参院選があったせいか、スタート遅めな印象の7月ドラマ。やっと月9もスタートしました。
坂口健太郎、杏のダブル主演!が売りですが、それよりは同枠前作「元カレの遺言状」と原作者が同じというほうが気になります。
なにしろ出来が「アレ」だったもので💧
そういえば最終回まで見ての感想が書きかけだったー!
結局原作部分とドラマオリジナル部分が両方なんだかなぁという素晴らしい出来で。
原作部分の「元カレはなぜ歴代彼女に遺産を残したのか?」、「元カレの兄が瓜二つの設定の理由は?」ドラマオリジナル部分の「なぜ篠田をわざわざ麗子に頼んだのか」とか、引っ張るだけの突飛な設定が投げっぱなしばかりで酷かった。それがスッキリするかと最後まで頑張って見たのにー!
……ということで、原作にも不安あり、チームは違うとはいえ製作陣にも不安ありでスタートです。
今週はお休みでしたが、「鎌倉殿の13人」から坂口健太郎、小池栄子が日月連続登場と盛り上がってましたが、それを言うなら前作は大泉洋、前々作は菅田将暉なのでね、もうのっかりまくりです。
敵キャラキーマンみたいなのが「誰だー?」と期待して見てたら山本耕史ですしね。思わず「お前かい!」とツッコむ。もう使い勝手良すぎ(笑)
舞台は名前だけはよく聞く「公正取引委員会」。
警視庁捜査一課の杏がポカをして飛ばされてくるのですが、そんなとこなの?
公務員の立場や移動範囲がよくわからないので、まあそれが可能な組織という事で理解しとけばいいのか?
そんな中の「第六審査」という新チームが舞台。設定に思わず「MIU404?」とツッコむ。
まあこういう方が動かしやすいから(笑)
そこで東大卒で優秀だけど空気読めない変わり者の坂口健太郎演じる小勝負と組まされる。
うん、「相棒」かな?(笑)
キャラ設定的にはセオリー通りの振り方ですが、演者が達者で見やすい。
特に審査長の寺島しのぶの頼れる感が素晴らしい!
そしてわかりやすくラスボス感は小日向文世。
安定!(笑)
初回は公正取引委員会の仕事内容と弱小ぶりを紹介しつつすすめる。
全国に800人しかいないのは驚くわー。最近だとSMAPの件とか話題になったし、もっと権力的なものがあるのかと思ってた。当然担当範囲が広いのでは?と思うと早速日光まで。
このへんも法医学ものと通じるかな。
知られてるわりに小さい組織ってあるよね。
日光のホテルの談合を明かそうと調査しているうちに傷害事件が起こり次回は続く。
1話完結じゃないのかー。でも最近は事件の切り方が変則的だしね。どうなるかな?
初回のつかみとしてはまあまあかな。
キャラ設定もベタだけど俳優がみんなハマってて上手くて見やすいです。
坂口健太郎は空気読めないキャラが圧倒的に多いですが、今回はそれに軽さも加わって意外と新鮮。泰時とはまた違って楽しめます。
長身俳優ばかりのなかの加藤清史郎くんが癒しキャラ。
とりあえず解決編に期待。