温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

週末の楽しみ「晩酌の流儀」が終わってしまった〜💦

土曜日の朝、Blu-rayの録画リストを見ていたら、前の晩に予約録画されていた「晩酌の流儀」に「終」の文字が。

 

えっ!もう最終回なの??そんなー、楽しみにしてたのに〜💦

 

「晩酌の流儀」はそのタイトル通り、栗山千明演じる主人公が、その日の晩酌を最高のものにすべく努力を惜しまない様子を描いたドラマ。

不動産会社に勤める美幸は6時定時きっかりに上がり、サウナ、ウォーキング、ボクシング等でコンディションを整え、スーパーで手頃に仕入れた材料で作ったおつまみで最高のビール(金麦)を飲むのを生きがいとしている。

そのこだわりと努力っぷりが他人からすれば滑稽ですらあるけれど、それがまた清々しくもあり、その姿が気持ちいい。

朝出勤前につまみの仕込みをし、こだわりのグラスをビール(金麦)の本数分冷やして出る。

お代わりの際には合わせてグラスも代えるため。

他人から見たら結構どうでもいい事にとことんこだわる様はテレ東ドラマで言えば「サ道」な感じ。音楽やタイトルバックもそれっぽい。

前半は仕事の様子が描かれ、6時に退社しコンディションを整える。

そして心の声でうんちくが語られながらおつまみを作り、ビール(金麦)をグーっと。

食べながらもうんちくの心の声は続くのだが、一通り箸をつけたあとは、ただひたすら音楽のリズムに乗って食べ飲み食べ飲み……

そして「ご馳走様でした」にたどり着く。

ただそれだけ。

 

ただそれだけなんだけど、まずは栗山千明の飲み食べっぷりがもう、美味しそうで美味しそうで。

この手のグルメドラマの主人公に男性が多いのは食べっぷりが見せやすいからだと思うのだけど、栗山千明の飲み食べっぷりは豪快ながら美しくとてもそそられる。

その前の落ち着いて手早く手際のいい料理パートからの落差がたまらない。

 

そしてまた、こういうドラマはツッコミが楽しいんですよね。

6時に上がって、サウナいってスーパーで買い物しておつまみ3品ほど使って「さあいただきます」が7時半とか、そんなん無理でしょー!とか、平和な職場のゆるゆるっぷりとか、そもそもの晩酌への執念とか、ツッコミが楽しすぎて。

いつも金麦2本飲むのだけれど、最初にグーっと半分ほど飲んで、おつまみ3口くらいで1本目が終わる。そのたびに「配分おかしくない?絶対足りないよね?」とツッコまずにいられない。

 

最大のツッコミはここまでこだわって、ビールの本数分のグラスを朝冷蔵庫に入れて冷やしておくくらいなのに、飲むのが「金麦」なんですよね。スポンサーの関係で(笑)

「最高のビールを飲むために」と言うたびに「金麦ね!」とツッコんでしまう。

ここまでこだわってるんだからビール飲ませてあげてくださいよー(笑)

 

あとちょっと不思議なのは栗山千明は食べた物が明らかに口に残ってる状態のところにビールを流し込むんですが、これやる人多いのかしら?

自分は食べ物飲み込んで、後味の所にビール入れますが、真似てみた方が美味しいかしらね?

 

まあ、「金麦」の件とかは置いといて、宣伝コピーそのままに見てると本当に「晩酌」したくなるんですよね。ほんっと、幸せそう。

意外にも8話で最終回、これまでとはちょっと違い、仕事に苦戦し7時までかかってしまう。

が、仕事で歩き回り、そして難しい案件をクリアした達成感こそが晩酌を最高のものにする。

しっかり働き生きることこそが最高の晩酌への道なのだ。

説教くさいかもだけれども、これって確かに晩酌の本質なんだなぁと思う。お酒の美味しさってメンタルも重要だし。

 

テレ東グルメドラマとしては意外なほどしっかりした最終回に驚きつつも、全8話じっくり楽しませていただきました。

またシーズン2があるといいなぁ。

…で、予告に「絶メシロード2」が入って、しっかりテンション上がってしまいました(笑)

テレ東いつもありがとう!