温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

そして次々作大河が発表〜!吉沢亮で渋沢栄一とな⁉︎

「2021年大河ドラマ『青天を衝け』主演は吉沢亮 新一万円札・渋沢栄一の生涯描く」
昨日発表されましたね。

自分はツイッターで知ったのですが、最初の感想は「えっ?うれしい〜」でも「なんだってー💢」でもなく「へー(平坦)」でした。
いやー、自分、思ってた以上に吉沢亮にも渋沢栄一にも脚本の大森美香にも興味無かったのね(笑)
なので、一歩引いたとこでの思った事を色々。

ツイッターでは大河ファンの方々が「例年より発表遅いから、まさか大河終了かと心配してたと言っていて、発表時期まで把握してるとはさすがだなぁと。
確かに例年はまず題材が発表されて、それから主演が発表されてた気はする。
プロデューサーは違うと言ってましたが、やっぱり天陽くん退場に合わせた感はしますね。
まあ、使えるものは何でも宣伝に使わないとね(笑)

自分は見かけてないけど、ツイッターなどでは「若すぎる」とか「つまらなそう」という意見もあるそうで、そうは思わないけどNHK思い切ったなーとは思ったなー。
近代史の「いだてん」が低視聴率なのは合戦とかがある戦国時代と比べて地味だとか、主人公の知名度が低いとか言われてるので、またも近代史、金栗、田畑程ではないにしろさほど知られていない主人公というのが意外だった。
企画は「いだてん 」前から動いてはいたんでしょうけど、安パイに行かないところは逆にいいんじゃないかと思いますけどね。

吉沢亮抜擢というのも思い切ったなーと。
確か「西郷どん」が発表されたとき、鈴木亮平はまだ大河の主役の格じゃないと叩かれていて、その鈴木亮平よりも若いし知名度ないもんなー。
そもそも「主演」自体がまだ多くはない人だし、正直「天陽くんロス」も言うほど盛り上がってる感じでもない。五代様とか吉田鋼太郎の方が話題だった気がする。
でも確か「独眼竜正宗」の渡辺謙は大抜擢だと聞いたことがあるし、朝ドラで冒険しなくなった分、大河でチャレンジはいいんじゃないですかね?
篤姫」の宮崎あおい、「義経」の滝沢秀明に次ぐ若い主演だそうですが、問題はやはり91歳まで生きた人だということだよね。
平清盛」の松山ケンイチが上手く老け演技してたというフォローが上がってたけど、小柄で童顔でベタな美形の吉沢亮をちゃんと老けさす覚悟があるかが鍵かなー。
まあ、主演はやってれば貫禄ついてくるだろうし、近代の経済史っていうとっつきにくそうなネタをどれだけ描けるかのほうが心配。
脚本家はもうベテランですが、自分は「あさが来た」がそんなにツボではないのでどうかなーと。
あと渋沢栄一って流石に闇な部分も多い人らしいけど、どこまで腹くくって描けるのかっていうね。
「あさが来た」では夫の妾も無くし、実際には妻も子も愛人もいた五代様をまるで純愛貫いたかのように描いてたからねー。
朝ドラだからある程度はそうだろうけど、大河なんだったらもっと突っ込んでください。
「いだてん」は実は結構突っ込み厳しくて、そこも好きなんだよね。

しかし、吉沢亮のコメントで「大河主演経験者の事務所の先輩、福山雅治さんや上野樹里さんに話を聞きたい」というのがあって、え?そうなんだ、うーん、と思った。
随分前に、「NHKの特に大河は大手事務所とズブズブ」みたいな記事を読んだのを思い出した。
大河の主演がほぼホリプロアミューズとジャニーズで持ち回りになっていて、これは公共放送としてどうなのか!というもの。
さらに紅白と朝ドラもこれがらみとか突っ込まれてました。
そうかー、福山がアミューズなのは知ってたけど、上野樹里吉沢亮アミューズなのねー。
ホリプロといえば松山ケンイチ妻夫木聡鈴木亮平綾瀬はるかですかー。
朝ドラも多いよねー、うん。
そうねー、抜擢組はそうかもねー。
読んだその時は「ふーん」と思っただけだけど、うーん。まあ、色々あるよねー…。
大手は人数いるから抜擢された若手の分、ベテランでフォローできるのが強みなのかもね。
面白ければいいから、そういう政治的なことはあまり気にしてなかったけど、明らかにその狭間にはまって活躍できてない才能ある人がいるのは辛いなー。のんちゃんとか。
もう少ーし、素人にはわかんないようにやって欲しいかな。
どこに所属してようがいい俳優はいい俳優だよ!

平家ライダー出身の大河主演初!とのことですが、吉沢亮は意外だったな、確かに。
佐藤健とか菅田将暉のがありそうな感じだった。いかにも過ぎなのかな?
吉沢亮を使うなら光源氏とかガチで顔がよくないとできない役にしてよもったいない、という意見も見ましたが、事務所ももう顔だけではないというところを押し出したいのかも。
確かに芝居上手いよね。でもせっかく若くて美形なのを使わないのももったいないような(笑)
平成生まれの大河主演が初、しかも大河初出演にして主演という恐ろしさですが、とりあえず期待してます。

追記
ちなみに次作の「麒麟がくる」は長谷川博己に「夏目漱石の妻」の脚本家なので、さぞキッチリ闇も光も描いてくれるだろうと期待している。
「いだてん」の全体の雰囲気は明るいのに、サクッと闇や皮肉を入れてくれるのも好き。
やっぱり大河は綺麗事ばかりじゃ1年持たないよね。
「スイーツ大河」と揶揄された作品達は、女性主役だからというより、綺麗事が過ぎたからじゃないかと思う。
まあ、ほとんど途中脱落してますが(笑)