今週登場なのは予告見てましたが、まさかの水曜ラストでもう大人るい深っちゃん登場!
いやほんと、展開早い。後であさイチ見るけど華大さん達もきっとびっくりよ(笑)
そして叔父さんたちはそのまま出るようですが果たして並びはどうかしら?まあ今までも子供役の俳優の方が年上はあったけど。
そして算太はやっぱり困った叔父さん枠かー。またひょこっと出てくるんだろうなぁ。
確かにドラマとしては出来がいいだろう今作。
38話はヒロインと新ヒロインの親子の決裂を、沢山の親子関係と共に描く。
これからの親子、新しく生まれた親子、やっと再会した親子…。
「神回」とか言われそうですね。けけっ。
レビュー記事では「傑作」と書いてる物が多いし(あきらかにモネよりいいと匂わせてる)、構成はとても上手いと思う。
けど自分がハマらないのは安子が好きじゃねぇからじゃ、とあらためて気づきましたよ38話で。
このところ安子アンチな感想も結構出てて、それはヒロイン交代で、母を憎む娘である新ヒロインの目線に誘導してるからというフォローもある。
たぶんそういうことなんだとは思う。
けど、やっぱり「朝ドラ」という枠である以上、交代するとはいえヒロインを好きになれないのはやっぱりハマれない。
自分がなんで安子が好きじゃねぇかと言うと、自分で立ってないからですね。
やっぱり朝ドラヒロインには自分で生きて欲しい。
びっくりしたのは算太が帰ってきて、当座雉真家にやっかいになるとは仕方ないとしても1年経ってもまだいた事。どんだけ甘えるの?
そしてその甘えさせてもらってる状況をほんとにわかってなさそうなのがなー。
雪衣も好きじゃないけど、イラつくのわかるわ。女中の分は明らかに超えてたけど。
安子も働いているとか偉そうに言っても、生活はまるっと雉真家がかりで、雉真家の燃料でちまちまと商売とは思えんレベルの小豆を煮て、友人の店を間借り。ぜーんぶおんぶに抱っこ。
しかも女中を抱えられる経済力の雉真家だからそんな「お仕事」を出来る余裕があるのに、るいを自分で育ててるとか言いやがるし。
舅の千吉さん、嫁がふらふら出歩くのも咎めず優しいのう。
勇と一緒にというのも、現状あととり娘のるいと一緒にいさせてやるためだろうに。
娘に一度「嫌い」と言われたくらいで絶望してその娘の言葉の原因になった次の男に甘えるかー。
ドラマ的な見せ方とはいえ、誤解を解く努力くらいしてー。
なんだかなぁ。
自分が見た中で一番と思っている朝ドラは「カーネーション」なんだけど、あれは多分ドラマの出来の良さもあるけどあの糸子の自力で生き抜くパワーが好きだんだよね。
やりたい事があるなら自分でやりなさいよ、というね。
もちろん、安子の、夫の戦死から始まる不幸はこの時代の女性の立場の弱さ、ままならなさを描こうとしてるのはわかる。
でもさ、安子は結構やりたいことやってるし、やらせてもらってるじゃん。しかも娘ではなく嫁の立場で。めちゃくちゃ恵まれてる。
そしてまあ上手いは上手いけど、展開が早いのもあってちょっと力業が過ぎる脚本ですよね。
小学校入ったばかりのるいが、3歳までしかいない大阪の家に1人で行ってちょーど母親のラブシーンに出くわすとかもねぇ…。
偶然多いよね!(笑)
そして何か思惑あるのかと思ったら、ただ分不相応に坊ちゃんに惚れてただけの雪衣とかも。
まあでも、今日のつわりのタイミングからすると以前から手をつけてた感じがするので(純粋無垢な野球少年の勇ちゃんは幻想でしたわ)雪衣が安子に敵意剥き出しなのも仕方ないか。
この時代基本的には女性が結婚して姓が変わるから、フルネーム出ると展開が分かってしまうのも苦しいところ。
雪衣もどっかで苗字出ちゃっててね…。
うーん、「神回」のはずがイライラが募ったぞー?(笑)
はじめての藤本脚本、まだまだ期待したいのですが、果たしてるいのことは好きになれるんじゃろかー?
深っちゃんは好きなので期待!