温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

北川悦吏子のこういう所がイヤなのよー!

先週からスタートした新朝ドラ。
触れるまい、と思っていたんですよ。なんだけど、どうしても入ってくる情報に自分の黒い気持ちがムクムクと湧き上がってきてね〜。
はい、悪口です!(笑)
チラ見のドラマにあれこれいうかのはルール違反なのは承知ですとも〜(笑)

4月2日の初回は星野源の主題歌「アイデア」をいち早く聴き、新生「あさイチ」で華丸大吉の勇姿を見るべくリアタイ。そして2話もリアタイ。
そこまでの笑いのセンスとかで「あ、これは自分的に地雷臭がするぞ💧」と気づきイラつく前に離脱決定。
とりあえず豊川悦司が登場するまでは時計がわりにとつけてはいるけどバタバタしている時間でチラ見くらい。

で、スタートが71年とリアルで知ってる人が多い時代だけに、ビニール傘あったか論争に始まり時代考証論議がネットニュースにもちょくちょく上がる。
自分は基本的にドラマ面白ければ細かいことはどうでもいい派だけど、あえて知られてる時代を詳しく描くことで出す面白さもあるから、こういうのを適当に扱うのは製作者として雑だよなぁと思っていた。

で、チラ見とネットニュースで見た「マグマ大使論争」が気になった。
小学3年生になったヒロインがマグマ大使の笛を吹くのを真似るのだが、71年生まれなのに知っているのか?という話。
マグマ大使は66〜67年にテレビ放送をしてたということなので当然本放送では見ていない。
ネットでは「自分も71年生まれだけど再放送で見た」というような意見があがり、知っていてもおかしくないという話になり、後の回で「お父ちゃんが古いマンガが好きだから知ってた」というオチを説明していた。

そうなんだよー!北川悦吏子のこういう所が嫌いなんだよー‼︎
そもそも2話までで「受け付けなさそう」と思ったのも、まだ胎児の映像にヒロイン役がナレーション入れる時「『マジ⁉︎』…ってこの時代『マジ』って言葉はないですね」というようなことを言わせていたのだ。
この「自分で責任取ることを徹底的に回避しようとする態度」が嫌いなんだよ!
突っ込まないでくださいねー、わかってやってるんですよーという言い訳全開のやり口。
いや、この方式で面白いのもありますよ。でもどうみても今回は言い訳。
作品を作って人前に出すというのは覚悟も責任もいることだ。この人はどうもそういう覚悟が甘いんじゃないか?というのが言動の端々から感じられる。
そのくせ、「胎児からという画期的なスタート」と自画自賛を平気でやるからウンザリするのだ。
私を見て見て!褒めて〜!でも批判は受け付けないわー!……っていうお子様スタンス。
なんかなー……。

で、マグマ大使
ヒロインが71年生まれなのは朝ドラの主要視聴者層が40代主婦だからだろうというのはすぐ分かる。大吉さんが同じ71年生まれと言っていたように「あさイチ」までそのあたりがターゲットで、内容見ればそんな所だろう。
高卒で働きに出ればバブルにも間に合うし。
で、北川悦吏子は56歳だそうなので10歳上。ちょうどマグマ大使を見てた世代だ。
おそらく、自分がやった体験を入れたくて、でもヒロインの年齢的にちょっと苦しいから「お父ちゃんがマンガ読んでた」とこじつけたのだろう。
……という推測がすぐ浮かんでしまうからイヤなんだよね。
ヒロインを自分より10歳下に設定した以上、ちゃんとそこに合わせた時代ネタを調べて使えばいいのに、そういう労力は惜しむ。去年、ツイッターでネタ募集して騒動まで起こしたのに結局無理矢理な理屈で自分の体験を使う。
こういう創作者として甘い所が嫌いなんだー!

いや、もちろんこれはあくまでも自分の推理ですよ。けどね、これまであった事やインタビュー見る限り、そう外れてないんじゃないかと思う。
そしてそう思わせちゃう時点で創作者として負けじゃんと思う。
この人は実体験ベースで書くのが多いし、それが悪い訳じゃないけれど、もうちょっと上手く騙して欲しいんですよ。

本当なら毎朝星野源の曲を聴き、ある時期には朝から豊川悦司を眺め、華大さんの軽快な挨拶を見て爽やかに出勤出来る半年になるはずなのに、よりによって、ねー💧

あー、残念だー。