星野源の曲で1番好きなのはFriend Shipだ。
この曲を初めて聴いたのはオールナイトニッポンのエンディング。
星野源にどっぷりハマる前、夏頃からたまにオールナイトニッポンは聴いていた。
真田丸の話が聞けるかなーと思ったので。
ただ、月曜に3時までリアタイで聴くのは社会人的になかなかキビシイので、大抵途中でやめていた。
が、逃げ恥が始まった頃からラストまで聴くことが増えてきた。
初めて聴いたとき、エンディングにしては明るい曲調が妙に気になって、気づくと鼻歌歌ってた。
星野源に落ちて、初めて何曲かダウンロードしたとき、シングル曲に混じって『そうだあのエンディングの曲も』と購入した。
結局そのあとyellow dancer丸っと落としたけどね(笑)
Friend Ship、友達の船?と思って歌詞も検索した。
Friendship=友情なのか、なるほど、英語弱いから(笑)
掛け言葉なんだね。
森山中教習所という映画の主題歌とあったので、そっちも検索してみた。
なるほど、若者2人が出会う話なのか。
曲だけ聴いた時は男女の話かなーと思った。
それぞれ別の方向へ進む、別れの曲ではあるけれど、明るい曲調もあって前向きな別れだ。
いつか明るく友達として再会できるだろう。
もう終わってしまったけど、好きでよく聴いていた月曜のラジオ番組があった。
その番組の人が、『自分が学生の頃、学校になじめなかったりで何もしたくないとき、特に月曜は辛いけど、そういうとき月曜は伊集院さんのラジオがあるからそれを聴くまで生きていよう、と思って過ごしてた。そういう番組が月曜にあることが少しでも辛いと思ってる人達の支えになる。そういう番組にしたい』
うろ覚えだけど、そんなようなことを言っていた。
星野源のオールナイトニッポンは今私にとってそういう番組だ。
いい歳した社会人が、不登校の中学生みたいなことを思っていて、我ながら恥ずかしいけれど、大人だって辛い時は辛い。
そういう一見どうでもいいような事に支えられたりするのだ。
月曜、帰宅して「あー1週間長いなー」と思って、お風呂から上がって髪乾かしたり、洗い物したりしながらオールナイトニッポンを聴く。
時々声出して笑う。
エンディングにFriend Shipが流れ始めて「ううっ、また月曜日なのに3時まで聴いちゃった💧明日は早く寝ないと〜」とか聴きながら思う。
反省〜とか思ってるけどFriend Shipを聴いてるとなんか気持ちが明るくなって「まあいいか」と思える。
これは1週間の船出の曲なのだ。
だからやっぱりFriend Shipが1番好きだ。