温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「あなたには帰る家がある」第2話 うーん、なんかパターン通りになってきたなぁ…

初回は結構面白いと思ったんだけど、2話でなんだかパワーダウン。なんか見た事ある展開過ぎる。
これは原作どのくらい拾ってるのかなぁ?どこかで「原作はドロドロの不倫物でコメディ要素無し」というコメント見たけどそうなのかな?
慣れない浮気をして露骨に態度がおかしくなる秀明(玉木宏)を見てすぐさま疑う真弓(中谷美紀)とかありがちで。
モラハラ夫太郎(ユースケ・サンタマリア)と虐げられて外に救いを求めてしまう綾子(木村多江)とかのパターン通りな上に上手くコメディに持っていけてない。

そしてあまり優秀ではない営業マンの夫に妻はずっと専業主婦、娘は私立、マンション購入で、夫のカードで18万円のバッグ買おうとするとか(やめたけど)今の時代に嘘くさいよね。原作が20年以上前でまだバブルのにおいがあるからなのか。

一番気になったのは、長い間夜の営みがない事を気にしてる真弓に、キャリアウーマンである友人が「女として終わってる」と見下し、自分はこれからデートで現役なのよと露骨に見下すところ。
2年前にはちょうどこの枠で「私結婚できないんじゃなく、しないんです」では医者として開業して成功していて美人なのに「結婚してない」という一点だけで見下されるヒロインを中谷美紀がやってたんですけどね。
立場が真逆なのに「主人公、現状を馬鹿にされる→奮起→話動く」という展開がねー。
逃げるは恥だが役に立つ」で「多様性」をとり上げてヒットした後に、このベタで古い展開かー……。TBSはなにやってんのー?

とはいえ、俳優陣はやっぱり好きだ。
木村多江のヤバさ加減とか、基本夢見る青年が抜けきれないので、ベタな「守ってあげたいキャラ」にわかりやすく引っかかってしまう玉木宏は笑えるといえば笑える。
今回は、なんだかんだ言いつつ秀明の事を大好きで、久々のデートにめちゃくちゃワクワクして、それがダメになったらすごーくがっかりする真弓を中谷美紀がとても可愛らしく演じててよかった。元々キャラの合う役ではないのに上手いなぁ。その、ママのワクワクとがっかりにちゃんと気づいてる大人なひよりちゃんも良かった。

3話はついにお互いの相手を知ってしまうという、これまたベタな展開のようで、ちょっと心配かなー……。