「精霊の守り人」セカンドシーズンが終わったようだけど、視聴率が大変な事になっているとネットニュースで見た。
といっても平均6%代で昨今のドラマとしてはなくはない数字だけれど、ファンタジーということは制作費もかかるのだからコスパがいいとはとても言えないだろう。
出演者もなかなか豪華だし。
主演の綾瀬はるかに「爆死女優の称号か⁉︎」という記事も見たけど、これを彼女の責任にするのもどうかと思う。
綾瀬はるかのCMなんかの「おっとり天然癒し系」のパブリックイメージと真逆な役に、
「はぁ⁈何でもかんでも人気女優入れればいいってもんじゃないでしょ!」って反応は多かった。
実際にはかなり運動神経のいい人でアクションも中々なんだけど、世の中のどれだけの人が「おっとり天然癒し系」じゃない綾瀬はるかを見たいと思っているのか?
こういう好感度女優の難しいところだ。
それに、そもそも日本人にはファンタジーがなじまないんじゃないかと思う。
実は自分も「精霊の守り人」見ようと思ったのだ。
しかし、ファーストシーズンもセカンドシーズンも1話の途中でギブアップ💧
どうにも馴染めない。
見ているドラマ好きの人達のレビューではおおむね好評なのだけどね。
自分がなぜ見れないかというと、どうしても絵面の違和感が拭いきれないから。
出てくる人出てくる人、純潔日本人顔で、さっきまで民放CMでニコニコしてたのに、変な服着てカタカナ名前で呼びあってるのを見ると
「コスプレ?」としか思えない。
どうもストーリーに入り込めない。
非現実の世界に入り込ませるためには、それなりの段階が必要なんだよね。
簡単なことで、登場人物の見た目が違えばまだ入りやすい。
ハリウッド映画の様に普段身近でない外国人だったり、アニメになってたり、そのワンクッションがすごく大きい。
綾瀬はるかが「バルサ」と言われてもうーん、と思うけど、二次元キャラが「バルサ」と言えば納得できる。
自分も「マギ」なんかは面白く見たし。
なんかすごーく力入れて作ったそうなのにもったいない。
でも、最初企画を聞いた時「はぁ?」って思った一般人の感覚は大事だと思うよ。
ファンタジーに1番大切なのは非現実感だよね、やっぱり。