温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

もうフレッシュな朝ドラヒロインは見れないのかなぁ…

来年春の朝ドラ「エール」。
何年かぶりの男性主人公の作曲家は窪田正孝が演じると発表されてから期待していたことがあった。
主人公の妻はオーディションで選ぶというので「なるほど、その手があったかー!」と思っていた。

ここ数年、オーディションではなくオファーで決まるヒロインが多い。
「朝ドラ=高視聴率」が定着してしまい20%を切ると叩かれるようになったうえに、今作「なつぞら」は100作目、その前後も含めて何が何でも高視聴率!というプレッシャーがあるんだろうというのはいち視聴者でもわかる。
実際、オーディション組のヒロインは視聴率はともかく、ヒロインとして「大好評!」とはいかなかったものが多いように思う。

そして「まんぷく」。
安藤サクラのとてつもなく高いレベルの演技を見て「毎朝こんな凄いものを見れるんだー!」という喜びのある一方、ヒロインのレベルをここまで上げてしまい、しかも好評となると、この先もう「オーディションで選ばれたフレッシュなヒロイン」は無理なのかもなぁと思った。
実際、次作の「なつぞら」は安藤サクラより先にオファー組の広瀬すずが発表され、その次の「スカーレット」もオファーの戸田恵梨香
東京も大阪も分かりやすく「安パイ!」だ。

そんな時、来年春の「エール」は男性主人公の窪田正孝、主人公を支える妻役はオーディションで、と発表されてホントに「おお〜っっ!上手い!」と思ったのですよ。
そもそも「まんぷく」でヒロインが「支える人」である限界を感じてました。
福ちゃんが主人公なのに基本的には動かず、何かするのは萬平さん。
けれど主人公である以上見せ場を作らなくてはならないので、後半の萬平さんの発明が全て福ちゃんの一言キッカケになってしまっていて流石に「ご都合展開では?」とモヤモヤ。
やっぱり主人公が自ら動く方がドラマとして自然だなぁと思っていた。
その点「エール」は実際に作曲をする人間が主人公、しかも知名度があって演技も安定している窪田正孝をキャスティングすることで保険をかけているから、ヒロインはオーディションで選べる。
「マッサン」方式ですね。
こ・れ・は、ヒロインのキャスティング楽しみだなー!
……って、思ってたんですよ?
なのに…

本日発表されたヒロインが、なんで二階堂ふみなんだよー‼︎

別に二階堂ふみ自体は嫌いじゃないよ?
けどさ、フレッシュさ皆無でしょ?
オーディションっていうけど、今!ゴールデンタイムの連ドラで主人公やってるんですよ?
おそらく年齢制限しかなくて、オーディションの資格はクリアしてたんでしょうけども、二階堂ふみじゃオファーがくるレベルでしょ?
オーディション受けた他の人達も二階堂ふみが来てるだけで「無理」って思ったんじゃないのー?悪いけど日本の芸能界そんなに公平とは思えんよー!
主人公の妻は情熱的で奔放なキャラクターということなので、まんま二階堂ふみのパブリックイメージだし、NHK的にもオーディション来てくれたのが美味しかったんだろうけども!
確かに最近は「オーディション」と言っても割と出てる人のことが多いけれども。
二階堂ふみではベテラン過ぎじゃない?いくらなんでも。

自分は初完走朝ドラが「あまちゃん」なので、あの衝撃が忘れられないんですよ。
まだほとんど無名なのにあのキラキラとした存在感!めちゃくちゃドキドキしたー!

男子は特撮、女子は朝ドラ、というのが最近の若手の登竜門と言われてますが、朝ドラが安定を追うあまりそれが無くなってしまってきてつまんないんですー。
能年玲奈とか波瑠とか見たときの驚きをまた味わいたかったんだよー‼︎
「エール」は期待してたんだけどなぁ……。
窪田正孝二階堂ふみって悪くはないけど、落ち着き過ぎて物足りない。
うーん💧つまんないよー!