温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

「鎌倉殿の13人」 ついにラス前、本当に北条家のホームドラマだったなぁ

毎週釘付け「鎌倉殿の13人」、ついにラス前第47話までが終わりました。

あー、恐れていた日が、来てしまう‼︎

見たいけど、終わってほしくなーい💦

 

さてさて、見毎週見ているとすごくたくさんの事が思い浮かんで感想がとても話しきれないのですが、47話であの有名な政子の演説がついに登場。

46話で尼将軍になって、歴史疎い人間なので「そうか、実朝が死んだからだよね、そうだったー!」となんか感動。

地元近いので、源氏の正統が3代で終わり尼将軍誕生ということは史実として知っていましたが、その一言で終わってしまうような歴史の説明の間に、これだけのドラマが描かれるとは、やっぱり三谷幸喜すばらしい!ついてきてよかった……(感涙)

そう、地元近いので夏には頼朝行列見にお祭り行ったんですよね。

あれから随分経って、みんないなくなった。

まあお祭りの時には結構死んでましたけど(笑)

そして、先日のファンミーティングはさすがにフォローがあって、週末アーカイブが見れるようにしてくれたのでゆっくり見れました。

ありがとうNHK

オープニングテーマのオーケストラ演奏会とか、現場で聴いたら凄い迫力なんだろうなぁ。

そしてさすが我らが赤江さん、SNSの今回のイベント用のハッシュタグを考えてと言われて、江間次郎役の芹澤さんの明日の予定から「明日は原始人」という斜め上なコメント。

そう、当日そういえばそのタグ見たよ!なんだろうと思ってたら犯人赤江さんかー!さすがだよ(笑)

 

三谷幸喜が放送前「ホームドラマだ」と言っていましたが、本当にそうだったんだなぁと、ラス前で改めて思う。

政子の言動は一貫して家族のため、家族を守りたいから。

実衣を助けるため尼将軍になり、義時を守るために演説して坂東武者どもをまとめる。

すっかりダークになったように見える義時も、行動のベースは亡き兄宗時の「坂東武者の世を作り、その頂上に北条が立つ」という言葉を受け取った時から変わらない。

ダークな仮面を被りつつも義村の変わり身を知ったりと日々削られて、ついに被りきれなくなった素顔はかつての次男坊のままだった。

頼朝の死後、伊豆に引っ込もうとした義時を巻き込みひたすら裏仕事を背負わせてきた政子が、やっと姉として義時を守る時がやってきた。

おおぅ、正に家族愛。

 

こうやってみると北条家の人々のキャラ付けがホント「血縁!」という感じでたまらないですよね。

時政パパのお茶目さや愛嬌やいざという時の腹の座りっぷりは、宗時や時房が受け継いでいるし、泰時の生真面目さと頑固さは父義時と母八重から均等に受け取っていたり、意見が対立していがみあっても、ちょっとしたキッカケでケロッと関係改善したり、家族だなぁとクスッとしてしまう。

面白いなぁ。

 

そんな愛らしい家族を描きながら、時代の容赦なさを並行で見せる事で、この時代の人々も我々現代人と変わらないのだなと思わせる三谷脚本。そう、なんか現在の社会情勢を感じさせるところもたくさんあった。

シリアスで重い展開と愛らしい家族愛で毎週見ずにはいられなかった。

はぁー、それもそれも、あと1話。ううう。

自分はM-1もワールドカップも興味ないので、日曜は最終回に大集中!BSの6時でみますよ!

楽しみー!でもさみし〜💦