温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

ラブコメのマルチエンドなんて責任放棄だぜー!と思ってしまう自分は要求が大きすぎるのかしら?

ネット記事で見たのですが、ジャンプ連載中の「ぼくたちは勉強ができない」が最終回を迎えたそうですね。

以前はジャンプを読んでいたので途中までは読んでるし結構好きでした。アニメの出来が悪かったのが残念。

いわゆるハーレム物のラブコメで、主人公の周りには魅力的な女子がたくさんいて、皆主人公の事が好きなので、果たして最終的に誰が選ばれるのかが重要な訳です。

高校三年生の主人公たちが大学合格を目指す話なのでそこまでの長期連載にはならないだろうし、どう決着つけるんだ?と心配になるのは、主人公がベタに恋愛に疎くて、女子たちの気持ちはもちろん気づかず、特に誰に特別好意があるようにも描かれていなかったから。

 

で、ついに1人を選び今週最終回を迎えたそうですが、なんと他のヒロインと結ばれるバージョンも描く、マルチエンド方式が発表されて賛否両論盛り上がり話題になっているそうで。

ふーん……。

まあ、作品にそこまで思い入れはないので誰が選ばれても不満はないですが、マルチエンドとはなぁ、なんかガッカリです。

 

ネットで調べた内容でネタバレすると、選ばれたのは自分が3番手と思っていた子で、言われてみれば「なるほど」と思うのは、1番手2番手の子をわかりやすく対にして対等にしてるように読めたから。確かにこの2人の内のどちらかっていうのはまとめづらそうなので、あえての3番手かなと思うわけです。

結局こういうラブコメの一番難しいとこですよね。ヒロイン達はそれぞれ魅力的なのに、1人を選ぶ理由をキチンとつける。でもそれが「ものがたり」を作ることなので。

マルチエンドって、その作家としての責任と覚悟を放棄してるように思える。

もちろんほかの子のファンの人達は「なぜ選ばない!」と思うだろうけど、そういうのこそ同人誌というか、ファンの妄想でいいじゃないですか。

本編は本編で、しっかり納得させるだけの展開を見せるのがプロでしょう。

なんだかなー。

ゲームでのマルチエンドがありだと思うのは、あくまでもプレイヤーが参加してるからで、こういう作品では「逃げ」だと思います。

まあねー、途中までしか読んでない作品に何イラついてるんだとは思いますけど。

女の子達が可愛かったからこそ、なんだかなぁと思います。