温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「ゲゲゲの女房」 第33話 人間、のど元過ぎるのは早いのね…

やっと相撲が終わって「ゲゲゲの女房」の再放送が再開。遅れつつ見てますが、今度は高校野球。まあ、わかってましたけどね。のんびり待ちます。

昭和36年、貸本漫画が下火になり仕事が厳しい茂。そこに「威勢のいい戦記物をかけ」と依頼が。
戦地で生死をさまよった経験のある茂は「自分にはそういうものは描けない」と資料を集めリアリティを追求することを考える。

この時代に戦記物の漫画が人気だと言うことに驚いた。
確かに漫画は子供が読むものという時代、終戦から16年、この頃の子供は戦後生まれで直接に戦争体験はない。けれど大人は皆知ってる時代なのに。
自分の子供に読ませたくないとか思わないのかしら?
終戦からそれなりに時間が経って生活が落ち着いてきた時代だからなのかしら?
まだ「反戦」とかそういうことを考えるほどの余裕は無かったということなのか、それとも「敗戦」に納得がいってない人が多かったのかしら?
もう戦争の傷は忘れた、のど元過ぎたということなのかしらね?
こういう、ちょっとした事のようで今とは違う時代の様子を描いてくれると面白い。
そういう点で「ゲゲゲの女房」はとても丁寧ないいドラマだなと思った。

布美枝が知り合った貸本屋のみちこさんの旦那さんも戦争の傷が癒えず苦しんでいるようで、そういうことも描いてくれそうだし、じっくり楽しもう。
しかし、みちこさんの松坂慶子松下奈緒の一緒のシーンは色々ツッコミたくなるなー(笑)
すっかり朝ドラにハマってるなー。