映ってましたから、当然今週で確執終了、ラストはおそらく披露宴というのは分かってたわけです。

重子が暢子を認めないのは「朝ドラで正面きって描きづらい当時の沖縄人差別を反映させた」つもりなんだろうとは思いますが、そのわりにどこに招待されてものこのこと重子がやってきてドタバタコント落ちなのはやっぱり「ドラマ作りが下手」としか言えません。

本当に嫌ならこなきゃいい訳で、何で重子がわざわざ来たかと言うと「来ないとドラマが進まないから」という作り手の都合だけで、登場人物としての必然はありません。

こういうのが正に「ご都合展開」で、「ちむどんどん」はこの「ご都合展開」のみで進んでいるから、ドラマとして楽しみたいドラマ好きをイライラさせているんですよね。

自分も「朝ドラ」はちゃんと「ドラマ」として見たい派なのでこの下手くそなドラマ作りには言いたい事はたくさんあります。

でももうここまで多いと「その程度のドラマだから仕方ない」という気持ちの方が強くなっていちいちツッコむのもめんどくさくなってます。

 

しかし、90話で暢子に振られた智を無理矢理披露宴に出席させお祝いの言葉まで言わせる展開にはさすがにうんざり。

ネットでもめちゃくちゃ荒れてましたねー。

確かにあのスピーチで四角関係は解消めでたしめでたしになると思った制作陣のセンスの酷さと無神経さにはビックリなのですが、それよりなにより、智を騙す方法として歌子の病弱を使った事にものすごく腹が立ちました。

 

母や姉一家とは別に当日ひとりで沖縄から東京に行くので空港まで送って欲しいと智に頼む歌子。

智が迎えにくると具合の悪そうな歌子は「絶対行きたいから連れてって欲しい」と頼み、結局一緒に飛行機に乗りファンターナの前まで智は歌子を連れてきます。

そこで智が帰ろうとするとまた歌子はしゃがみこみ「中まで連れてって」。

そして沖縄県人会のメンバーが出てきて「往生際が悪い」と智は連れ込まれ、半年前に酷い振られ方をした女の披露宴に無理矢理出席させられ、さらにスピーチまでという地獄を味合わせられるわけです。

 

このドラマ、脚本家のインタビューで「結末を決めそこに合わせてエピソードを決めていく」という作り方をしてると明かされていて、なるほどだからこーんなご都合な展開なのね、と言うのがよくわかります。

今回腹が立つのは智を騙すのに歌子の病弱を歌子本人に利用させた事。

子供の頃から身体が弱く、ハタチを過ぎても外で働く事も出来ないほどの歌子。

調べても原因はわからず、だから改善も出来ない。

そんな歌子の病弱設定が、ご都合展開のためだけにあるのがマジで不愉快。

以前、母優子と歌子が初めて上京する口実が歌子を大きい病院で診てもらうという「今頃それ?」と言うもので、その時も「あー、このタイミングでこの2人を東京に来させたかっただけの病弱設定かー」ともやっとしました。

そしてその予想どおり歌子の頻繁な発熱は「原因不明」。

その後は良子が別居して教師を再開するときの娘の預かり先として都合よく使うため「病弱で働かなくて家にいる」を利用。

それもうんざり。

ですが今回ついに、あれだけ病弱なのを悔しがっていた歌子本人にその「病弱」を盾に仮病を使って智の優しさにつけ込ませた訳ですよ。

それはどうなの⁉︎

見ていて「だから体弱い人間に一人で遠出させるとかありえん」とは思ってもまさか仮病とは思わなかった。

それは最低限のマナーを守るだろうとここまできてもまだドラマ制作陣を信じてたんですね。

 

そもそも朝ドラでは病気の扱いはかなり気をつけると聞いたことがあります。

病院でみんなで見る事も多いので具体的な病名はなるべく避けるとか。

このご時世、コロナ後遺症で不具合を訴えても理解が得られないと悩む人も多いと聞きますが、こういう時に「原因不明の病弱」をこんな使い方する無神経さは、ドラマ作りが下手とかそう言う問題じゃなく、人間として下品としか言えない。

 

いつも聞くジェーン・スーの悩み相談で「罪悪感で他人をコントロールしようとする奴とは離れろ」という名言があって、今回歌子がやったのが正にこれ。

「病弱でかわいそうな私のお願いなんだから聞いてくれるよね、智ニーニー」な訳です。

全員人間としておかしい比嘉家の中では割とまともに描かれてきた歌子も結局これかー。

と言うかまださほど描かれてなかったからってだけでしたね。

きっとこの「病弱」を盾にとって智ニーニーを落とすのでしょう。

とにかく、この歌子の病弱利用で、自分の中でこの「ちむどんどん」は完全終了。

ここまでの一連の展開を「コメディ」と思って作っているなら(おそらくそうなんでしょう)センスが悪すぎる。

超駄作決定です。

あとは粛々と「舞いあがれ」を待ちましょう。

あちらも脚本体制に不安はありますが、福永遥なので楽しみです。

 

星野源は回復してるって思っていいんだよね?

ネットニュースを見てたら「おおっ!」という発表が。

 

星野源が星先生役、宮野真守が小林先生役に 和山やま原作『女の園の星』アニメ化決定」

 

え、凄い!星先生役⁉︎

前にラジオで「マンガが面白い、星先生役やれないかな?」って話してなかったっけ?

自分じゃ無理かなーと言ってたけどやれるんだ!凄ーい!

…と思ったら実写じゃなくてアニメ化なのか。見間違えた💧だってさいきん宮野真守も俳優業多いしさ。

でもアニメとはいえ好きだって言ってたのをできるのはいいよね。

でもこれ地上波じゃなくコミックス特典なのかー。うーん。

見るならその前のコミックスから買わないとな。

 

とか思ってたら急に「おげんさんのサブスク堂」の放送が。ずいぶんギリギリ発表だなー。

前に情報あった?見落としてたかしら?

と思っていたら、さらに8月18日に「おげんさんといっしょ」の生放送の情報がー!

なんかお休み中に怒涛の情報解禁ですね。

 

ヤフコメでは「星野源でられるの?」みたいなのと「やるって発表するってことは星野源回復してるってことだよね?」ってのがあって、自分も後者と同意見です。

というかそうだよね?そうでないとね。

きっと星野源の休養で、情報解禁のタイミングを変更することになったんだろうなぁ。

「サブスク堂」は生放送の前フリなんだろうし、まさか星野源無しでおげんさんは出来ないし。

それでも、生放送の予定を発表するってことはそこには星野源が出て来られるって目処がたったんだろうね。

よかったなぁ。

相変わらず色々仕事してたようだし、これかららまた色々発表あるかな?

早く元気な様子が見たい。

来週のラジオには復帰するかな?

楽しみです。