温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「いだてん」ついに3.7%だってさ。そんなの関係なく傑作ですけどね。

今回は来るだろうなぁ〜と思っていましたがやはり来た!

「いだてん」最低視聴率更新!3.7%‼︎

だそうですよ。
まあ今回は下がるだろーなーとは思ってました。
何しろ裏番組が、決勝トーナメント出場がかかったラグビースコットランド戦と、連勝中男子バレー。
そりゃ、ドラマは録画視聴にまわすよね。うん。

ちなみに自分は6時のBS放送で見て、この時間は前日放送の「八つ墓村」を見ていたのですが、飲み物用意しようとして一度止めたらちょうどラグビーが残り時間2分切ったところで、決勝トーナメント出場が決まる瞬間だけ見ました(笑)

ここ最近は台風関連のニュースもあって、NHKはずっとL字にテロップが出るので、BSで見るのはそれが無くて見やすいのもある。
地上波で入るのはNHKとして当然だからね。
今、BS加入世帯がどのくらいかわかりませんけど、面白いと思って熱心に見てる人ほど早く見れてテロップの出ないBSにするのも当然かと。

自分は「いだてん」は今年のマイベストドラマ決定だと思っているし、最近のNHKドラマの良作ぶりを見ても、NHKだからこそ視聴率を気にせずきっちりお金をかけて文化を作って欲しいと思っているのですけどね、世の中そういう人は少数派なのよねー。
「受信料使ってるんだから誰も見ないようなもの作るな」というのが叩き論調の言い分ですけど、そういう人に限って「民放のドラマが大手のタレントばかり使ってつまらん」と言いがちなのでなんだかなぁと思います。
文化ってお金に換算できない部分をどう支えるかが大事なんだよなぁと。
効率効率だけの世の中は窮屈ですよ。
好きな漫画で、ドーナツを食べることを無駄と嗜められた紳士が
「甘いもの、無駄に見えるもの、そういうものこそ心が潤います」
と答えるシーンがいつも思い出される。
(セリフ大分あやふやだけどこんな意味でした)
世の中に余裕がないのは辛いなあと。

「いだてん」は本当に面白くて、毎週「え?もう終わり??」と思うくらいあっという間で、何よりスポーツに興味無い自分ですら楽しめる。
あ、落語もわかんないけど面白いですよ。

嘉納治五郎が亡くなった回のあとの紀行に柔道の山下泰裕氏が出ていて、嘉納治五郎の事を語りながら涙したのには衝撃でした。
実際には会っていない時代の人の事をこれだけ思える柔道ってどういうものなんだろう?と興味が湧きました。
そういう広がりがあるのがいいドラマだと思います。
ドラマって文化なんだというスタンスをNHKには持っていて欲しいです。