なんだかんだいいつつも「カムカムエブリバディ」を見ているのですが、タイトルの元になったラジオ英語講座の「カムカムエブリバディ」は番組終了してしまいました。
結局放送期間は5年くらいでしょうか。
安子とるいの2人だけの生活の思い出の象徴として、番組の終わりと共に親子の仲は決裂してしまいました。
現在18歳のるいは英語をやる気配がありまけんが、また英語に関わっていくんでしょうね。
話は変わるけど、ルイ・アームストロングから名前を取って、何かと「けったいな名前」と言われがちなるいですが、正直意外でした。
だって「みをつくし」のヒロインかをるの母の名前が「るい」なんですよね。
ちなみにかをるは安子よりかなり年上。
かをるの母のるいは特に名家の出と言うわけでもないので、こういう名前は普通かと思ってました。
で「カムカムエブリバディ」ですが、本当に人気だったんですね。
ドラマ開始の頃、どんな番組だったか解説記事を見たけど本当にみんな聞いていたと書いてました。
そうなんだー、と思ってたら、遅れつつも見ている「純ちゃんの応援歌」26話でおおっ!と言うシーンが。
まだ戦後数年、食料事情も厳しい時代、日系二世の青年に英語を習いたいと、ガキ大将の少年が家で話す。
母や祖母、叔母叔父の大家族なのですが、叔母さん達がが「英語知ってるのは、グッバイとカメカメエブリバディや」「あー、ラジオでやってるやつな」という会話をするんですよ。
おお!これは正に「カムカムエブリバディ」の事‼︎
30年前の朝ドラにも出てくるなんて、本当にみんな知ってるのねー。すごい。
いまはメディアが細分化されて、誰もがわかる物は少なくなったけど、当時は少ない情報の中で例え敵だった国の言葉とはいえ、新しい情報が嬉しくてみんな聴いてたんでしょうね。
もちろん身内を亡くしたりと複雑な人も多いだろうけど、マスターが言ってたように「なぜ惹かれるのか」をもっと突っ込んで描いて欲しいなあ。
別の朝ドラで同じエピソードが出てくるとなんか嬉しくて、これぞ朝ドラ!と思ってしまいます。