温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「BG 〜身辺警護人」 第2話 いかにもテレ朝お仕事ものかなー?

今期一番の話題作「BG 〜身辺警護人」の第2話。2話なのに15分拡大。う〜〜ん、迷惑‼︎
初回ならともかく、2話の拡大って枠によるというより、力入れて何が何でも視聴率取りたい番組のときやる印象。確か「A LIFE」のときもそうだったようなー?
前回に引き続き10時からの「隣の家族は青く見える」と重なっているので録画のやりくりに悩む。この時間CSで録画してるものがあるので、同時に2番組までしか録画できないハードディスクではとても困る。裏番組潰しが露骨で「BG」に対して悪印象を持つだけだよ💧
このところ割と早めに帰ってるからまあいいけど、遅くなったらどうしようかなー?
ということで録画予約はせず帰宅したのでリアタイ。盛大にツッコミながらの感想だ!

ある重大事件の判決を控えた裁判官の家で放火事件が起こる。事件関係者が起こした可能性があるので裁判官本人にはSPが付くことになったが、妻は対象外。そこで裁判官本人の依頼で日ノ出警備保障がBGを引き受ける事になる。が、妻はなにかと非協力的で…というストーリー。

良くも悪くもテレ朝お仕事ドラマだなぁという感じ。ストーリー展開はほぼ予想通り。初回よりはマシだけど、この内容だったら延長しないでテンポよくまとめた方がいいでしょ。前半間延びし過ぎ。後半の犯人と対峙してからもスリリングな感じがイマイチ。
それでも、いかにもテレ朝お仕事ドラマなキャスティングならいいんだけど、無駄に豪華キャストなのがなぁ。主役タイプの俳優さんではなく、周りをしっかり支えられるバイプレイヤーを揃えた方がバランス良かったと思うよ。

主人公島崎との2つの対立軸、官vs.民間の江口洋介と、仕事のスタンスの違いの斎藤工、どちらも後々理由は明かすんだろうけど、今の段階で対立してるのを見せるためだけの対立にしか見えず、先への興味が繋がらない。どちらもエピソードが雑すぎる。
実際のSPが民間の警備にライバル心持つほどヒマじゃないだろー!とか、斎藤工の希望して来た部署を瞬殺で辞めてまだすぐ戻すとか会社としてどうなの?とか適当エピソード過ぎて「ダメな脚本だなぁ」という思いが積み重なってくばかり。

そして今回の本筋は、納得いかない判決が出た被害者の婚約者の逆恨みによる復讐だった訳だけど、その犯人に対して島崎が「その人も被害者なんですよ」と言ったシーンが最高にくだらない。それは言っちゃあかんやつ!
例え被害者であろうが個人的に復讐をすればそれは犯罪。それが法治国家。そういうスジをしっかり通さないと事件物はグダグダになる。ムダに情に流されるシーンはドラマが安っぽくなるだけだ。

SPにしろBG にしろ毎度シロウトの警護対象に逃げられてポンコツばっかりだとか、キムタクカッケーのためだけの無駄なお姫様ダッコとか、突っ込みどころ満載でぐったりする。
相方が見たがらなければもう脱落しそう。
江口洋介が好きなんだけど、この役見た目以外カッコいいとこないしくじけそう。今は「救命病棟24時」の再放送に救われてる。進藤先生カッコいい〜。

木村拓哉の良し悪し云々以前にドラマの出来がなぁ…。いくら視聴率いい枠とはいえ、この内容でそこそこ視聴率取ってるんだから、木村拓哉はやっぱりみんな見たいんだと思うんだけど、ホントドラマがなぁ。事件物だと「アンナチュラル」の出来が良過ぎて、同じクールだとつい比べるよね。

さーて、どうするか…。