温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「おかえりモネ」 第29話 「昭和の倫理観」にマジツッコミ多数に現代の生きづらさを感じます

お、「おかえりモネ」がネット記事になってるなーと思ったらこんな話💧

 

おかえりモネ、不倫は『昭和の倫理観』発言が大荒れ 「苦し紛れの言い訳」「誰も正当化してない」...SNSで議論に

 

独りで病気と向き合うジャズ喫茶のマスタートムさんが、過去複数の女性と浮気して妻子に逃げられた事を話すとモネはドン引き。

苦笑いしながら「よくある事だったんだよ。『昭和の倫理観』だよ」というトムさん。

その「昭和の倫理観」という言い訳に、ツッコミが殺到というので、「まさかー、アオリ記事でしょー?」とTwitterを見たら、本当にマジツッコミとそれへの同意が沢山あって驚いた。

うわ、めんどくせー。

 

なんだろうなぁ、この「正義感振りかざす自分正しい!」の空気。

ドラマの中のキャラクターが過去の過ちを恥じて、自虐で苦し紛れに言った言い訳にそんなに倫理を求めるのかい。

明らかにドラマ内でトムさんの行動を肯定はしてないし、彼をただ善人ではあるけど弱くてダメな人間として描いた表現の一つでしかない。

そして確かにそういうことが「男の甲斐性」を言い訳に大目に見られてた時代もあったはず。

それを「浮気や不倫は、昭和でも平成でも令和でも完全にアウト」とガチ正論ぶつけて楽しい?

作品の方向として書いてるわけでもない、登場人物の過去の過ちとしてかいてるだけなのに、そこまでフィクションに怒る意味が分からん。

 

フィクションの作品で、伝えたい事を伝えるのにあえて逆の描き方をする作りをすると、最近の人はわかってくれないと言う悩みを読んだことがある。

例えば好きなのに「嫌い」と言ってしまう心情とか「なぜですか?」と聞かれてしまったりするそうだ。

これってそう言うことでもあるのかしら?

野木亜紀子が「ストレートに書かないと伝わらない」と言っていたけど、本当に読解力の低下なのかもなー。

やれやれ。