温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

新年度への憧れと負い目

4月3日月曜日、世の中的には新年度初日ですねー。

この時期別れと出会いの季節、世の中ではたくさんの人が新しい生活をスタートさせている。

 

しかし私が勤めてる会社は年度始まりが8月だし、随分長いこと新卒社員を取ってない。

今までいた会社でも4月始まりじゃなかったり、コンスタントに新卒を入れられたり4月に移動があるような規模の会社にいたことも無い。

大学出たとき就職出来なかったので、入社式とか新入社員研修といったものの経験もない。

身近に子供もいないので、入学、卒業というものも、大学卒業して以来縁が無い。

 

テレビやラジオでは「新年度ですねー」「新しい生活はいかがですか?」という前振りが当然のように使われるけど、そういう言葉を聞くたびに胸がざわざわしてしまう。

 

本当は普通に卒業して新卒で入社して研修受けて、同期と切磋琢磨して、1年経ったら後輩が入る、そんな普通な社会人生活のスタートを切ってみたかった。

 

いや、知識としてはそれがこのご時世贅沢なことだったのは知ってるし、自分の仕事がそもそもそういう形態の会社に無いものだってのも知っている。

でも、大学卒業したときに行く先のなかったあの時の気持ち、もう随分時間経ったけど、この時期になるとどうしてもざわついてしまう。

それ以外でも学生の就職活動ネタのニュースを見るとどうしても動揺してしまうのだ。

 

それ以前は受験のニュースだった。

私は現役で一度大学入って、受け直して別のところを卒業したけれど、それでも第一志望には入れなかった。

ずっとセンターのニュース見るとモヤモヤしてた。

今はそれ程でもないけれど、それは「就職出来なかった」という思い出が上書きされて目立たなくなっただけ。やっぱりアトは残っている。

 

いったいこのざわつきはいつになったらなくなってくれるのか。

今は色々あっても、それなりに向いてる仕事で、年齢考えたら薄給の部類だけど、まあ食べて行くくらいの収入はあって、それなりに楽しく生きているけど、でもあのときの不安な気持ちは無くなってくれない。

 

去年、逃げ恥にドップリハマってしまったのは、よく出来たラブコメと見せかけて、そんな気持ちをえぐってくれたからだ。

みくりの選ばれないツラさ、平匡の諦め、あれは自分が確かに知っている感情だった。

 

ここ数日、何となく気が重い。

そのうちバタバタしてそんなこと考えてる場合じゃなくなるだろうけど、

でもまたこのざわつきは現れる。

いつになって、どうなったらこう思わなくて済むんだろう?

一生、死ぬまで考えてしまうのかな?

 

追記

もやもやしてしまうので朝の通勤電車と昼休みで吐き出したらスッキリするだろうか?と書いてみたら

ますますもやもやして色々思い出してしまい、気持ちが落ち込んで涙出てきた💧

何やってるの自分!

もう赤江さんはいないんだー!

なんとか立て直さないと午後の仕事がどうにもならん!