リノベーション、流行ってますよね。自分も興味あって、ネット記事とか体験ブログとかよく読んでます。
コロナ禍で「家」について考え直した人も多いでしょうし、なかなかタイムリーなテーマです。
波瑠×間宮祥太朗というのも安定のコンピだし楽しみ。
しかし今シーズンは男女バディ物が多いなぁ。ジェンダー対応ですかね?
で、感想。
…たるい。これにつきます。
なーんかもたもたしていてテンポが悪く、見ていてすごく長く感じた。
実はネットで見れるようになっていたので原作の第1話読んでたんですよね。
今回の古い民家のリノベーションのネタで、間宮祥太朗の秘密が明かされるところまでとほぼ進行は同じ。
そこに冒頭のキッチンリノベエピソードや、原田泰造の上司のエピソードとかが足されてます。
確かに元の1話分ではドラマ1話には足りないんだと思うけど、特にキッチンリノベエピソードがだらついていて冒頭のここで既に挫折しそう。
頻繁に間宮祥太朗の心の声シーンが入るんですが、これが多すぎてドラマがブツギレになってるんです。演出もうちょいなんとかならないですかね。
間宮祥太朗の口癖の「なんという事でしょう」はかつて人気だった「ビフォーアフター」のオマージュなんでしょうが、ちょっと古いしね。
そして最大の欠点はメインエピソードのリノベの詳細がほぼわからないこと。
リノベ後の部屋がサラーッと映されて、具体的にどう変えたかがあっさり。
そして新しくなった部屋はエンディングとして流れるので良くわからない上に正直素敵でもない。
こちとら本物のリノベ記事たくさん見てますからねー、目が肥えているのですよ。
そもそも、「キッチンと和室を繋げて広々LDKにリノベーションで予算400万」を「予算安!」とバカにして言ってるけど、一般庶民にとって400万てめちゃ大金ですよね。
ある程度リノベ知識があれば確かに予算として安いのわかるんですけど、知らないで見てたら「そうかな?」って思うのでは?
詳しくない人にもわかるよう豆知識紹介とかしないとついてきてもらえなそうですよ。
そして何よりの欠点は
「リノベが素敵じゃな〜い!」
ということです。
と言うか、リノベ後の部屋、CGなのではと思ったくらい安っぽい。
わかるよ、毎回セット組むから予算がキツイんだろうけども、じゃあこの題材選ばないでよー。
冒頭の若い夫婦のキッチンなんて安っぽすぎてコントのセットみたいだったし。「ゴットタン」かな?って(笑)
最近ドラマ見てると部屋のセットにIKEAアイテム多くて、「お金ないのかなぁ」とよく思う。
「ちむどんどん」の新聞社のセットでデスクの上にある黒いカゴを見るたび「DAISOで買ったの?」と思ってしまうし。
この辺はTBSドラマがいつもインテリアコーディネートが素敵なんですよね。
それっぽさがありつつちょっとリッチで。
とにかく「リノベ」のドラマなのにステキな部屋が全く出てこなかった!
舞台になる「まるふく工務店」もいかにも町の工務店で、ここに頼んでもステキなリノベは絶対出来なそうな感じがなぁ…。
今リノベーション会社ってオフィスがショールームでもあるわけだし。
まあこれはこれから立て直していく話だからオフィスも整理されていくんでしょうけども。
という事で、まあちょっと微妙な初回でした。でもまあ、初回延長が無くなればもうちょいテンポよくなるかもだし、問題の次男の配役も気になるし、毎回ゲストが豪華そうだし、見続けます。
なぜならリノベーションに興味があるからです!(笑)
波瑠も好きだしね。