第29話の件を記事に書いて、さてさて本日の「おかえりモネ」は〜、と視聴。
あー、亜哉子さんカッコいいなぁ〜、うるうる。
すっごく今日の話についても感想書きたいなーと思いながらブログ見たら、あれ?
普段低値安定してるアクセス数がガッツリ上がっていて何事?と思いました。昨日の内容ってそんなに食いつかれるようなことだったのかしら?
なかなか興味深かったのでそれについてもまた考えたいです。
で、30話。
体調の悪いトムさんの手伝いをしていたモネは、両親の出会いと馴れ初めを聞く。
ライブハウスでジャズトランペットを吹く父耕治に母亜哉子が一目惚れして交際を申し込む。
「忘れらんねぇ人がいます」と耕治は断るが亜哉子は諦めない。
銀行に就職を決めた耕治はトムさんに「俺の音好きじゃないっしょ」「明るくてまっすぐ過ぎてつまんねぇって思ってるでしょ」と言う。
図星なのか目を逸らすトムさんに音楽をやるには影がないと色気が出ないと言う耕治とトムさんに対して、現れた亜哉子は言い放つ。
「正しくてまっすぐでポジティブで前向きである事が魅力にならない世界はクソです!」
「どこまでも明るいこの人は最高に素敵です」
ジャズをやっていて、自分の明るさにコンプレックスを持っていた耕治はそれを全力で肯定した亜哉子に惹かれるようになった。
いやー、かっこよかったなぁ〜!
そうそう、そうなのよー。
物語の主役って、どうしても家庭に不幸があるとか、やんちゃしたとか、そういうのが素敵っていうのになりがちじゃないですか。
あと、よく昔悪かった芸能人とかが今は更生しているのをかっこいい的にいうけれども。
誰がが突っ込んでたけど「ずっと真面目にやってきてるやつのが偉いにきまってるじゃん」ってホントよー。
もちろん影の魅力ってわかるけれども、明るくてまっすぐでちゃんと将来を考えているのもまた大きな魅力でしょ。
自分はヤンチャ系にあまり魅力を感じないのでよくわかります。
最初に演奏を聴いた時から耕治の魅力を見抜いてずっと思ってきた亜哉子さんはホントかっこいいなぁ〜。
自分の不始末で妻子と別れる事になったトムさん、もう一度会えたらと一縷の望みを持って、積極的治療を開始、ダイニングテーブルも再注文する。
テーブルの完成に合わせ元妻に連絡をしたトムさん、一人で待てないからとモネに同席を頼む。
しかし結局元妻は来ず、落ち込むトムさん。
そこに賑やかに入ってきたのは耕治と亜哉子。
待ち人は来なくても皆で囲むために注文したダイニングテーブルで楽しくお茶をするのだった。
うう、泣けちゃった。
トムさんは確かに過ちを犯したけれど、そしてそれは償えないかもしれないけれど、でもそれで全てが否定されるわけじゃなく、モネの両親のように心から慕っている人たちもいる。
人間のやる事は白か黒かとハッキリ分けられる事じゃないから、こうやって笑っていたっていいんだよね。
元の家族とは関係が取り戻せなくても、こうやって一緒にテーブルを囲んでくれる人はいるから。
やっぱりこのドラマはまっすぐで、そういうところが好きだなぁ。
けっして影の魅力を否定してる訳じゃなく、その辺りは及川親子が担ってるのだろうけど、普通にまっすぐ生きる事を正面から肯定するドラマが意外となかった。
「おかえりモネ」のまっすぐさがやっぱりいいなぁと思った一週間でした。