温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「女城主 直虎」第33話 「嫌われ政次の一生」、第34話「隠し港の龍雲丸」やっぱり色々足りないと思う

世間では「政次ロス」とか言われて、直虎33話が結構な話題になっているようで。
自分も久しぶりに8時に見ました。
「おー」と思いました。
でも世間の熱さにはついていけてません。
去年の「真田丸」はめちゃくちゃ熱かったのに。
直虎自体も熱い人達はいるけれど去年ほどのブーム感は無いし、視聴率も地味に落ちている。
自分も3週間ぶりくらいに見たし。
8時に家にいれば見るけど、録画をわざわざは見ないくらいのテンション。
なんでこうなったのか、色々惜しい。
多分ここしばらくの大河では出来は悪くないんだとはおもうんだけど。
そんなこと考えながら第34話「隠し港の龍雲丸」を見て、「うーん、やっぱり自分はイマイチだー」と確認。

やっぱり題材が地味。散々言われてますが。
井伊直虎はもちろんのこと、井伊家自体がある程度歴史好きな人でないと出てこないような。
登場人物もメインキャラは知られてない人ばかりで、テコ入れのごとく有名人を出してるものの、ポイント登場で引きが弱い。
有名人で一番のメインキャラである家康もまだつかみどころないし。

それに1年間やる『大河ドラマ』だとしては、正直もっと華やかな俳優も入れないとツライんじゃないの?
高橋一生は好きだし、いい俳優さんだけど、大河を1年間引っ張れるだけの華があるとは言えないしなー。
直虎がダメダメな分、真田丸の父上のように役も俳優も存在感のあるサブキャラが何人かいないと地味なんだよね。

それから、資料が少ない分、空白部分の膨らませ方が脚本家の腕の見せ所なんだけど、どうもこの脚本家の感覚が好みじゃないみたい。
前半のメインをヒロインおとわ、亀、鶴の関係にしたとこがダメだった💧
この3人がメインなものだから、亀も鶴も割と早くに死ぬのに33話まで引っ張った結果、途中に「今日の話はなんだったの?意味あった?」みたいな引き延ばし回がいくつかあって飽きてしまった。
特に、直虎になってから政次が死ぬまで、時間的には数年なんだろうけど、話数は多いから、直虎がずっとバカでイライラした。
思慮が足りなく感情的に動いてトラブルを起こし、和尚や政次が尻ぬぐい、ていうのが続いたのはなぁ。
龍雲丸を庇ったとことか、ホントにイケメンにフラッときただけじゃん!

政次の最期で、ついに直虎が覚悟を決めたのか!とホッとしたのだ。
が、昨日の34話でガッカリ。政次を手にかけた事を忘れてしまうとか、いつまでこの脚本家は直虎を「女」でいさせるんだよ!
そこで見る意欲が失せてしまってあとは流し見。
「女城主」っていうだけの覚悟や大きさをいい加減みせてくれよー‼︎

視聴率はさほどでなくても、好きな人達は絶賛してるし、出来は悪くないんだと思う、確かに。
でも自分はやっぱり好きじゃないや。
せっかく先週見直したのに、今週でガッカリだ。