上川隆也って、やっぱり上手いよねぇ〜……
と言う事で「能面検事」見てます。
テレ東の金曜9時枠ってなかなか手が回らないのですが、上川隆也が変人検事というだけで釣られました。
「問題物件」にハマってた身としてはね！
優秀だが表情ひとつ変えずに職務を全うするためついたあだ名が「能面検事」の不破のもとに、新人事務官の惣領が配属されてくる。
不破に振り回されつつもバディとしてひとつひとつの時間に取り組んでいく…
という、まあよくあるパターンのストーリーではあります。
有能変わり者に新人パートナーが無知でそのまま視聴者に説明係。
刑事物ならもう腐るほど。
時間の内容も2話まではこれといって目新しくもなく、どうしても視聴者目線の新人パートナーがギャーギャー言うだけのバカになってしまうのもお約束。
それでも見れるのはやっぱり上川隆也が上手いからなんですよね。
「能面検事」なので無表情はキープされているのに、何となく感情が伝わるところとか、さすがだなぁと思います。
あとこの人は姿勢がすごく良くて、こういうデフォルメ感のあるキャラのリアルの存在感が素晴らしいんです。
それから、こういう事件物の場合はゲストキャラを見るのが楽しみで。
キャスティングで展開がバレバレだったり、逆に意表をついてきたり、どうくるかワクワクします。
と言う事で2話、ネタバレありで喋りたい！
アパートの1階住人が上の部屋で物音がしたと大家とともに部屋に向かう。
部屋には鍵がかかっておらず、住人の女性とその恋人の刺殺体が。
女性はストーカー被害にあっており、そのストーカーが容疑者として逮捕されるが犯行を否認。
担当検事の不破が警察署に確認すると証拠が一部無くなっていることがわかる。
果たして犯人はストーカーではなく他にいるのか？
第一発見者が前野朋哉、ストーカーが前原滉、警察署の刑事が板尾創路。
うーん、いかにもなありがちキャスティング！笑
登場ごとに「お前かい！」とつっこんじゃいますよ〜。
誰が犯人でもおかしくないのですが、話の展開的に前原滉はないかな。実は真犯人が…というやつでしょう。
じゃあ後の2人のどちらかかー。
第一発見者と刑事、どっちも怪しい〜💦
結局犯人は刑事の板尾創路。
ストーカー殺人と見せかけて、狙われていたのは恋人の男の方。
女癖が悪く、かつて板尾創路の娘が捨てられたのを苦に自殺。
動機は娘の復讐で、住人の女性は巻き込まれただけ。
まあお約束展開で、しかもいかにも怪しく出てきた板尾創路が犯人!
わかりやすい〜❗️笑
だかしかし、まさかまさかの前野朋哉が本当にただの第一発見者とは〜！
序盤で出番終わったし!
やられた〜！絶対なんかあると思ったよー💦
とまあ、こういうのも事件物ドラマのお楽しみですね笑
レギュラーキャラでは総務課長に観月ありさ、同僚事務官に大西流星なのですが、こちらはらまだほぼ空気。
キャストからしておいおい絡んでくるのだと思いますがねー。
あとこれ、大阪地検が舞台なのですよ。
原作ありだから当然なのだろうけど、大阪地検ねー、なんかねー。
ま、現実には不破のように徹底して信念を貫く検事なんていませんね。
と、あれこれいいつつ肩のこらない事件物というのも楽しいものです。
主役が上手いから見やすいよね!
