温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「ボイス」「TWO WEEKS」全話視聴〜 ツッコミ疲れて覚えているのは「晴美さんがかわいい」

4月クールのドラマですらまだ見終わっていないものがあるのに、7月クールも続々と最終回を迎えていきます。
で、連休中頑張って溜まっていたものを消化しました。

今クール韓流原作三本立て、「サイン」は脱落してしまったので「ボイス」「TWO WEEKS」がそれぞれ6〜10話まで残っていたのを一気見。
こういうサスペンスドラマはその方がスッキリするかも。
で、総括!
「これはやっぱり、ツッコミを楽しむものなんですかね💧」
でした。

早々に脱落してしまった「サイン」にくらべ、この2本は初回の印象は良かったんです。
確かに無理矢理なところはあったけど、スピード感があってハラハラさせて目が離せない。
ツッコミつつも先が気になる。

こういうドラマの展開のパターンは、通しのメインエピソードがあり、前半は各話1話完結エピソードの横でメインエピソードが少しづつ進み、ラスト3話くらいはメインエピソードに集中、というのがよくあるやつで、「ボイス」「TWO WEEKS」どちらもそんな感じでした。
で、その1話エピソードは結構良かったんですよ。
これはゲストの良さにもよるけど、「ボイス」での虐待されている子供からのSOSを受ける話はとにかく子役が上手くて「早く助けてあげて〜💦」とはらはらしてしまった。

が、メインエピソードが主になってくると、それまで目立たなかったドラマの粗が目立つようになってくる。
共通で目立つ粗が「とにかくどいつもこいつも、特に警察!ポンコツ過ぎだー!」ということ。
「ボイス」は緊急通報に対して10分で対応すると言いながら、現場に向かうのがいつも唐沢と弟分のNEWS増田だけ。唐沢1人の時も。
モブの警官も映っても2〜3人。
そりゃ捕まらないよ💧
ドラマなんだから絵面で「犯人を追ってる!」って迫力を出してくださいよー。
そして唐沢も真木よう子も殺されかけたりするんだけど、それでも頑なに単独行動。
学習ゼロ。

「TWO WEEKS」の方は逃げる三浦春馬を悪キャラの手先の磯村勇斗と刑事の三浦貴大が追うのだけど、例えば素手で捕まえて逃げられて後からライフル出したりとか「わざと逃してるのかよー💧」というポンコツぶり。
警察側も言うまでもない。
結局こういうドラマって両者のギリギリの戦いになるからはらはらして面白い訳で、追う、追われる、が本気に見えないと見てる方は冷めてしまうんだよね。

「ボイス」はサイコパス伊勢谷友介(ハマり役)が直径10センチはある鉄球でNEWS増田の頭をガンガン殴るのに死んでないという超展開、
「TWO WEEKS」は白血病の娘に骨髄移植をするためには怪我すんなと言われていたのに三浦春馬はわざわざ敵に挑み怪我だらけ、挙句、無菌室にいて免疫弱ってるはずの娘ハナは外に連れ出されて廃校で一晩過ごしたのに無事移植成功。
素晴らしい!

たまたま「TWO WEEKS」にチンピラ役で出ていた玉置玲央が「サギデカ」でも似た感じの役で同じくらいの出番だったのだけど、キャラの掘り下げの違いにドラマの出来の差を感じてしまったよー。

ありえない設定のドラマがいけないんじゃなく、ありえない設定で作るなら、それを最後まで振り切るパワーを維持するとか、理論武装するとかして、最終回まで視聴者にちゃんと夢を見させて欲しいんだよねー。
2本とも初回見たときは期待しただけにがっかりだった。
自分は韓流ドラマってほとんど見た事ないんだけど、元のドラマもこんなに荒いのかしら?
それとも話数が減ってカットした影響なのかしら?

今回の収穫は、三浦春馬って男前なんだなぁと知った事と(いまさら)、娘ハナ役の子が可愛かった事ですね。
この世界の片隅に」で姪の晴美さん役をやっていて、とても子供子供していて可愛くて、それ以来自分の中では「晴美さん」で、今回も毎回「晴美さんかわいいなぁ」と思って見てました(笑)

とはいえ、ツッコミたくなるくらいだから結構ドラマとしては正解なのかな?
見るのやめてしまうほどではなかったし。
思うツボでした(笑)