温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

華丸大吉の「あさイチ」のちょっとした不安

いよいよ、現行の「あさイチ」が最終週。
金曜のゲストコーナーは先週がラストだそうなので、金曜にはフィナーレ的な事をやるのかしら?

せっかくなので久々に「わろてんか」から視聴。ながら見だし話はまあいいや(笑)
で、頭から見る久しぶりの「あさイチ」は月曜らしく朝ドラ受けから始まる。昭和20年の大阪の空襲について話してた。そういえばCSで「ごちそうさん」見たけどそれでも出てきましたね。
ここ数年の朝ドラで第二次世界大戦をまたぐものがとても多いけど、どれもこれも戦争描く気がないならやめとけば?という感じでねー……💧「カーネーション」再放送が楽しみだ。

で、最終週の月曜、しかも国会中継で短縮版というのに本日のテーマは「セクハラ」。
あくまでも攻める姿勢の「あさイチ」はいいですね。
ここで4月からの「あさイチ」への抱えていた不安が浮上してくる。
華丸大吉の2人は「あさイチ」のテーマについてちゃんとつっこんだ話ができるのかしら?
したとしても、受け入れられるのかしら?

あさイチ」が注目されるようになったのは、民放のワイドショーとは違うメンバー配置とつっこんだテーマを扱うスタンスを取ったためと聞く。
8時台は政治や事件ネタを扱うからだろう、男性のメイン司会者が大半の民放に比べ、「あさイチ」のメインは有働アナ。
この時間のメイン視聴者は主婦層だと想定できるのに、なぜか民放のMC陣は横柄だったり、女性への対応がひと昔前のノリだったり、でなきゃ羽鳥アナみたいに人畜無害だけど喋るスキルも低いという人で、そういうのを避けたい人が「あさイチ」に流れてきてるんだと思う。

特に、良く言われてるようにイノッチの存在は大きいよね。
相手を「男性か女性か」ではなく「一個人」としてフラットに対応してるMCって中々いない。
あさイチ」は更年期とか女性特有のネタも多かったから、それに対して「わかってないひと昔前の親父」である柳沢解説委員へ「そうじゃないと思う」と素直に言えるイノッチは貴重な人材だった。
華丸大吉は好きな芸人さんなんだけど、じゃああの2人にイノッチの役割が出来るかと言われると、現時点では不安の方が大きいのだ。

華丸さんはあまり見ることはないけど、大吉さんはたまむすび大好きだし、有吉反省会とかのツッコミとかとても好きだ。
でもそういうの聴いてると、良くも悪くも「昭和の小市民のオッサン」なんだなぁという感じなのだ。
日本のお笑いってどうもイジメやパワハラ・セクハラと紙一重なとこがあって、華丸大吉はあまりそういう感じはしない方の芸人ではあるんだけど、それはそういうのは良くない、と避けてるのではなく、わかってないから触れてないという印象なんだよね。なんか上手くいえないけど。
セクハラを故意にやってるオッサンはもちろん一番悪いけど、それを横で見てながら問題だと考えもしないオッサン、そんな感じ。
イジメはやった人間だけでなく、見て見ぬ振りをした人間も加担したのと同じ、って言い方するけど、その見て見ぬ振りの人間、と言うか。
そういう印象の華丸大吉に「あさイチ」のガチネタについてちゃんと話せるのかなぁと今のところは不安だ。
ましてやメイン司会の女性アナウンサーは29歳だからなぁ。大吉さんはそういうの意識する人だし。

ネットニュースによると金曜日は「引継ぎ」というテーマで華丸大吉が出るそうだ。
華丸大吉の2人が分かってないならそれでいいから、素直に新しく問題を認識して聞いてくれるといいなぁと思う。
この不安が杞憂におわってくれればいいなぁ。