ついにシーズン20!
初回は15分延長ですが、ここ数年の訓練でどうせ前後編なんだろうと思いながら視聴。
今回の話題は元官房長官の朱雀の再登場。それきっかけで亀山くんや小野田官房長の名前が出るのがここまでついてきたファンへのサービス。
というか、朱雀を出すなら雛子をなんとかして欲しい。投げっぱなしでモヤモヤするし。
そしてなんの説明もなく、シーズン19のラストエピソードの続きからスタート。
「お前らとーぜん見てるよな?」と言わんばかりの始まりで自信を感じます。
もちろん見てはいるけど半年前の事なので回想シーンを見ながら「どんな展開だったっけ?」と記憶をたぐりつつ見る。
本当に自信満々に、具体的な説明は最小限で話が進む。確かに見てない人はあまりいないだろうけども、昨今若い視聴者を取り込むのはテレビの命題ではないのかしら?
テレサで過去エピソード全部見れるとはいえ、有料な上に350本(!)もあるんですからねー。
IT長者の河西の暗殺を指示したとして内調の柾が逮捕されるが、裏には愛人関係にあった官房長官の鶴田が絡んでいると見る特命係は動き始める。
柾が拘置所で自殺し、それを信じられない元弁護士の都々子は特命に接触、元の勤務先から証拠を盗み出して冠城に渡すが、冠城に疑いがかかり逮捕されてしまう。
右京は都々子と会い詳細を聞く。釈放された冠城と改めて都々子を訪ねると、彼女はベッドの中で手首を切って死んでいた。
……と、あらすじ書き出さないといけない感じなんです、いつも!
こうやって思い返さないとならないのですよー。
ここ数年は第1話、2話が前後編で、巨悪と対峙してそのテーマをシーズン中引っ張るという構成。
なので今回もそうですが、シーズン初期からいるメイン脚本家が担当。なんですがー、この人が最近は微妙で。
盛り上がるためのエピソードを羅列して、結果巨悪も倒せずもやっとしてトカゲの尻尾切りで終了。大抵こんな感じ。
あと納得いかないのは、エピソードを長くするためにすぐには問題を解決しないので、「え?それ右京さんが見逃すの?」という展開になりがち。
今回も、明らかに怪しい微笑みを浮かべ続ける謎の女がちらちら出てくる。
シーズン19のラストエピソードを見ていれば、この女が依頼を受けて殺人をする殺し屋だろうと推測がつくし、明らかに都々子の口封じを狙っているのがわかる。
そんな時、警戒してカラオケボックスで都々子と会った右京は、個室の様子を覗くその女に気づく。
長年の視聴者としては「あー、よかった、右京さんが気がついた。これで安心」と思うわけですよ。
ですが、暗殺の指示が出ると次に現れた都々子は死体になってるじゃないですか!
右京さーん!あの時気がついたんじゃないのー⁉︎
というか、それを見逃さないのが杉下右京なのではないの⁉︎
長年続いてネタが尽きてくるだろうし、何人も脚本家が入ってるから仕方ないかもだけど、ここ最近はメインキャラのキャラ設定がブレブレでねぇ……💧
出雲をいびってた芹沢とかね💧
ましてや!話を引き伸ばすために右京さんが解決の糸口を見逃すとか、納得いかないわ‼︎
…と、もやもやしつつも訓練された長年のファンは、やっぱり見ずにはいられないんですよね(笑)
さてさて、半年楽しみます。