温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

レジェンド朝ドラ「おしん」を見る。橋田先生やっぱりすごいわ!

朝ドラ100作目「なつぞら」毎朝楽しく見てます。
一方、夕方再放送の「あさが来た」は本放送時に全部見てるのもあって、録画してるものの消化がほとんどできていない。
そんななか、4月1日からはBSで伝説の「おしん」の再放送も始まってます。
遅れ気味ながら見始めました。

なんというか、ベテラン売れっ子脚本家橋田壽賀子先生の実力を思い知らされる始まりでしたね!

スタートは昭和58年。これは放送当時、つまり現代(だよね?)。田野倉スーパーの新店舗オープンの日、副社長のおしんがいなくなり、まわりがざわつくところから始まる。
1話のラストまでおしんが出てこず、おしんの身近な人間が何人も出てくる。
オープニングタイトルでもおしんを始め、どの登場人物も「仁」「圭」といった下の名前のみの表記で、名字で人間関係の推測ができない。
「えー?こんな一度に何人も出てきても誰が誰なんだかー?」と思ってわたわたしていた。
が、あれ?見てると人間関係がどんどんわかってくるんですよー。

おしんには実子と養子がいること。それぞれに配偶者や子供がいること。息子が後を継いでるけど仕事のやり方で意見が合わないらしいこと。息子の嫁とも折り合いが良くないこと。養子の息子(義理の孫)を可愛がっていること……などなど、2、3話と見てくと登場人物の会話で全部わかってくる。
セリフはもちろん多いんだけど(かつて渡鬼について「主婦が家事をしながら理解できるようセリフを多くしてる」という記事を見た事がある)おしんの不在という事件であれこれ言い合う設定なので、わざとらしい説明セリフになってない。それなのに関係が見えてくるんですよ。

当時橋田先生は50歳前後か?
この前の朝ドラ特番でやっていたけど、「おしん」は2回目の朝ドラ執筆でコツもつかんでいて、しかもベテランとしてのってるときなんだろうか?
すごい脚本力だなー。
気になってついつい先を見てしまう。
4話からは子供おしんもいよいよ登場、ツイッターで皆さんがハードモードに怯えてるのでドキドキしながらも見てしまう。

まだ5話までしか見れてないけど、これは確かにレジェンドだけのことはあるかも!
もっともこの先結構なイビリがあるらしいので耐えられるか不安もあるけれど(笑)

なのにうちのハードディスクが相変わらずポンコツで、15分の番組で終わり1分くらい切れるというふざけた録画をしてくれて、2週分はもやっとした状態なんですけどね💧
「マッサン」のときはちゃんと録れていたのになぜ「おしん」はダメなんだ?意味わからん。
番組録画でなく時間指定で設定し直したので今日は取れてるはず!

ツイッターで「子供おしんが『おなごに読み書きは必要ねえ』と言われていた明治43年にあさが日の出女子大で女性の力を説いていた」と書いてる人がいて、おーっと思いました。
おしん」きになるわー。