温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「スカーレット」第128話 なんだよーもう、ホンットに信作はいいやつだなぁ

先週はまるっと信作・百合子夫妻のスピンオフで、今週から新章突入と言った感じですね、「スカーレット」。

新しい試みなので叩き記事も結構見ましたが、自分は面白かったです。

脚本がフカ先生の弟子の2番さんの俳優さんだそうで、上手く過去シーンを入れつつこのドラマらしさを出してて良かった。

唯一残念なのは照子の初恋の相手を信作設定にしたとこで、まあそう取れるんだけど、初恋というより兄の思い出を共有したかっただけだと思っている自分としてはそこは拾わないで欲しかったかな。

とにかく、主演と脚本家を一週間分休ませる働き方改革としては上手い試みだと思いました。

 

で、スピンオフではちっささを見せていた信作ですが、今日の回では、これまでもちょくちょく見せていた「真っ当な大人」ぶりを見せてかっこよかった。

町おこしで役場が企画した陶芸体験教室。トラブルで急遽受けられなくなった窯元の替わりに喜美子がやる事に。

この経緯でも、謝礼も少なく面倒な仕事を急に頼んですまんという信作に、「信作の仕事やから助けるんや」と言う喜美子がかっこいい。

照子も含め、対等に認めて信頼しあってる友人ぶりがいいよねぇ。

 

その依頼の時に信作が連れて来た若い部下、当初から喜美子に頼むのに否定的。喜美子の作品の良さがわからない、と。

喜美子もその会話を聞いてしまうが、それにはなにも言わず依頼を引き受ける。

そうして体験会後、再び喜美子の工房に同行した部下に信作は草間流柔道の教え「人を敬え」と説く。

信楽は焼き物の街で、これからも良さの分からない作家は増えるだろう。けれど自分が分からないからと否定するな、と。

 

く〜っっ!朝からいいもの見たー!

信作やっぱりいざってときには決めるなぁ〜。

普段は優柔不断でへなちょこも目につくのに、芯に一本通ってる。かっこいいぞー!

普段はふざけあいながらも、喜美子も照子も信作のそういうとこわかってるからずっといい関係なんだなー。

そして林遣都やっぱり上手いと毎回思う。

「イケメン俳優」のくくりではあったけど、いまいちピンと来てなかったのを、「おっさんずラブ」で「確かにイケメンだー」と認識して、「スカーレット」では毎回「上手いなぁ」としみじみする。

基本コメディリリーフ的な立ち位置で、その加減も絶妙なのに、決めシーンも行きすぎず、あくまでも信作らしくかっこいい。

振り幅絶妙!

いやー、素敵ですねー。

 

しかし、喜美子の作品って素人でも良さが分かり易いものな気がするけどどうかしら?

かっちり正確にできてた方がいいのかな?