温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

星野源 MV集かんそうその1 「くせのうた」

せっかくフラゲ日に手に入れたのに見れてなくて、もうガマンの限界だー!見たい〜っっ💦
とちょっとだけーと見始めた。

全部で4時間程、と嬉しいけれどもおそろしい情報量なので、どう考えても一気見は無理だから、まずは1曲だけって(笑)

したらとんでもないぞーコレ!ウワサは聞いてたけど。

オープニングトークを見て、1曲目の「くせのうた」を見る。
そして戻って「くせのうた」のオーディオコメンタリーを見ようと思ったら、
おいおい!トークの上にもオーディオコメンタリー入ってんじゃん!
ありえない情報量だ💧
いや、嬉しいけどね。
あー星野源が身体壊すのわかるよ‥‥。
凝り性ってアーティストとしては素晴らしいけれど、人間としてダメだよね。

そしてオーディオコメンタリー、曲の切れ目とか関係なく、途切れなくホントに全部見ながらずーっと喋ったのね。
合わせて一気見したいけど!無理だから。
社会人なんで(笑)
残念だけど1曲づつ見よう。

オープニングトークでもうウルっときてしまった💧
何度も言ってた「お金がなくて」
確かに2010年頃って音楽業界の不況が厳しかった頃かなー?
この頃の星野源は何を思っていたんだろう。
音楽でも演劇でも文筆業でもそれなりに仕事はあったはず。
でもいざソロデビューとなったら宣伝にかけるお金も少ない。
年齢的にも30前っていうと色々考える時期だ。
とは言えまだ若いし、ものづくりをするときは楽しいはず。予算少ないのを工夫することも楽しめる。
自分達で映像も作る、この文化祭ノリはものづくりが好きな人にはたまらない。
「くせのうた」のフィルムの色合いがますます切ない気持ちにさせる。
私服で歌っている星野源がなんだか頼りなげで「あー頭撫でてあげたいなー」って思わせる。
‥‥罠にはまってるじゃん!

‥‥からの今な訳で、今紛れも無い成功者で、当時の星野源と同じように、プロモーションにお金かけられないことも楽しんでた若いミュージシャンや俳優がたくさんいて、その大半が淘汰されてったってことに、星野源はどう思うのかな、とウルっとする。

若い時の貧乏話ってのは成功した人にしてもらわないと聞く方も切ないだけだ。
クリスマスに一緒だったという映像作家のサンタさんとオーディオコメンタリーを入れられる星野源はやっぱり選ばれた人だ。

エッセイで「才能無いと言われ続けたけど、ずっと続けてきたからここまで来れた」というようなことは何度か書いていて、それは確かにその通りなんだけど、
このブームで星野源を「才能無いのを努力でやってきた凡人の鏡」的な紹介記事を何度も見たけど、それは全く間違ってる。
人目をひく華やかな容姿とか、そういうのではないから分かりにくかっただけで、やっぱり星野源は元々非凡だ。
それが表に出るように磨き続けたから今がある。
「やり続ける」と言えば同じだけど、「やり続ける」のレベルややり方がそもそも非凡だ。
でもそれは見習ったからってそうなることではないんだよなー。

当時の音楽番組でちらっと見ただけの「くせのうた」を今見ると、そういう色々な考えがわーっと出てきてたまらなくなった。
うーん、自分大丈夫かね?(笑)

まあ、たぶんこの先はある程度認められてからのMVだからそこまでどーんとは来ないだろう。
思った以上に、リリース順に見るのは精神にくるんだなぁ。
ニワカファンは耐性がまだないのでなんとか踏ん張って続きを見なくては。

修行?(笑)