続々と新ドラマか始まる中、6月中旬というハンパなスタートの「ザ・タクシー飯店」。
既に4話もたまってしまったので、たまりすぎて面倒になる前に1話を視聴。
次から次へといろんなパターンで繰り出されるテレ東お得意のグルメドラマです。
主演は渋川清彦。うーん、渋い(笑)
個人タクシーの運転手の主人公が仕事の合間の食事を町中華で取る、というドラマのようです。だから「飯店」なのね。絞ってきたなー。
このジャンルの開拓者であり君臨する王、「孤独のグルメ」と「おっさんが1人呑まずに食事をする」というところが被ってますので、細かくジャンル分けしてきたわけですね。
なにしろ渋川清彦なもので、全体のトーンがサブカル的と言うかアンダーグランドっぽいと言うか、単館の日本映画のよう。
そこによく見かけるバイプレイヤーがゲストで出てくるんですよ。ほんと渋い。
そして町中華。実在のお店でその店主が料理を作り、ドラマのラストでその店の成り立ちを紹介する所は「絶メシロード」っぽくもある。
でもサブカル感(笑)
なによりもやっぱり、相変わらずというか、ご飯が美味しそう〜‼︎
今回はチャーハン(スープ付き)にキクラゲの卵炒めという、町中華としてはほんっとにフツーのメニューなんですけどね、ホント食べたいよ!
グルメドラマはおっさんが主人公のものが強いのは食べるシーンの強さなんだろうなぁ。
女性だと大人しくなってしまう人が多いのもあるんですよね。
そしてなんて美味しそうに撮るんだー!
見たら、企画、監督の人が「きのう何食べた?」の人だった。うん、それはやられるわ。
フツーのメニューをフツーに美味しそうに撮るののプロですね。
今の朝ドラ「ちむどんどん」でずっとモヤモヤしてるのが、料理人の話なのに作るシーンも料理もまったく美味しそうに見えないところなんだよね。
やっぱり食べ物を美味しそうに撮るのはテレ東におまかせだ!
おっさんが飯を食う、それだけなのにまたいいドラマが現れました。
さっすがテレ東だー!