昨夜のラジオは鼻声だった。
『また風邪か⁉︎』とドキドキした。ライブ終わって気をゆるめたとたんか?
星野源にハマってまだ3カ月も経たないけど、その間もよく体調を崩しててその度ドキドキする。
実は前から星野源の体調を気にしていた。
嫌いじゃないけど、特別ファンでもない、でも体調はいつも気にしていた。
私の父はある日突然、脳梗塞を発症し、何年も介護状態だった。
その間はいろんなことがあった。
脳の障害はいろんなとこに影響がでる。
人格変わったのか?って思うようなこと、体が思うようにならないこと、
脳というのは本当に人間の根幹なんだなと思い知った。
病院でいろんな患者さんを見た。
脳卒中というくくりでも、脳出血は発症時の致死率は高いけれど、助かれば回復は割と早いし後遺症も少ない。
逆に脳梗塞は致死率は低くてもその後の後遺症が残りやすいことも知った。
それ以来、有名人が頭の病気をする度気になった。それまで特に関心のない人でも。
長嶋元監督も、西城秀樹も、この前小室哲哉がKEIKOの現状を語った記事を見て泣きそうになった。テレビで見ていたら多分泣いた。
若いミュージシャンが突然亡くなったニュースも、全然知らなかった人でも落ち込んだ。
星野源が最初に倒れたのを知ったのはラジオだ。
会社で付けっ放しのJ-WAVEで「心配なニュースが入ってきました」とナビゲーターが話し始めた。
星野源はJ-WAVEお気に入りアーティストだし、当時番組をやっていたから当然ニュースとして取り上げる。
すごくドキドキした。「あれ?確かまだ30そこそこじゃなかったっけ?ほんとなの?」
命には別状ないと言っていたから軽いのか?とは思っても気になって、落ち込んだ。
思ったより早く復帰の情報が入り「本当に軽かったのかー。よかった」と思ったのに
すぐまた再入院のニュース。怖かった。
ファンでもない、ラジオで音楽を聴くくらいなのにドキドキしてた。
今回も 命には別状ないとは言っていたけど、仮にもアーティストがこんな病気になって、楽器は弾けるのか?頭は動くのか?声は出せるのか?くも膜下だっていうから後遺症は少ないと思うけど、こういう仕事の人って支障が出るんじゃないの?
再発後は復帰まで時間がかかった。
こういう病気としては早い復帰だとは思う。
でも一度目よりずっと時間かかってたし、本当に大丈夫なのか?不安だった。
きっと大勢の人が心配しただろう。
それでも本当に後遺症は残らなかったようで、その後はどんどん仕事も増え、はた目には何の問題もないように見えた。ホッとした。
去年オールナイトニッポンが始まって、時々聴くようになると、結構体調崩してるなーと思った。
お腹が弱いのは昔からみたいだけど、番組休むくらいなことがあるのはハラハラした。
聴いてる感じだと、仕事に没頭すると無理してることに気づかなくなっちゃう人みたいだ。
ラジオで『疲れたー』と聴くと落ち着かなかった。
逃げ恥でとうとう沼に落ちてからはますます気になった。
何かある度、たくさんの人が『体調だけは気をつけて下さい』と書いているのを、うんうんと頷きながらハラハラした。
どうしても星野源の体調が気になる。
ハマってから読んだエッセイによれば、闘病はかなり過酷だったそうだし、再発の心配は無いと言われても、やはり気になる。
こんなにブームになって仕事たくさん入ってくれれば、たくさん見れるのは単純に嬉しい。
あんな病気をしても、こんなに回復するんだっていうのが見れるのも嬉しい。
でも、あんまり忙しいとまたどっか悪くするんじゃないかと怖い気持ちがもちろんある。
きっと大勢の人が相変わらず心配してるんだろう。
自分もきっとずっと心配なままなんだろう。
ずっと心配していられるように、いつも元気に笑ってて欲しい。