選考会の気温を読み違えてリオを逃したという彼女を気象面からサポートする事になる。
スポーツ気象にこだわる朝岡が気になるモネ達は、かつて駅伝ランナーだった朝岡が予報通りにならなかったため熱中症を起こしタスキを途絶えさせた事を知る。
スポーツ気象にこだわるのは個人的なリベンジだと朝岡は言う。
なるほどー、モネの個人的な「みんなの役に立ちたい」という気持ちに理解をしますのはこういうことね。
そして、こういう個人的な感情がスタートでも構わないんですよね。うんうん。
そして、このネタをこの酷暑のオリンピック時期に当ててくるのがいいよね。
皮肉というより、ちゃんと考えてねという感じかな。
「7〜8月の東京は温暖」とか、何抜かしてんの?という大ウソを全世界についた日本ですが、まあさすがにトップ選手は当然実態はわかっててそれに対しての対策も練ってきてはいるんだろうと思う。
でも実際に「気温35℃、湿度80%、照り返しありで体感40℃越え」なんてとこに立ったら、対策もへったくもないよね。ただでさえ事前準備がしにくいし。
自然を、気象を舐めるなよと。
わかってたつもりでも、特に都会にいて外出の少ない生活をしてると、人間が自然のほんの一部だという意識を横に追いやってしまいがち。
そういうことにも「おかえりモネ」は思い出させてくれるなぁと思いました。
そして鮫島役には菅原小春。
この役はたしかにかなりの肉体の持ち主でないと難しい。
鍛えた人間の肉体の美しさを見せつけてくれて、なんてかっこいい。
この人は初ドラマが大河で、2度目のドラマが朝ドラという、ある意味でエリートな訳ですが、それもこれもこの肉体の素晴らしさだなぁと。
セリフよりも語る肉体ってあるなぁ。